黒松駅 (宮城県)

宮城県仙台市泉区にある仙台市地下鉄の駅

黒松駅(くろまつえき)は、宮城県仙台市泉区旭丘堤二丁目にある仙台市地下鉄南北線である。駅番号はN03。副駅名は「平和住宅情報センター本店前」(令和7年3月31日まで)。

黒松駅
黒松駅外観(2005年5月)
くろまつ
Kuromatsu
(平和住宅情報センター本店前)
N02 八乙女 (1.3 km)
(0.8 km) 旭ヶ丘 N04
地図
所在地 仙台市泉区旭丘堤二丁目22-1
北緯38度18分12.03秒 東経140度53分11.34秒 / 北緯38.3033417度 東経140.8864833度 / 38.3033417; 140.8864833座標: 北緯38度18分12.03秒 東経140度53分11.34秒 / 北緯38.3033417度 東経140.8864833度 / 38.3033417; 140.8864833
駅番号 N03
所属事業者 仙台市交通局仙台市地下鉄
所属路線 南北線
キロ程 2.5 km(泉中央起点)
駅構造 地上駅半地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
4,002人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1987年(昭和62年)7月15日
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歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅である。出口は北側に1箇所ある。当駅は、両側を台地にはさまれ、北に口を開いた細長い袋状の谷の底にある。駅舎は谷に蓋をするように作られたので、東西からは谷と見てとることが難しい。駅前は谷にさしかけた橋なのだが、橋と感じられない広さを持つ。よって、周囲から見ると黒松駅のホームは地下にあるとしか思えないが、原地形からするとホームが1階で、出入口が高架部にあたる。当駅から泉中央駅までは地上区間であり、この駅の南で地下区間となる。

黒松駅は、開業時唯一エレベーターが設置されていなかったが、後に設置された。

のりば
1 南北線 仙台長町富沢方面
2 泉中央方面

利用状況

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乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員
2002 3,816
2003 3,796
2004 3,869
2005 3,868
2006 3,834
2007 3,883
2008 3,799
2009 3,709
2010 3,574
2011 3,261
2012 3,832
2013 3,920
2014 3,926
2015 3,987
2016 4,118
2017 4,203
2018 4,242
2019 4,274
2020 3,617
2021 3,758
2022 4,002
  • 2022年度(令和4年度)
    • 1日平均乗車人数:4,002人[3]
一日平均乗車人員(単位:人/日)

駅周辺

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駅は青葉区との境界近くにあり、周囲は七北田丘陵上に開発された住宅地となっている。駅名は、1962年(昭和37年)に入居が開始された宮城郡泉町(現・仙台市泉区)で最初の大型住宅団地「黒松」[4]に由来しており、同団地は駅の北西側、国道4号(旧奥州街道、現県道仙台泉線)に沿って、七北田川水系仙台川の右岸(東岸)の丘陵上に造成された。

駅舎の西に隣あわせで黒松市民センターがある。東には生協の店舗があるが、他に商店はない。北東に真美沢堤というため池があり、線路はこの池の上を高架で越える。真美沢公園は、この池を見下ろす東の丘にあり、公園内と池の畔からは池の上を走る列車が見える。

バス路線

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黒松駅は地下鉄とバスの乗継を想定した駅ではないが、当駅から南東方面に「旭丘堤二丁目」停留所、北西方面に「黒松一丁目」停留所がある。

隣の駅

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仙台市地下鉄
南北線
八乙女駅 (N02) - 黒松駅 (N03) - 旭ヶ丘駅 (N04)

脚注

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  1. ^ “仙台市営地下鉄 全駅にエレベーター設置”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1994年2月19日) 
  2. ^ イクスカ出発進行 仙台市地下鉄で利用始まる 河北新報(2014年12月7日)
  3. ^ 仙台市地下鉄 駅別乗車人員の推移(令和4年度) - 仙台市交通局
  4. ^ 泉なつかし写真館―第9回 泉の団地(仙台市泉区)

関連項目

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外部リンク

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