高山郡
高山郡(コサンぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国の江原道に属する郡。
位置 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 고산군 |
漢字: | 高山郡 |
日本語読み仮名: | こうざんぐん |
片仮名転写: | コサングン |
ローマ字転写 (MR): | Kosan kun |
統計 | |
行政 | |
国: | 朝鮮民主主義人民共和国 |
地理
編集半島を東北から西南に横断する楸哥嶺地溝帯(楸哥嶺構造谷)の中にある。西に馬息嶺山脈、南に太白山脈があり、山々に囲まれた盆地となっており、南大川が流れる。郡内の最高峰は西南に位置する楸愛山(チュエサン/추애산、1528m)。
古来、中央と咸鏡道を結ぶ楸哥嶺越えの交通の要衝であり、近代に入ると京元線(現・江原線)がこのルートに建設された。また、東南の淮陽方面に越える鉄嶺(チョルリョン/철령、673m)も主要な峠道で、朝鮮における関北(咸鏡道)の地方名は鉄嶺を基準にしている。
歴史
編集→詳細は「安辺郡 § 歴史」を参照
日本統治時代までは咸鏡南道安辺郡の一部であった地域。1952年の行政区画の改編によって安辺郡から分離した。
年表
編集この節の出典[1]
- 1946年9月 - 安辺郡が咸鏡南道から江原道に移管される。
- 1952年12月 - 郡面里統廃合により、安辺郡新高山面・釈王寺面の各一部地域をもって、高山郡を設置。高山郡に以下の邑・里が成立。(1邑25里)
- 高山邑・旧邑里・衛南里・沙峴里・富坪里・城北里・革昌里・竹根里・山陽里・舟川里・琴川里・山炭里・錦里・平和里・陵福里・九嶺里・演湖里・南山里・解放里・峯蓮里・雪峯里・新峴里・蘭庭里・龍池院里・錦豊里・両寺里
- 1954年 - 革昌里の一部が高山邑に編入。(1邑25里)
- 1961年 - 平和里・陵福里が合併し、釈王寺里が発足。(1邑24里)
- 1981年 - 釈王寺里が光明里に改称。(1邑24里)
行政区域
編集1邑24里から構成されている。
邑中心部の光明里は旧称・釈王寺里。
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産業
編集農業と畜産業で成り立っている。