高橋重雄
日本の国土交通技官
高橋 重雄(たかはし しげお、1951年 - )は、日本の国土交通技官、工学博士。元港湾空港技術研究所理事長。海岸工学や防災の権威として知られ、米国土木学会国際海岸工学賞などを受賞した。
人物・経歴
編集岐阜県出身。1973年名古屋大学工学部土木工学科卒業、運輸省入省[1]、港湾技術研究所研究官。1984年港湾技術研究所波エネルギー研究室長[2]。1988年港湾技術研究所水工部耐波研究室長、工学博士。2001年港湾技術研究所海洋・水工部長。2005年港湾空港技術研究所研究主監兼津波防災研究センター長[3]。2011年港湾空港技術研究所理事長[4]。2016年沿岸技術研究センター理事長[1]、港湾空港技術研究所顧問[2]。津波研究を行い海岸工学や防災の権威として土木工学の発展に大きな貢献をしたとして、2017年には日本人として初めてホセ・エントレカナーレス・イバラ財団の土木工学賞を受賞し、マドリード工科大学でのフェリペ6世からの授賞式には水上正史駐スペイン特命全権大使らも列席した[4]。
受賞
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ a b 【東日本大震災から10年】3・11を伝えるー元港湾空港技術研究所理事長・高橋重雄氏日刊建設工業新聞ブログ3月 03, 2021
- ^ a b 高橋 重雄 顧問(元 港湾空港技術研究所理事長)が日本人で初めて スペインの財団より「土木工学賞」を授与、授賞式が開催されます港湾空港技術研究所
- ^ 港から防災を考える講演会国土交通省
- ^ a b c 元港湾空港技研理事長・高橋重雄氏/スペイン財団の土木工学賞受賞/日本人初日刊建設工業新聞2017年3月9日1面
- ^ a b c d e f g 高橋 重雄 タカハシ シゲオ (Shigeo Takahashi)/researchmap
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