高田ありさ

日本のバレーボール選手

高田 ありさ(たかだ ありさ、1987年2月17日 - )は、日本の元女子バレーボール選手。

高田 ありさ
Arisa Takada
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1987-02-17) 1987年2月17日(37歳)
出身地 日本の旗 長崎県長崎市
ラテン文字 Arisa Takada
身長 176cm
体重 68kg
血液型 A型
選手情報
愛称 サリ、アリサ
ポジション OH
指高 223cm
利き手
スパイク 285cm
ブロック 278cm
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来歴

長崎県長崎市出身。母親がママさんバレーをしていた影響で小学3年よりバレーボールを始める。

九州文化学園高校では、センタープレーヤーとして春高バレーインターハイ国体の高校3冠達成の原動力として貢献、2004年アジアジュニア選手権準優勝、世界ジュニア選手権を経験した。

2005年4月、Vリーグ東レアローズに入団。同期に木村沙織佐藤美耶がいる。当初はセンターとして入団したが、身長がない為にセンターを断念。ライトプレーヤーに転向した。主に後衛での守備固めや苦しい場面での起用で流れを変えるスーパーサブの活躍を見せ、2007/08シーズンから2009/10シーズンにかけてのVプレミアリーグで3連覇を果たした。2010年V・サマーリーグ、近畿総合選手権大会でMVPを受賞した。

2011-12Vプレミアリーグはレフトポジション(木村沙織の対角)のレギュラーとして、安定したサーブレシーブでチーム優勝に大きく貢献した。同シーズンMVPを獲得した荒木絵里香も「ありさのおかげで勝てた」と謝意を述べている[1]。2012年4月のAVCアジアクラブ選手権でもチーム準優勝に大きく貢献し、自らもベストスコアラーに輝いた[2]

2014年4月、全日本代表に初選出され[3]、翌月のモントルーバレーマスターズで全日本デビューを果たした[4]

2015年2月7日の対デンソー戦に出場し、通算出場試合数が230試合となり、Vリーグ栄誉賞の受賞資格を得た[5]

2016年5月30日、現役引退を発表した[6]。引退後は社業に専念する[7]

球歴

所属チーム

受賞歴

  • 2010年 - V・サマーリーグ MVP
  • 2010年 - 第52回近畿総合選手権 MVP
  • 2011年 - 第53回近畿総合選手権 敢闘賞
  • 2012年 - AVCアジアクラブ選手権 ベストスコアラー
  • 2014年 - 第63回黒鷲旗大会 ベスト6
  • 2015年 - Vリーグ栄誉賞(長期活躍選手)

個人成績

Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[8]

シーズン 所属 出場 アタック ブロック サーブ レセプション 総得点 備考
試合 セット 打数 得点 決定率 効果率 決定 /set 打数 エース 得点率 効果率 受数 成功率
2005/06 東レ 3 4 0 0 0.0% % 0 0.00 5 0 0.0% 5.0% 1 100% 0
2006/07 27 75 343 124 36.2% % 12 0.16 129 4 3.10% 7.4% 221 66.1% 140
2007/08 26 48 30 13 43.3% % 0 0.00 82 1 1.22% 10.4% 54 59.3% 14
2008/09 27 79 54 19 35.2% % 2 0.03 136 3 2.21% 9.1% 132 65.2% 24
2009/10 28 68 49 19 38.8% % 1 0.01 110 3 2.73% 11.0% 108 58.3% 23
2010/11 26 95 153 64 41.8% % 7 0.07 207 4 1.93% 7.5% 193 64.2% 75
2011/12 21 80 534 203 38.0% % 29 0.36 352 16 4.55% 13.6% 606 66.0% 248
2012/13 28 101 705 261 37.0% % 18 0.18 365 8 2.19% 7.9% 624 65.9% 287
2013/14 28 118 928 373 40.2% % 23 0.19 480 24 5.00% 14.8% 946 63.8% 420
2014/15 21 81 684 240 35.1% % 19 0.23 251 2 0.80% 8.2% 527 65.8% 261
2015/16 21 72 489 174 35.6% % 14 0.19 268 10 3.73% 12.0% 574 61.3% 198
通算 256 821 3969 1490 37.5% % 125 0.15 2385 75 3.14% 10.9% 3986 64.4% 1690

脚注

  1. ^ yahoo - sportsnavi. “エースの木村沙織を支えた東レ優勝の影の立役者=女子バレー (2/2) 高田ありさの成長と手にした自信”. 2012年3月29日閲覧。
  2. ^ AVC. “Individual Awards”. 2012年5月2日閲覧。
  3. ^ 日本バレーボール協会. “2014全日本女子”. 2014年4月17日閲覧。
  4. ^ FIVB. “Live score”. 2014年5月29日閲覧。
  5. ^ Vリーグ機構. “東レアローズ 高田ありさ選手 Vリーグ出場通算230試合出場について”. 2015年2月7日閲覧。
  6. ^ 東レ・アローズ女子バレーボール部. “高田ありさ選手の勇退について”. 2016年5月31日閲覧。
  7. ^ 【バレー】女子元日本代表の東レ・高田が現役引退”. スポーツ報知 (2016年5月30日). 2016年5月30日閲覧。
  8. ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2016年1月26日閲覧。

外部リンク