高世麻央
日本の女優
高世 麻央(たかせ まお、5月25日 - )は、OSK日本歌劇団の元男役トップスター[1] 。神奈川県出身。B型。
たかせ まお 高世 麻央 | |
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生年月日 | 5月25日 |
出身地 | 神奈川県 |
血液型 | B型 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 1996年 - |
活動内容 |
1994年:日本歌劇学校入学 1996年:OSK日本歌劇団入団 2014年:トップスター就任 2018年:OSK日本歌劇団退団、芸能活動再開 |
事務所 | 株式会社ArtCompany |
公式サイト | 高世麻央オフィシャルサイト |
主な作品 | |
OSK日本歌劇団: 『バンディット!』 『真・桃太郎伝説 鬼ノ城』 『三銃士 La Seconde』 『レビュー春のおどり』 舞台: 『黒蜥蜴』 『十二夜』 | |
備考 | |
OSK日本歌劇団卒業生 |
略歴
編集1996年、OSK日本歌劇団に入団。「セロ弾きのゴーシュ」で初舞台[2]。
2007年以降、序列第2位となり中心的スターとして活躍。スマートで品がある舞台姿は「貴公子」と渾名されていた[3] 。
2014年8月、新橋演舞場『レビュー夏のおどり』をもって桜花昇ぼるが退団したことに伴い、トップスターに就任[1]。大阪・京都・東京・武生でお披露目公演を行う[4]。
以降も京都四條南座・新橋演舞場、日本・キューバ友好記念公演にも出演するなど、精力的に活動を続けてきた[5] 。
2017年の『レビュー春のおどり』においては、劇団創立95周年公演の主演という大役を勤め上げた[6]。
その充実感の中、翌年の2018年1月『レビュー春のおどり』制作発表会見にて退団を発表[5]。
2018年5月、本拠地・大阪松竹座でのサヨナラ公演『レビュー春のおどり』を行った後、7月の新橋演舞場『レビュー夏のおどり』千秋楽をもって退団[7]。
退団後は女優として活動中。
主な舞台
編集近鉄OSK時代
編集- 1996年5月 - あやめ池新人公演『青春革命』シンゴ役
- 1998年8月 - 近鉄小劇場『帰らざる夏』エリック役
- 2000年2月 - 近鉄劇場『エル・アモール・グランデ』ルイス役
- 2000年3〜5月 - あやめ池春季『アラビアン・ナイト・ ロマン』アブドール役
- 2000年7月 - 近鉄小劇場『Blind』クロー役
- 2001年2〜3月 - 近鉄劇場『闇の貴公子』綱役
- 2001年3〜5月 - あやめ池春季『長ぐつをはいたネコ』ブチネコ役
- 2002年8月 - 近鉄小劇場『恋はシャッフル』ピーター役
- 2003年2月 - 近鉄劇場『新・闇の貴公子』賀茂憲行役
- 2003年5月 - 近鉄劇場『Endless Dream』
新OSK時代
編集- 2004年8月 - 近鉄劇場『熱烈歌劇 re-BIRTH』アルマン役
- 2005年5月 - 世界館『Stardust・Revue』
- 2005年12月 - 世界館『Winter Prelude』マック役
- 2006年8月 - アピオ大阪『華麗なるメヌエット』クラルベ役
- 2006年10月 - 世界館『愛と悲しみの国境線』ヘルマン役
- 2007年1月 - シアターBRAVA!『バロン』トミー役
- 2007年6月 - 世界館『カウボーイズ』デイブ役
- 2007年11月 - 南座『NewOSKレビュー in KYOTO』「源氏千年夢絵巻 ロマンス」頭の中将役
- 2008年5月 - そごう劇場『2つの星の物語』ルシェ役
- 2008年7月 - 南座『レビュー in KYOTO II』「源氏千年夢絵巻 輪舞曲」匂宮役
- 2008年10月〜11月 - 『たけふ菊人形グランドレビュー』「越前に咲いた華」光源氏役
- 2009年3月 - 松竹座『レビュー春のおどり』「桜彦翔る!」ラバーナ役
- 2009年6月 - ABCホール『Blue amber』シャール役
- 2009年7月 - 南座『レビュー in KYOTO III』
- 2009年9月 - 世界館『STAR★MINE』コロンボン警部役
- 2009年10月 - 『MAO TAKASE Live in “umedaAKASO”』
- 2010年1月 - サンケイホールブリーゼ『YUKIMURA』霧隠才蔵役
- 2010年4月 - 松竹座『レビュー春のおどり』「桜彦翔る! エピソードII」ラバーナ役
- 2010年5月 - OBP円形ホール『バンディット!』霧隠才蔵役
- 2010年9月 - ABCホール『総司恋歌』沖田総司役
- 2010年12月 - 大阪国際交流センター大ホール『女帝を愛した男』イワン役
- 2011年5月 - 『Burn The Passion』
- 2011年9月 - 三越劇場『桜NIPPON踊るOSK!』
- 2011年10月 - 大丸心斎橋劇場『心斎橋らぷそでぃ』服部良太郎役
- 2012年2月 - なんばHatch『BLIND』芳一役
- 2014年2・6月 - 『カルディアの鷹』アスラン役
- 2014年5月 - 松竹座『レビュー春のおどり』
- 2014年8月 - 新橋演舞場『レビュー夏のおどり』
トップスター時代
編集- 2014年9月 - 『桜NIPPON踊るOSK2014』「炎舞」名古屋山三役
- 2014年12月 - ラグナヴェールOSAKA『CHRISTMAS PREMIUM SHOW』
- 2015年2・8・9月 - 『CRYSTAL Passion』「若さま隠密道中」若佐之介役
- 2015年3月 - セント・ラファエロ教会『OSK Revue Café』
- 2015年5月 - 松竹座『レビュー春のおどり』
- 2015年8月 - 新国立劇場『BROADWAY MUSICAL LIVE2015』*外部出演
- 2015年10月 - 近鉄アート館『OSKミュージックスタジオ』
- 2015年11月 - 南座『OSKレビュー in Kyoto』[8]
- 2016年2月 - 『TAKASE MAO Valentine Show』
- 2016年5月 - 松竹座『レビュー春のおどり』
- 2016年7月 - 新橋演舞場『レビュー夏のおどり』[9]
- 2016年10~11月 - レビュー2016『レジェンド 愛の神話』
- 2017年1~2月 - 『真・桃太郎伝説 鬼ノ城』イサセリ皇子役 [10]
- 2017年6月 - 松竹座『レビュー春のおどり』 「桜鏡~夢幻義経譚~」源義経役 [6]
- 2017年8~9月 - 新橋演舞場『レビュー夏のおどり』 「桜鏡~夢幻義経譚~」源義経役
- 2017年10月 - YES THEATER『四季の宴~風雅流麗~』
- 2018年2~3月 - 『三銃士 La Seconde』ダルタニャン役
- 2018年4月 - ビルボードライブ大阪『Takase Mao Final Live in Billboard Live OSAKA』
- 2018年5月 - 松竹座『レビュー春のおどり』[5]
- 2018年7月 - 新橋演舞場『レビュー夏のおどり』 *退団公演[7]
OSK退団後
編集- 2019年2月 - 大阪松竹座『「天下一の軽口男」 笑いの神さん 米沢彦八』[11]
- 2019年5月 - ハイアットリージェンシー大阪『Mao Takase Birthday Party 2019』
- 2019年11月 - 大阪松竹座『ONE DAY DREAM SHOW「高世麻央 スペシャルステージ」My Departure Take on any color』[12]
- 2020年2月 - 近鉄アート館『KAGEKI 黒蜥蜴』黒蜥蜴役 *主演 [13]
- 2020年11月 - MZES TOKYO『湖上芽映トーク&ライブ』(ゲスト出演)
- 2022年6月 - 内幸町ホール『楽屋 ~流れ去るものはやがてなつかしき~』
- 2022年9月 - 門真市民文化会館『幣原喜重郎生誕150周年記念「平和への願い」』
- 2022年11月 - 浅草公会堂『浅草レビュー Vol.1 お江戸の賑わい/エキサイティングレビューshow』(特別ゲスト)[14]
- 2023年2月 - 神戸三宮シアター・エートー『丘の一本杉』[15]
- 2023年4月 - 近鉄アート館『十二夜』ヴァイオラ(セザーリオ)(妹)役
- 2023年6月 - インディペンデントシアター2nd『我愛你 ~WAR I NEED~』Aチーム:B役、Bチーム:ナタリー役、Cチーム:フェイ役
- 2023年10月 - 浅草公会堂『浅草レビュー Vol.2 謳歌乱舞/エキサイティング・レビュー』(特別ゲスト)[16]
- 2023年11月 - OSK レビューカフェ in ブルックリンパーラー『高世麻央 OSK卒業5周年記念 スペシャルステージ「Thanks to all of you」』
- 2024年4月 - 大阪・in→dependent theatre 2nd『渋谷天外&鈴木健之亮プロデュース公演「生命のぬくもり」』[17]
- 2024年5月 - 大阪松竹座『OSK日本歌劇団 OG公演「Eternal Glory」』[18]
- 2024年5月 - 埼玉県富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ『赤いハートと蒼い月』[19]
- 2024年6月 - 近鉄アート館「劇団往来第58回公演 音楽劇『赤いハートと蒼い月』」[20]
- 2024年11月 - 浅草公会堂『浅草レビュー Vol.3』(特別出演)[21]
その他の活動
編集シングル
編集- 「愛すればこそ/旅だち」(*2019年10月、徳間ジャパンコミュニケーションズ)[22]
テレビドラマ
編集- チバテレビ『情報バラエティー番組「お昼の快傑TV」内、快傑連続ドラマ 馬ピカ!』(2021年11月 - )白鳥加奈子役[23]
脚注
編集- ^ a b “OSK新トップスターに高世麻央さん”. 朝日新聞デジタル. (2003年5月22日). オリジナルの2014年9月3日時点におけるアーカイブ。 2024年3月14日閲覧。
- ^ “OSK日本歌劇団特集 高世麻央インタビュー”. ステージナタリー (2018年7月3日). 2024年9月28日閲覧。
- ^ “「OSKの貴公子」高世麻央がさよなら公演で七変化”. 日刊スポーツ. (2018年7月5日) 2024年9月28日閲覧。
- ^ “新男役トップに高世麻央さん/OSK日本歌劇団”. 四国新聞社. (2014年9月1日) 2024年10月3日閲覧。
- ^ a b c “OSKトップ、高世麻央さん退団発表 「先輩からつないできたOSKのDNA、後輩たちに」”. 産経新聞 2024年9月28日閲覧。
- ^ a b “自分たちが動かねば終わる-高世麻央、仲間とともに再始動したOSK日本歌劇団、95周年公演を生まれ故郷で”. 産経新聞 2024年9月28日閲覧。
- ^ a b “OSK高世麻央、ブルーローズのブーケ手にファンに見送られて劇場をあとに”. ステージナタリー (2018年7月10日). 2024年9月28日閲覧。
- ^ “OSK新トップスター・高世麻央、お披露目公演に向け成功祈願”. スポーツ報知 (2015年10月13日). 2015年10月14日閲覧。
- ^ “大阪のOSK日本歌劇団、「レビュー夏のおどり」を新橋演舞場で披露”. ステージナタリー (2016年2月20日). 2016年2月22日閲覧。
- ^ “OSK日本歌劇団「真・桃太郎伝説『鬼ノ城~蒼煉の乱~』」に高世麻央、桐生麻耶”. ステージナタリー. (2016年11月22日) 2016年11月22日閲覧。
- ^ “上方落語の祖・米沢彦八の半生描く「天下一の軽口男」主演は駿河太郎”. ステージナタリー (2018年12月16日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “元OSKの高世麻央が大阪松竹座でコンサート開催、CDデビューも決定”. ステージナタリー (2019年9月27日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “KAGEKI 黒蜥蜴”. KERMIS JAPAN. 2023年10月1日閲覧。
- ^ “かつての本拠地・浅草でレビュー 元SKDメンバーら、来月17日”. 東京新聞. (2022年10月27日) 2024年9月28日閲覧。
- ^ “世代交代の葛藤を父子関係に凝縮してお届け、渋谷天外が初の自主公演「丘の一本杉」”. ステージナタリー (2023年2月9日). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “元SKD団員らレビュー 浅草で公演 31日、11月1日の2日間”. 東京新聞. (2023年10月8日) 2024年9月28日閲覧。
- ^ “無医村を舞台にした「生命のぬくもり」に渋谷天外・恋川純ら、作劇は天外が担当”. ステージナタリー. 2024年3月21日閲覧。
- ^ 「OSK日本歌劇団OG公演が実現 - 5月3、4日、歴代トップら53人『生まれ故郷』に大集合」『奈良新聞』。2024年2月23日閲覧。
- ^ “2024年5月上演作品「赤いハートと蒼い月」”. 株式会社グループ風土舎 演劇制作部. 2024年4月2日閲覧。
- ^ @劇団往来【公式】 (2024年4月16日). "2024年4月16日5:00 PMのツイート". X(旧Twitter)より2024年4月30日閲覧。
- ^ “「4大レビュー」浅草彩る 元SKD、元宝塚ら舞台 11月開催”. 東京新聞. (2024年9月27日) 2024年9月28日閲覧。
- ^ 愛すればこそ / 旅だち - 徳間ジャパン
- ^ “お昼の快傑TV最新号”. ムーパル公式ページ. 2023年10月1日閲覧。