黒川 (富山県)
黒川(くろかわ)は、神通川水系熊野川の支流。延長は7.85km[1]。
黒川 | |
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水系 | 一級水系 神通川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 7.85 km |
水源 | 桧峠 |
水源の標高 | 596 m |
河口・合流先 | 熊野川 |
流域 | 富山県 |
特徴
編集同じく神通川水系の長棟川との分水嶺である桧峠付近を源流として、北側へと下っていく。中流では小規模な谷底平野を形成しており、両岸には地滑り地形が点在する。下流で糊ヶ原川を合わせた後、富山平野部に出て間もなく熊野川に合流する。
地質
編集黒川沿いでは、猪谷層が主に分布する、これらの地層は氾濫原を伴う砂質の河川に堤防の決壊でもたらされた小さな流路が発達したことを示す[2]。
生態
編集アユやイワナなどが生息している。
サクラマスが砂防堤防やゴミかだったことにより川を遡上できなくなることが確認されたことから、地元ボランティア組織によってゴミ拾いや手作り魚道が整備された[3]。
集落
編集川沿いに下流から東福沢、牧野、大山布目、日尾、馬瀬、瀬戸、石渕、下双嶺、折谷、小坂、大清水の集落が立地している。
東福沢を除くといずれも山村であり、高度経済成長期以降は過疎化が進んだ。
観光
編集地理
編集支流
編集脚注
編集- ^ 神通川右岸整備計画
- ^ 松川正樹, 福井真木子, 小河佑太力 ほか, 「富山-岐阜県境に分布する神通層群の堆積環境と堆積盆地の発達」『地質学雑誌』 120巻 6号 2014年 p.201-217, 日本地質学会, doi:10.5575/geosoc.2014.0013
- ^ 富山市水辺を綺麗にする会の取り組み
参考文献
編集- 富山大百科事典(北日本新聞)