黒島 (岡山県)
岡山県瀬戸内市にある島
黒島(くろしま)は岡山県瀬戸内市にある島。牛窓諸島の一島である[1]。古称はムクロ島[1]。
黒島 | |
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牛窓オリーブ園から望む黒島 右に中ノ小島・端ノ小島、百尋礁。 | |
所在地 | 日本 岡山県瀬戸内市 |
所在海域 | 瀬戸内海 |
座標 | 北緯34度35分55秒 東経134度09分37秒 / 北緯34.59861度 東経134.16028度 |
面積 | 0.1 km² |
海岸線長 | 1.6 km |
最高標高 | 32.7 m |
プロジェクト 地形 |
概要
編集前島の南西約400mにある島で、西に中ノ小島、端ノ小島、百尋礁と続く。このうち黒島と中ノ小島、そして端ノ小島は干潮のとき砂州が現れて陸続きになる[1]。砂州を見学するツアーが存在する他、季節には牛窓港から専用船が出て潮干狩りができる。中央部からは貝塚や前方後円墳の黒島古墳が見つかっている。 黒島古墳は後円部の半径が40m、長さが70mほどあり4~5世紀のもの。仲哀天皇の墓だという言い伝えもあるが定かではない。岡山県はこの黒島、倉敷市の六口島、笠岡市の梶子島と3つの島を青少年の島として指定。多くの青少年を受け入れている[2]。
かつては有人島であり、1970年代には人口30人を数え、島内には小型船の造船所もあった[3]。しかし、電気は自家発電で、水道は井戸水を使用していた[3]。2018年(平成30年)に無人化した[3]。
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黒島ヴィーナスロード
交通
編集定期航路は存在しない。牛窓港または前島などからチャーター船(約10分)を利用する必要がある[2]。島民は自家用船を使用している[3]。
脚注
編集- ^ a b c 中島茂, 青山法子, 横田由美子, 郭芳「岡山県牛窓町における地域産業の現状と課題」『山陽論叢』第11巻、学校法人山陽学園 山陽学園大学・山陽学園短期大学、2004年、21-38頁、doi:10.24598/sanyor.11.0_21、ISSN 13410350、CRID 1390564238049611520。
- ^ a b “黒島(くろしま)”. nihonshima.net. 2020年4月25日閲覧。
- ^ a b c d 公益財団法人日本離島センター『日本の島ガイド SHIMADAS(シマダス)』公益財団法人日本離島センター、2019年、365-366頁。ISBN 9784931230385。