髙橋寛
日本の知的財産学者
髙橋 寛(たかはし ひろし)は、日本の知的財産学者、国際著作権・新領域法学者。大阪工業大学知的財産専門職大学院教授。公共政策学修士(ハーバード大学HKS)。元文化庁著作権課係長・専門員。元外務省在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官(WIPO・WTO担当)。元総務省日本学術会議学術課長。
主な専門は、知的財産法・著作権法、国際著作権(特にアメリカ・ドイツ・フランス)・パブリシティ権、新領域法学・公共政策学 [1][2][3]。
略歴
編集1982年東京大学法学部卒業。文部省(現:文部科学省)入省。著作権に関わる国際交渉、条約の作成、それらを踏まえた法案づくり、国会審議への対応などに携わる。1987年ハーバード大学ケネディ行政学大学院(HKS)公共政策学修士課程修了、公共政策学修士(ハーバード大学)。
文化庁文化部著作権課企画係長・専門員を経て、1994年外務省在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官(WIPO・WTO担当)[4]。新著作権条約の作成・採択について、準備段階から外交会議まで関わる。1997年総務省日本学術会議学術課長。
2004年名古屋大学先端技術共同研究センター教授を経て、2006年より大阪工業大学知的財産専門職大学院知的財産研究科教授。
知的財産学の対外啓蒙活動として、フジテレビオンデマンド報道番組「あしたのコンパス」に著作権法専門家としての出演(テーマ:出版界に続く著作権トラブル、2015年10月30日)や毎日放送(MBS)の報道番組「VOICE」の特集「海賊版DVD野放しの実態」に著作権法の専門家として出演(2009年9月29日)している。また、大阪府教育センター主催「小中高校・支援学校10年経験者研修」2012で、著作権法講義の講師も担当[5]。