魚津警察署
富山県魚津市にある警察署
魚津警察署(うおづけいさつしょ)は、富山県警察が管轄する警察署の一つである。魚津市の全域を管轄している。識別章所属表示はUZ。
富山県魚津警察署 | |
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都道府県警察 | 富山県警察 |
管轄区域 | 魚津市 |
課数 | 7 |
交番数 | 3 |
駐在所数 | 1 |
所在地 |
〒937-0805 富山県魚津市本江1000番地 |
位置 | 北緯36度49分4.4秒 東経137度24分36.16秒 / 北緯36.817889度 東経137.4100444度座標: 北緯36度49分4.4秒 東経137度24分36.16秒 / 北緯36.817889度 東経137.4100444度 |
外部リンク | 富山県魚津警察署 |
所在地
編集組織
編集沿革
編集- 1871年(明治4年) - 新川県庁の魚津への設置を機に、魚津に県内で初めて邏卒(現在の巡査に相当)が配置される[1]。屯所を大町の住宅に設置した[2]。
- 1875年(明治8年)8月 - 魚津に警察掛出張所が常泉寺内の支坊である紹陽院に設置される[1][3][2]。
- 1877年(明治10年)9月19日[3] - 魚津警察署に改称。当時は石川県[注 1]のうち下新川郡全体と上新川郡の一部(現在の中新川郡に相当)を管轄する警察署で、当時は泊、入善、境、三日市、生地、滑川、上市、水橋に分署があった。当時の建物は神明町神明社内の神官宅にあった[1]。
- 1880年(明治13年)6月 - 荒町から大町(現・本町)の新庁舎に移転[4][1]。
- 1915年(大正4年) - 庁舎を新築[1]。
- 1963年(昭和38年)9月 - 現庁舎の新築工事に着手[5]。
- 1964年(昭和39年)3月30日 - 現庁舎(鉄筋3階建て、延床面積955m2、総工費2,500万円)の完成式[6][5]。旧警察署庁舎はその後魚津市教育委員会事務局、社会福祉事務所、水道課が1965年5月20日に魚津市立西部中学校旧図書館に移転するまで使用した後に解体され、跡地に職業安定所が建設された[7]。
- 1988年(昭和63年)11月10日 - 新館を増築[6][8]。
- 2024年(令和6年)7月1日 - 入善警察署、黒部警察署とのブロック運用(新川東エリア)が導入され、署長、副署長、次長を除く警察官による3署兼務体制に移行[9]。
交番
編集- 魚津中央交番(魚津市中央通り一丁目)
- 魚津駅前交番(魚津市釈迦堂一丁目)
- 桃山公園前交番(魚津市大海寺新)
※かつて、川原交番や天神交番などもあった。
警察官駐在所
編集- 経田警察官駐在所(魚津市経田西町)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e 『魚津市史 下巻 近代のひかり』(1972年3月25日、魚津市役所発行)58 - 59頁「2 警察署」より。
- ^ a b 『本江郷土史』(2021年11月15日、本江地区振興会発行)119頁。
- ^ a b 『目で見る 魚津・黒部・下新川の100年』(1993年7月24日、郷土出版社発行)160頁。
- ^ 『ふるさとの想い出 写真集 明治 大正 昭和 魚津』(1980年11月25日、国書刊行会発行)26ページ『明治の魚津警察署』。
- ^ a b 『北日本新聞』1964年3月20日付朝刊9面『30日に完工式 魚津警察署庁舎』より。
- ^ a b 『うおづ便利帳』(2012年4月、魚津市役所発行)16 - 17頁「市制60周年のあゆみ」より。
- ^ 『魚津市広報』第226号(1965年6月1日、魚津市役所発行)1頁『教育委員会など移転ご案内』より。
- ^ 『広報うおづ』1989年1月号(No.518、魚津市役所発行)17頁。
- ^ 署員の複数兼務、全県に 富山県警が7月「ブロック運用」4エリアで事件、災害で相互派遣 - 富山新聞・2024年6月21日