黒猫と魔女の教室
日本の漫画作品
『黒猫と魔女の教室』(くろねことまじょのきょうしつ)は、金田陽介による日本の漫画。『マガジンポケット』(講談社)にて、2022年3月16日より連載中[2][1]。師弟関係にある魔女見習いと黒猫による「学園ファンタジー」作品[3]。
黒猫と魔女の教室 | |
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ジャンル | |
漫画 | |
作者 | 金田陽介 |
出版社 | 講談社 |
掲載サイト | マガジンポケット |
レーベル | 講談社コミックス |
発表期間 | 2022年3月16日 - |
巻数 | 既刊9巻(2024年11月8日現在) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
あらすじ
編集主人公は、魔法が使えないポンコツの魔女見習いスピカ・ヴァルゴ。1等級魔術師であるクロード・シリウスに憧れ、魔法学校「王立ディアナ魔術校」への合格を夢見ている。魔法学校合格のためには師匠が必要だが、スピカには金もコネもない。しかし、そんな時スピカの前に人語を駆使し魔法を使う呪いにかかった黒猫が現れる。魔術を学びたいスピカと呪いをときたい黒猫の思惑は一致。師弟関係を結び王立ディアナ魔術校への合格を目指す。
登場人物
編集主人公
編集声の項は4巻発売時に公開されたPVの声優。
- スピカ・ヴァルゴ
- 声 - 本渡楓[4]
- 本作の主人公[5]。
- 星座はおとめ座[6]。身長は156センチメートル[6]。血液型はO型[6]。誕生日は8月23日[6]。単行本1巻の時点での年齢は14歳[7]。
- 実家は農家で、4男2女の大家族[6]。
- クロードに憧れ、魔法を覚えようと独学で頑張っていた[6]。
- 魔法が使えないまま、ディアナ校の入学試験まで1年を切って悩んでいたとき、元人間の魔術師の猫と出会い、魔法の師匠になってもらうことを頼む[8]。
- 何も魔法が使えないと思っていたが、どの魔法特性にも該当しない[9]「再生魔法」が使えることが判明した[10]。
- クロードの特訓もあり入学試験に合格し[11]、クロードのカヴン(クラス)になる[12]。
- クロード・シリウス
- 星座はいて座[13]。身長は178センチメートル[13]。血液型はA型[13]。誕生日は12月21日[13]。単行本1巻の時点での年齢は21歳[13]。
- 16歳で1等級魔術師になり、ディアナ校の高等部を飛び級で卒業した元天才魔術師[13]。17歳で教授に選任されるも、「輪廻の呪い」[10]で猫になったことで僅か1年程で行方不明となり落ちぶれた[13]。
- ディアナ校への入学を目指すスピカと出会い、彼女が猫の姿のクロードの言葉を理解し、何でもすると言ったことから、彼女の師匠になる[14]。
- スピカが魔力を肛門から注入したことで呪いが解け[15][16]、師匠を辞めようとしたが、彼女のレベル不足から、すぐに猫の姿に戻ってしまった[17]。1等級魔術師になるというスピカの夢と、「輪廻の呪い」の解除を目指すクロードの利害の一致から先生として3年間つきっきりで特訓をすることになる[18]。
- 一時的ながら人間に戻ることができるようになったので、ディアナ校の教授に復帰するが、失踪したという噂から生徒たちから不信感を抱かれていることから[19]、担当するカヴン(クラス)の生徒を全員卒業させるという試練を課される[20]。
王立ディアナ魔術校関係者
編集教師
編集クロードカヴン
編集クロードが担任を務めるクラスであり、スピカの所属するクラスでもある。
- アリア・アクエリアス
- スピカのクラスメート[23]。彼女の友達であり、入学のための実技試験のもう1人の合格者[11]。誕生日は1月20日。
- イオ・トーラス
- スピカのクラスメート[24]。
- アストレア・ライブラ
- スピカのクラスメートで[24]、教頭であるジャスティス・ライブラの息子[25]。
- カストル・ジェミニ
- スピカのクラスメート[24]。ポルックス・ジェミニの双子の兄[26]。魔法特性は光魔法である、双子座魔法(ジェミニマジック)[26]。
- ポルックス・ジェミニ
- スピカのクラスメート[24]。カストル・ジェミニの双子の妹[26]。魔法特性は光魔法である、双子座魔法(ジェミニマジック)[26]。
- レオ・レグルス
- スピカのクラスメート[24]。
- カペラ・カプリコーン
- スピカのクラスメート[27]。
- ユゥ・アリーズ
- スピカのクラスメート[27]。
- メロウ・パイシーズ
- スピカのクラスメート[27]。
- キロン・サジタリアス・アラディア
- スピカのクラスメート[23]。
- タルフ・キャンサー
- スピカのクラスメート[23]。
- ハナ・サソリジョウ
- スピカのクラスメート[23]。
用語
編集アラディア王国関連
編集- アラディア王国(アラディアおうこく)
- 作品世界に登場する王国。同国の観光名所の1つである「とんがり帽子の世界樹」の根元のトンネルを抜けた先に王立ディアナ魔術校は存在する[28]。
- 王立ディアナ魔術校(おうりつディアナまじゅつこう)
- 作品世界における最難関の魔法学校[29]。約1,000年前に始祖の魔女「セレネ」によって創設された[30]。
- 生徒数は中等部と高等部を合わせて600人を超える[30]。
- カヴン
- ディアナ校におけるクラスのこと[31]。
- ディアナ校では12人の生徒と1人の教師で1つのカヴンを作り、3年間勉学と寝食を共にする[31]。
魔法関連
編集書誌情報
編集- 金田陽介『黒猫と魔女の教室』講談社〈講談社コミックス〉、既刊9巻(2024年11月8日現在)
- 2022年7月8日発行[34](同日発売[26][3])、ISBN 978-4-06-528426-1
- 2022年9月9日発行[35](同日発売[36])、ISBN 978-4-06-529087-3
- 2022年12月9日発売[37]、ISBN 978-4-06-529951-7
- 2023年3月9日発売[38][4]、ISBN 978-4-06-530917-9
- 2023年7月7日発売[39][4]、ISBN 978-4-06-532168-3
- 2023年11月9日発売[40]、ISBN 978-4-06-533155-2
- 2024年3月8日発売[41]、ISBN 978-4-06-534859-8
- 2024年7月9日発売[42]、ISBN 978-4-06-536116-0
- 2024年11月8日発売[43]、ISBN 978-4-06-537038-4
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “ポンコツ魔女×エリート黒猫の魔法学園ファンタジー、金田陽介の新連載がマガポケで”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年3月16日). 2022年8月14日閲覧。
- ^ 金田陽介 (2022年3月16日). “【1限目】黒猫とスピカ”. マガポケ. 黒猫と魔女の教室. 講談社. 2022年8月13日閲覧。
- ^ a b “魔女見習いの少女と元魔術師の黒猫が師弟関係に、金田陽介「黒猫と魔女の教室」1巻”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年7月8日). 2022年8月14日閲覧。
- ^ a b c “『黒猫と魔女の教室』4巻発売でPV公開 スピカ・ヴァルゴ役は本渡楓”. ORICON NEWS (2023年3月9日). 2023年3月9日閲覧。
- ^ “ポンコツ美少女がかわいすぎる! 『黒猫と魔女の教室』“パンドラの箱”と呼ばれる教室の魔術師たち”. マガポケベース. 講談社 (2022年7月13日). 2022年8月13日閲覧。
- ^ a b c d e f 単行本1巻, p. 202.
- ^ 単行本1巻, p. 80.
- ^ 単行本1巻, pp. 13–16.
- ^ 単行本1巻, p. 86.
- ^ a b 単行本1巻, p. 44.
- ^ a b 単行本1巻, p. 145.
- ^ 単行本1巻, pp. 188–189.
- ^ a b c d e f g 単行本1巻, p. 203.
- ^ 単行本1巻, p. 18.
- ^ 単行本1巻, pp. 47–48.
- ^ 単行本1巻, p. 62.
- ^ 単行本1巻, pp. 73–75.
- ^ 単行本1巻, pp. 75–77.
- ^ 単行本1巻, p. 190.
- ^ 単行本1巻, p. 193.
- ^ 単行本1巻, p. 141.
- ^ 単行本1巻, pp. 159–162.
- ^ a b c d 単行本1巻, p. 192.
- ^ a b c d e 単行本1巻, p. 188.
- ^ 単行本1巻, p. 169.
- ^ a b c d e “黒猫と魔女の教室 (1)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月13日閲覧。
- ^ a b c 単行本1巻, p. 191.
- ^ 単行本1巻, pp. 152–154.
- ^ 単行本1巻, p. 17.
- ^ a b 単行本1巻, p. 154.
- ^ a b 単行本1巻, p. 166.
- ^ a b 単行本1巻, p. 83.
- ^ 単行本1巻, p. 84.
- ^ 単行本1巻, p. 207.
- ^ 単行本2巻, p. 192.
- ^ “黒猫と魔女の教室 (2)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年9月11日閲覧。
- ^ “黒猫と魔女の教室 (3)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年12月10日閲覧。
- ^ “黒猫と魔女の教室 (4)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年3月9日閲覧。
- ^ “黒猫と魔女の教室 (5)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年7月7日閲覧。
- ^ “黒猫と魔女の教室 (6)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年11月9日閲覧。
- ^ “黒猫と魔女の教室 (7)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年3月8日閲覧。
- ^ “黒猫と魔女の教室 (8)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年7月10日閲覧。
- ^ “黒猫と魔女の教室 (9)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年11月8日閲覧。
参考文献
編集- 金田陽介『黒猫と魔女の教室』 1巻、講談社〈マガジンポケット〉、2022年7月8日。ISBN 978-4-06-528426-1。
- 金田陽介『黒猫と魔女の教室』 2巻、講談社〈マガジンポケット〉、2022年9月9日。ISBN 978-4-06-529087-3。
外部リンク
編集- 黒猫と魔女の教室 - マガジンポケット
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