高田孝一
高田 孝一(たかだ こういち、1998年6月3日 - )は、神奈川県綾瀬市出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
2021年7月28日 ヤクルト戸田球場 | |
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 神奈川県綾瀬市 |
生年月日 | 1998年6月3日(26歳) |
身長 体重 |
183 cm 91 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2020年 ドラフト2位 |
初出場 | 2021年6月26日 |
最終出場 | 2024年9月22日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入り前
編集綾瀬市立綾北小学校2年の時に野球を始める[1]。
平塚学園高等学校では1年夏に控え投手としてベンチ入りし、秋からはエースの座を掴んだ。秋は関東大会8強、夏は県大会5回戦敗退が最高で、甲子園出場経験はなかった。
法政大学では2年春からリーグ戦に出場する[1]。大学時代の通算成績は31試合に登板し、7勝3敗、防御率3.22[1]。
2020年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議において、東北楽天から2位指名を受け、11月22日に契約金7000万円、年俸1000万円(推定)で仮契約した[2]。背番号は29。
楽天時代
編集2021年6月26日、本拠地楽天生命パーク宮城における対福岡ソフトバンクホークス10回戦で一軍でのプロ初登板、初先発を果たしたが、柳田悠岐の左前打を島内宏明が処理を誤る間に1点を失い、真砂勇介に頭部死球を与え、16球、2/3回で危険球退場処分となった[3]。一軍初登板で危険球退場は2015年の風張蓮以来史上4人目、初登板初先発としては2人目で、パシフィック・リーグでは初の事例となった[4]。イースタン・リーグではリーグ最多の95奪三振を記録した[5]。
2022年シーズンも2試合の登板(1先発)で未勝利に終わったものの、イースタン・リーグでは5月度ファーム月間MVPに選出されるなど[6]、最優秀防御率(2.25)、最多勝(11勝)、最高勝率(.846)の投手タイトル3冠を獲得し[7]、スポンサー表彰ではサンケイスポーツ選定の優秀投手賞、スポーツニッポン選定の新人賞も受賞した[8]。
2024年、9月22日のソフトバンク戦で体調不良で登板を回避した内星龍の代替選手として2年ぶりの先発登板を果たしたが、2回6失点の乱調でプロ初黒星を喫した[9]。以降は一軍での登板機会はなく、9月27日に登録を抹消された[10]。この年の最終的な成績は5試合の登板で防御率6.97で[11]、プロ4年間で未勝利に終わり、10月5日に球団より戦力外通告を受けた[12]。11月14日に開催された12球団合同トライアウトに参加するも獲得のオファーは無く、同月25日に現役引退を表明した[13]。
現役引退後
編集選手としての特徴
編集詳細情報
編集年度別投手成績
編集年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2021 | 楽天 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 28 | 6.2 | 6 | 1 | 1 | 0 | 1 | 6 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1.35 | 1.05 |
2022 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 30 | 6.1 | 8 | 2 | 4 | 0 | 0 | 9 | 0 | 0 | 5 | 5 | 7.11 | 1.89 | |
2023 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 44 | 9.2 | 14 | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 2 | 0 | 4 | 2 | 1.86 | 1.66 | |
2024 | 5 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 45 | 10.1 | 13 | 2 | 3 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 8 | 8 | 6.97 | 1.55 | |
通算:4年 | 17 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 147 | 33.0 | 41 | 5 | 10 | 0 | 1 | 25 | 2 | 0 | 19 | 16 | 4.36 | 1.55 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2021 | 楽天 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
2022 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
2023 | 7 | 1 | 3 | 1 | 0 | .800 | |
2024 | 5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
通算 | 17 | 1 | 4 | 1 | 0 | .833 |
- 2024年度シーズン終了時
記録
編集- 初記録
- 初登板・初先発登板:2021年6月26日、対福岡ソフトバンクホークス10回戦(楽天生命パーク宮城)、2/3回1失点(自責点0)で勝敗つかず
- 初奪三振:2021年7月5日、対千葉ロッテマリーンズ15回戦(ZOZOマリンスタジアム)、7回裏にレオネス・マーティンから空振り三振
背番号
編集- 29(2021年 - 2024年)
登場曲
編集- 「情熱のうた」カラーボトル(2021年 - )
脚注
編集- ^ a b c d 「楽天新人自主トレ初日 ドラ2高田孝「全員に負けたくなかった」シャトルランで堂々トップ」『スポーツニッポン』2021年1月11日。2021年1月31日閲覧。
- ^ 「【楽天】ドラ2の法大・高田孝一 “オリ由伸流”「逆立ち&ブリッジ」トレで急成長」『スポーツ報知』2020年11月23日。2021年2月7日閲覧。
- ^ 「プロ初登板の楽天ドラ2高田孝一が危険球退場 1回途中わずか16球」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2021年6月26日。2021年6月26日閲覧。
- ^ 「【データ】楽天高田孝一、初登板で危険球退場はヤクルト風張以来4人目」『日刊スポーツ』2021年6月26日。2021年6月26日閲覧。
- ^ 「【楽天】高田孝一、初の契約更改は50万減 来季は「ローテを勝ち取れるように」」『スポーツ報知』2021年11月21日。2024年6月28日閲覧。
- ^ 「高田孝一選手が5月度「スカパー!ファーム月間MVP賞」を受賞!」『東北楽天ゴールデンイーグルス』。2023年2月21日閲覧。
- ^ 2022年度 ファーム成績 NPB (2022年10月28日閲覧)
- ^ 「イースタン・リーグ表彰 | 2022年 表彰選手」『NPB.jp 日本野球機構』。2023年11月28日閲覧。
- ^ 「【楽天】逆転CSへ痛い3連敗…2年ぶり先発の高田孝一は2回6失点」『スポーツ報知』2024年9月23日。2024年10月17日閲覧。
- ^ 「【楽天】打率好調のソフトバンクに失点した高田孝一と西垣雅矢が登録抹消」『Yahoo!ニュース』2024年9月27日。2024年10月17日閲覧。
- ^ 「高校時代、東海大相模を破った怪腕が26歳で戦力外…一軍最後の登板は2回6失点」『高校野球ドットコム』2024年10月5日。2024年10月17日閲覧。
- ^ 「【楽天】高田孝一ら4選手に戦力外通告」『スポーツ報知』2024年10月5日。2024年10月17日閲覧。
- ^ a b “楽天戦力外の高田が現役引退 トライアウト参加もオファーなく「やれることはやった。悔いはない」”. スポニチアネックス. (2024年11月26日) 2024年11月26日閲覧。
- ^ 「球団別指名選手 楽天」『サンスポ.com』。2021年2月7日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 個人年度別成績 高田孝一 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 29 高田 孝一 選手名鑑 - 東北楽天ゴールデンイーグルスオフィシャルサイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 高田孝一 (@takada_koichi29) - Instagram