黒碕薫

日本の小説家、脚本家 (1969-)

黒碕 薫(くろさき かおる、1969年1月26日 - )は、日本小説家脚本家。旧筆名は黒薫。夫は漫画家和月伸宏[1]日本推理作家協会会員

来歴

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神奈川県横浜市で生まれ、小学生の数年間をブラジルで過ごした帰国子女横浜市立桜丘高等学校桜美林大学文学部中国文学科卒。日揮に入社し、勤務のかたわら執筆した小説『天使たちの惑星』で1994年にデビュー。[2]

1990年代にはボーイズラブ小説の執筆等をしていたが、2000年代以降は主にアニメテレビゲームの脚本を手がけている。

和月とは2歳年上だが和月のデビュー前から親交があり、中国に取材旅行に行った際に和月の印章篆刻し帰国後に和月に贈ったところこれを大変喜び、『るろうに剣心』でデビューして以降、毎回扉絵で必ずこれで落款ようになった。こうした縁で、後に和月と結婚した[注 1]。また2003年連載開始の『武装錬金』以降は和月の漫画作品にストーリー協力として正式にクレジットされ、和月作品を原作とした小説化作品やゲーム脚本なども手掛けている。なお、和月は公式の場では黒碕のことを「黒ちゃん」と呼んでいる。

旧筆名の画数が悪かったらしく、2011年頃より[注 2]筆名を黒から黒に変更している[3]

主な作品

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小説

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  • 天使たちの惑星(ムービック)
  • 背徳の刃(桜桃書房)
  • あやかしの笛(桜桃書房)
  • 仮想の死(桜桃書房)
  • 恋する理由(リーフ出版)
ノベライズ

ストーリー協力

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いずれも和月伸宏の漫画作品。

ジャンプスクエアで連載していたコラム「エンバーミング博物誌[注 3]」も収録。

脚本

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アニメ

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ゲーム

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映画

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脚注

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注釈

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  1. ^ この際、黒碕が「私がいないと駄目な人なのね」と発言したことから、集英社関係者からは「のび太と静香」と称された。
  2. ^ 『ジャンプスクエア』連載の「エンバーミング」では2011年4月発売の5・6月合併号までは黒「崎」を、2011年6月発売の7月号より黒「碕」を使用している。
  3. ^ 博物誌登場人物たちが19世紀末イギリスの社会・風俗を座談会形式で語るというもの。

出典

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  1. ^ 和月伸宏「和月伸宏先生激闘浪漫インタビュー」『オトナファミ』2011年4月号(No.30)エンターブレイン、2011年2月19日発売、64頁
  2. ^ 日本推理作家協会』会員名簿
  3. ^ 黒碕薫『るろうに剣心 銀幕草紙変』2012年9月9日第1刷発行、ISBN 978-4-08-703273-4、表紙そで

関連項目

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外部リンク

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