駐日トルコ共和国大使館
駐日トルコ共和国大使館[1](トルコ語: Türkiye Cumhuriyeti Japonya Büyükelçiliği / T.C. Japonya Büyükelçiliği、英語: Embassy of the Republic of Turkey in Japan)は、トルコが日本の首都東京に設置している大使館である。在東京トルコ共和国大使館[2](トルコ語: Türkiye Cumhuriyeti Tokyo Büyükelçiliği / T.C. Tokyo Büyükelçiliği、英語: Embassy of the Republic of Turkey in Tokyo)とも呼ばれる。
駐日トルコ共和国大使館 Türkiye Cumhuriyeti Japonya Büyükelçiliği | |
---|---|
所在地 | 日本 |
住所 | 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-33-6 |
座標 | 北緯35度40分23.8秒 東経139度42分30.8秒 / 北緯35.673278度 東経139.708556度座標: 北緯35度40分23.8秒 東経139度42分30.8秒 / 北緯35.673278度 東経139.708556度 |
開設 | 1925年 |
大使 | コルクット・ギュンゲン |
ウェブサイト | tokyo |
歴史
編集1924年7月7日、オスマン帝国(オスマン・トルコ)に代わって成立した民主主義国家トルコ共和国を大日本帝国が主権国家として承認し、日本とトルコの外交関係が樹立された。1925年、駐日トルコ共和国大使館が開設される[3]。1925年から1929年にかけてフルシ・フアット・トゥガイ代理公使が駐日代表を務めた後、1929年から1931年にかけてジェヴァト・エジネが初代駐日大使を務めた[4]。1945年1月6日、日本とトルコの国交が断絶。同年2月23日、トルコが日独両国に対して宣戦布告する。同年8月15日、第二次世界大戦の敗戦により大日本帝国が崩壊[3]。
1952年4月28日、サンフランシスコ平和条約の発効により日本国が主権回復。トルコも同条約締結国のうちの一国[5]である。同年5月14日、トルコ大国民議会がサンフランシスコ平和条約を批准して日本とトルコの国交が正式に再開される。同年内に駐日トルコ共和国大使館が再開され、イッゼト・アクサルルが戦後初の駐日大使に就任した[3]。
所在地
編集日本語 | 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-33-6[6] |
---|---|
トルコ語・英語 | 2-33-6, Jingumae, Shibuya-ku, Tokyo 150-0001[6] |
大使
編集2021年5月27日より、コルクット・ギュンゲンが特命全権大使を務めている[7]。
歴代大使からは閣僚を輩出している。1939年から1943年にかけて駐日大使を務めたアフメト・フェリト・テクが財務大臣と内務大臣を歴任しており、1963年から1966年にかけて駐日大使を務めたメリフ・エセンベルが外務大臣として奉職した。
ギャラリー
編集-
正門左のプレート(2024年)
-
正門右の館名板(2024年)
出典
編集- ^ 「共和国」を省略して、単に駐日トルコ大使館(トルコ語: Türkiye'nin Japonya Büyükelçiliği、英語: Embassy of Turkey in Japan)とも。
- ^ 「共和国」を省略して、単に在東京トルコ大使館(トルコ語: Türkiye'nin Tokyo Büyükelçiliği、英語: Embassy of Turkey in Tokyo)とも。
- ^ a b c 日本とトルコの友好の歴史 | TRT 日本語
- ^ 大使館 | 駐日トルコ共和国大使館
- ^ VI 平和条約の批准・発効
- ^ a b お問い合わせ | 駐日トルコ共和国大使館
- ^ 駐日トルコ大使の信任状捧呈 | 外務省
関連項目
編集外部リンク
編集- 駐日トルコ共和国大使館
- Türkiye in Japan (@TC_TokyoBE) - X(旧Twitter)
- 駐日トルコ共和国大使館 (160686717366278) - Facebook
- トルコ共和国大使館 文化広報参事官室 (@tour_turkiyejp) - X(旧Twitter)
- 日本とトルコで大使館が開かれるまで ―近代外交システムの拡大と日本とトルコの常駐在外公館網の発展― - 2014年7月11日に外務省外交史料館講堂で行われた講演会の記録