1956年メルボルンオリンピックの自転車競技
1956年メルボルンオリンピックの自転車競技(1956ねんメルボルンオリンピックのじてんしゃきょうぎ)は1956年に開催されたメルボルンオリンピックの自転車競技の結果を一覧に記したものである。この大会を最後に、団体ロードレースが廃止され、次回の1960年ローマオリンピックからは、チームタイムトライアルとして個人ロードレースとは別の種目として行われることになった。
イタリアのレアンドロ・ファッジンが1000mタイムトライアル、4000m団体追い抜きの二冠を達成。
ロードレース
編集個人ロードレース
編集- 187.7km
順位 | 選手名 | 国・地域 | 記録 |
---|---|---|---|
1 | エルコーレ・バルディーニ | イタリア | 5時間21分17秒 |
2 | アルノー・ジェル | フランス | +1分59秒 |
3 | アラン・ジャクソン | イギリス | 同 |
途中棄権 | 大沢鉄男 | 日本 |
団体ロードレース
編集※個人ロードレースに出場した3名の合計着順を着順点とし、数字の少ない順によって優劣を決める。
順位 | 選手名 | 国・地域 | 着順点 |
---|---|---|---|
1 | アルノー・ジェル モリス・ムシェロー ミシェル・ヴェルミュラン |
フランス | 22 |
2 | アラン・ジャクソン アーサー・ブリテイン ウィリアム・ホームズ |
イギリス | 23 |
3 | ホルスト・テュラー グスタフ=アドルフ・シュル ラインホルト・ポマー |
東西統一ドイツ | 27 |
トラックレース
編集スプリント
編集順位 | 選手名 | 1本目 | 2本目 | 決定戦 | |
---|---|---|---|---|---|
決勝 | 1 | ミシェル・ルソー (FRA) | 11.4 | 11.4 | |
2 | グリエルモ・ペゼンティ (ITA) | ||||
3位決定戦 | 3 | ディック・プルーグ (AUS) | 11.6 | 11.4 | |
4 | ウォーレン・ジョンストン (NZL) |
1000mタイムトライアル
編集順位 | 選手名 | 国・地域 | 記録 |
---|---|---|---|
1 | レアンドロ・ファッジン | イタリア | 五輪新 1分09秒8 |
2 | ラディスラフ・フォウチェク | チェコスロバキア | 1分11秒4 |
3 | アルフレッド・スウィフト | 南アフリカ | 1分11秒6 |
12 | 大沢鉄男 | 日本 | 1分12秒0 |
4000m団体追い抜き
編集順位 | 選手名 | 国・地域 | 記録 |
---|---|---|---|
1 | ヴァレンティーノ・ガスパレッラ アントニオ・ドメニカリ レアンドロ・ファッジン フランコ・ガンディーニ |
イタリア | 4分37秒4 |
2 | ミシェル・ヴェルミュラン ルネ・ビアンキ ジャン・グラチィク ジャン=クロード・ルカント |
フランス | 4分39秒4 |
3 | トム・シンプソン ドナルド・バージェス マイケル・ガンブリル ジョン・ガデス |
イギリス | 4分42秒4 |
タンデムスプリント
編集順位 | 選手名 | 1本目 | 2本目 | 決定戦 | |
---|---|---|---|---|---|
決勝 | 1 | ジョーイ・ブラウン (AUS) アンソニー・マーチャント (AUS) |
10.8 | ||
2 | ラディスラフ・フォウチェク (TCH) ヴァークラフ・マヘク (TCH) |
||||
3位決定戦 | 3 | ジュゼッペ・オニャ (ITA) チェザーレ・ピナレッロ (ITA) |
10.8 | ||
4 | ペーター・ブラザートン (GBR) エリック・トンプソン (GBR) |
各国メダル数
編集順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
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1 | イタリア | 3 | 1 | 1 | 5 |
2 | フランス | 2 | 2 | 0 | 4 |
3 | オーストラリア | 1 | 0 | 1 | 2 |
4 | チェコスロバキア | 0 | 2 | 0 | 2 |
5 | イギリス | 0 | 1 | 2 | 3 |
6 | 東西統一ドイツ | 0 | 0 | 1 | 1 |
南アフリカ | 0 | 0 | 1 | 1 |