高岡短期大学(たかおかたんきだいがく、英語: Takaoka National College)は、富山県高岡市二上町180[注釈 1]に本部を置いていた日本国立大学である。1986年に設置され、2010年に廃止された。大学の略称は高岡短大、TNC。

高岡短期大学
高岡短期大学 (現 富山大学高岡キャンパス)
高岡短期大学
(現 富山大学高岡キャンパス)
大学設置 1986年
廃止 2010年
学校種別 国立
設置者 国立大学法人富山大学高岡短期大学部
本部所在地 富山県高岡市二上町180[注釈 1]
キャンパス 高岡(富山県高岡市)
学部 産業造形学科
産業デザイン学科
地域ビジネス学科
研究科 産業造形専攻
産業デザイン専攻
地域ビジネス専攻
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概要

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大学全体

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教育および研究

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  • 高岡短期大学に設置されていた産業造形学科には、全国の短大でも数少ない漆工芸に関する専門科目が置かれていた。この種の科目は近年の国立短大では唯一のものであった。
  • 地域ビジネス学科には中国語に関する専門科目が設置され、これは全国の国立短大では唯一の存在であった。

学風および特色

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沿革

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  • 1983年
  • 1986年
    • 4月1日 高岡短期大学が以下の学科体制にて開学[注 5]
      • 産業工芸学科
        • 金属工芸専攻 入学定員20名
        • 漆工芸専攻 入学定員15名
        • 木材工芸専攻 入学定員15名
        • 産業デザイン専攻 入学定員25名
      • 情報産業学科
        • 経営実務専攻 入学定員40名
        • 情報処理専攻 入学定員40名
        • ビジネス外語専攻 入学定員45名
  • 1988年
    • 4月1日 専攻科の設置が認められ、以下の課程を設ける[注 6]
      • 地域産業専攻 入学定員X名
  • 1995年
    • 4月1日 専攻科を以下の専攻課程に再編される[注 7]
      • 産業造形専攻 入学定員14名
      • 産業デザイン専攻 入学定員5名
      • 地域ビジネス専攻[注 8]入学定員6名
  • 2000年
    • 4月1日 学科を以下の通り再編する[17]
      • 産業工芸学科→産業造形学科 入学定員50名
        • 金属工芸専攻
        • 漆工芸専攻
        • 木材工芸専攻
        • 産業デザイン専攻→産業デザイン学科 入学定員25名
    • 情報産業学科→地域ビジネス学科 入学定員125名
      • 経営実務専攻
      • 情報処理専攻
      • ビジネス外語専攻
  • 2005年
    • 4月1日 この年度で短期大学としての学生募集を最終とする[注釈 2]
  • 2010年

基礎データ

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所在地

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象徴

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  • 高岡短期大学のカレッジマークは右記資料を参照のこと[18]

年度別学生数

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  • 学生数はその該当年度の5月1日時点でのデータである。
- 産業情報学科 産業工芸学科 産業デザイン学科 出典
入学定員 125 75 (25)[注 10] -
総定員 250 150 (50)[注 11] -
1985年 - - - [注 12]
1986年 男44
女126
男25
女49
25[注釈 4] [20]
1987年 男30
女241
男49
女110
50[注釈 4] [21]
1988年 男30
女227
男48
女117
50[注釈 4] [22]
1989年 男29
女241
男40
女115
50[注釈 4] [23]
1990年 男23
女248
男39
女116
50[注釈 4] [24]
1991年 男19
女248
男43
女113
50[注釈 4] [25]
1992年 男15
女246
男41
女114
50[注釈 4] [注 13]
1993年 男7
女255
男42
女117
50[注釈 4] [28]
1994年 男3
女263
男36
女120
50[注釈 4] [29]
1995年 男5
女249
男30
女124
50[注釈 4] [30]
1996年 男9
女243
男29
女129
50[注釈 4] [31]
1997年 男9
女260
男30
女124
50[注釈 4] [32]
1998年 男7
女263
男23
女134
50[注釈 4] [33]
1999年 男8
女245
男24
女132
50[注釈 4] [34]

教育および研究

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組織

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学科

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  • 産業造形学科 入学定員50名[注釈 5]
  • 産業デザイン学科 入学定員25名[注釈 5]
  • 地域ビジネス学科 入学定員125名[注釈 5]
1999年度までの学科体制[注 14]
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  • 産業工芸学科→産業造形学科
    • 金属工芸専攻 入学定員20名
    • 漆工芸専攻 入学定員15名
    • 木材工芸専攻 入学定員15名
    • 産業デザイン専攻 入学定員25名→産業デザイン学科
  • 情報産業学科→地域ビジネス学科
    • 経営実務専攻 入学定員40名
    • 情報処理専攻 入学定員40名
    • ビジネス外語専攻 入学定員45名

専攻科[39]

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  • 産業造形専攻 入学定員14名
  • 産業デザイン専攻 入学定員5名
  • 地域ビジネス専攻 入学定員6名

別科

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  • なし

附属機関

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  • 開放センター

研究

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  • 『高岡短期大学紀要』[40]

学生生活

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部活動・クラブ活動・サークル活動

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学園祭

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  • 高岡短期大学の学園祭は「創己祭」と呼ばれ例年、10月に行われていた。

スポーツ

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  • 北陸地区国立大学体育大会に参加していた。

大学関係者と組織

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大学関係者一覧

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歴代学長

施設

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キャンパス

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  • 設備:富山大学に統合される前まで講義棟・管理棟、研究棟、講義演習棟、実験実習棟、エネルギー棟などの建物があった。
  • 高岡短期大学には学生寮が設置されていなかった。そのため、アパートを利用することになっていた。

対外関係

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他大学との協定

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系列校

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卒業後の進路について

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就職について

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編入学・進学実績

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関連項目

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関連サイト

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注釈

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注釈グループ

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  1. ^ a b 統合先である富山大学の現在地。
  2. ^ a b 富山大学へ統合のため平成18年度より学生募集停止[1][2]
  3. ^ 出典[6][7]
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n 産業工芸学科産業デザイン専攻の総定員。
  5. ^ a b c 最終募集となった2005年における体制[35][36]

補足

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  1. ^ 出典[1][2]
  2. ^ 出典[3][4][5]
  3. ^ 現在の文部科学省
  4. ^ 出典[8][9]
  5. ^ 出典[10][11][4][5]
  6. ^ 出典[12][13][14]
  7. ^ 出典[15][16]
  8. ^ 実質は、地域産業専攻の改組となっている。
  9. ^ 出典[6][7]
  10. ^ 産業工芸学科定員75の内数
  11. ^ 産業工芸学科定員150の内数
  12. ^ 学生の受け入れはまだであるが右記資料には記載あり[19]
  13. ^ 出典[26]56、360(うち1年生男27、女178)[27]
  14. ^ 出典[37][38]

出典

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参考文献

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全国学校総覧

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全国短期大学高等専門学校一覧

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全国短期大学一覧

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文部省

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文部科学省

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短期大学受験案内(晶文社)

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蛍雪時代

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短期大学入学案内冊子

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大学改革支援・学位授与機構

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