高岡警察署 (富山県)
富山県高岡市にある警察署
高岡警察署(たかおかけいさつしょ)は、富山県警察が管轄する警察署のひとつである。識別章所属表示はTAである。
富山県高岡警察署 | |
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都道府県警察 | 富山県警察 |
管轄区域 |
高岡市の一部 (牧野地区を除く) |
課数 | 8[1] |
交番数 | 12 |
駐在所数 | 5 |
所在地 |
〒933-0911 富山県高岡市あわら町1番5号 |
位置 | 北緯36度45分14.77秒 東経137度1分15.36秒 / 北緯36.7541028度 東経137.0209333度座標: 北緯36度45分14.77秒 東経137度1分15.36秒 / 北緯36.7541028度 東経137.0209333度 |
外部リンク | 富山県高岡警察署 |
所在地
編集管轄区域
編集- 高岡市の一部(牧野地区を除く)
沿革
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- 1875年8月 - 高岡に警察掛出張所を設置[3]。
- 1898年12月7日 - 高岡市大字御馬出町102番地に移転[4]。
- 1948年3月7日 - 自治体警察を設置[5]。
- 1965年12月 - 旧庁舎裏にて新庁舎の建設に着手[6]。
- 1966年
- 1982年10月30日 - 新館が竣工[8]。
- 2006年4月1日 - 市町村合併に伴う警察署の管轄区域の再編が実施された。小矢部警察署の管轄だった旧福岡町の全域は高岡警察署の管轄に編入されたが、長らく旧新湊警察署の管轄だった牧野地区については、引き続き射水警察署の管轄である。
- 2024年7月1日:氷見警察署とのブロック運用(高岡エリア)が導入され、署長、副署長、次長を除く警察官による2署兼務体制に移行[9]。
内部組織
編集県下No.2の警察署とあって警視正が署長に就いていたが、2010年3月末より、本部首席参事官経験者の警視が署長に就くようになり、格下げとなった(逆にこれまで警視が就任していた本部生活安全部長のポストに警視正を充てた)。
- 署長(階級は警視たる警察官)
- 副署長(階級は警視たる警察官)
- 管理官(管理官は警察行政職員、会計課長事務取扱)
- 地域交通官(階級は警視たる警察官)
- 刑事生活安全官(階級は警視たる警察官)
以下順不同
- 警務課
- 留置管理課
- 警備課
- 生活安全課
- 刑事第一課
- 刑事第二課
- 地域課
- 交通課
- 会計課
計9課体制
幹部交番
編集- 伏木幹部交番(高岡市伏木古府)[10]
交番
編集- 高岡駅前交番(高岡市下関町)
- 志貴野交番(高岡市熊野町)
- 御馬出交番(高岡市御馬出町)
- 南星交番(高岡市木津) - 2021年4月に新設[11]。
- 横田交番(高岡市千石町)
- 新高岡駅前交番(高岡市下黒田)
- 戸出交番(高岡市戸出)
- 能町交番(高岡市能町)
- 野村交番(高岡市野村)
- 高岡西交番(高岡市内島)
- 福岡町交番(高岡市福岡町下蓑新)
警察官駐在所
編集- 守山警察官駐在所(高岡市須田)
- 国吉警察官駐在所(高岡市佐加野)
- 太田警察官駐在所(高岡市太田)
- 中田警察官駐在所(高岡市下麻生)
- 西五位警察官駐在所(高岡市福岡町土屋)
過去の交番・警察官駐在所
編集いずれも前述の南星交番新設に伴い廃止[11]。
- 清水交番(高岡市蓮美町)
- 佐野警察官駐在所(高岡市佐野)
不祥事
編集→詳細は「富山市会社役員夫婦放火殺人事件」を参照
2012年11月、留置管理係長の警部補が、覚醒剤事件の捜査情報を知人に漏らしたとして地方公務員法(守秘義務)違反で逮捕され[12]、本部警務部付となる(2013年3月懲戒免職。他に当時の警察本部長、署長、副署長が警察庁長官訓戒処分)。この警部補は12月、2010年4月に富山市内で会社役員夫婦が夫婦の自宅ビルで殺された殺人・放火事件の被疑者として再逮捕された[13]。のち2013年7月、現住建造物放火と殺人に関しては物証が得られず、嫌疑不十分で不起訴処分[14]。
2016年7月23日、青信号で交差点に進入した車の運転手2人に対し、信号無視したと言いがかりを付け交通切符を交付した。運転手が証拠となるドライブレコーダーの映像を確認しようとしたが、「確認したところで違反は変わらない」と巡査部長(30)は取り合わず、交通切符の交付を強行した。2時間後、運転手がドライブレコーダーの映像を高岡警察署に持ち込んだことで誤交付が発覚した。
脚注
編集- ^ 富山県警察の組織に関する規則
- ^ 富山県高岡警察署(富山県警察)
- ^ 『高岡市市制100年記念誌 たかおか-歴史との出会い-』(1991年12月、高岡市発行)354頁。
- ^ 『官報』第4653号、明治32年1月7日。
- ^ 『高岡市市制100周年記念誌 たかおか-歴史との出会い-』(1991年12月、高岡市発行)362頁より。
- ^ a b c 『北日本新聞』1966年11月9日付朝刊10面(高岡・近郊版)『高岡警察署が完成 十日 内部を一般に公開』より。
- ^ 『北日本新聞』1966年12月8日付朝刊8面(高岡・近郊版)『高岡警察署の完成祝う』より。
- ^ 『富山県警察史(昭和後期編)』(1989年12月22日、富山県警察本部発行)979頁。
- ^ 署員の複数兼務、全県に 富山県警が7月「ブロック運用」4エリアで事件、災害で相互派遣 - 富山新聞・2024年6月21日
- ^ 交番・駐在所の紹介(富山県警察)
- ^ a b “高岡署南星交番 地域を守る拠点 住民らが完成祝う”. 中日新聞Web. (2021年4月25日). オリジナルの2021年4月25日時点におけるアーカイブ。 2021年6月27日閲覧。
- ^ 「捜査情報を漏洩容疑の警官逮捕 富山県警」『日本経済新聞』日本経済新聞社(共同通信社)、2012年11月1日。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。2021年7月27日閲覧。
- ^ 「警部補を殺人・放火容疑などで逮捕 富山の夫婦殺害」『日本経済新聞』日本経済新聞社(共同通信社)、2012年12月22日。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。2021年7月27日閲覧。
- ^ 「富山地検「供述と証拠に矛盾」 夫婦殺害で元警官を不起訴」『日本経済新聞』日本経済新聞社(共同通信社)、2013年7月24日。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。2021年7月27日閲覧。