駐日クウェート大使館
東京都港区にあるクウェート国の大使館
駐日クウェート大使館(ちゅうにちクウェートたいしかん、アラビア語: سفارة دولة الكويت في طوكيو、英語: Embassy of the State of Kuwait in Tokyo)は、東京都港区三田にあるクウェート国の大使館。設計は丹下健三。
駐日クウェート大使館 سفارة دولة الكويت في طوكيو | |
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所在地 | 日本 |
住所 | 東京都港区三田四丁目13-12 |
座標 | 北緯35度38分43秒 東経139度44分30秒 / 北緯35.645226度 東経139.741561度座標: 北緯35度38分43秒 東経139度44分30秒 / 北緯35.645226度 東経139.741561度 |
開設 | 1962年 |
大使 | サーミ・ガッサーブ・ムハンマド・アルザマーナーン |
ウェブサイト | www |
駐日クウェート大使
編集→詳細は「日本とクウェートの関係 § 駐日クウェート大使」を参照
2022年11月17日より、サーミ・ガッサーブ・ムハンマド・アルザマーナーンが特命全権大使を務めている[1]。
大使館建設までの経緯
編集- 1961年、クウェートがイギリスからの独立を達成し、日本国はこれを承認する旨同国に通達。同時に同国は外交使節団として日本にモハメド・カバザルドとスレイマン・サーネを日本に派遣。同年後者を大使に任命。
- 1962年、同地にクウェート大使館を開設。
- 1970年、設計・丹下健三、施工・鹿島建設[2] による新館舎が建設される。
改築
編集耐震強度の問題により改築することになり、2017年10月、「(仮称)クウェート国大使館新築工事」の概要が発表された[2]。
- 改築は2018年4月に着工予定、20年4月の完成を目指す。
エピソード
編集建築データ
編集1970~2018
編集万博をきっかけにして海外での活動が中心となった丹下健三が、1970年代に日本国内に残した数少ない建築作品である。2本の太いコア・シャフトによって支えられた上層部と下層部との2つの大きなボリュームで構成されるダイナミックな造形で、上層部は大使公邸、下層部は大使館の事務室として用いられ、機能的にも明快な分離が図られている。
2000~
編集- 建築:2000年4月(予定/以下同様)
- 敷地面積:901m2
- 延床面積:3,500m2
- 階数:地上5階 地下3階
- 構造:鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造
設計はコンペで選ばれた菅匡史建築研究所(神戸市)が担当、施工者は入札で決定する[2]
脚注
編集- ^ “駐日各国大使リスト|外務省”. 外務省 (2024年2月13日). 2024年2月26日閲覧。
- ^ a b c 【丹下健三が設計】在日クウェート国大使館建て替え 18年4月着工予定 建設通信新聞(2017年10月6日)
- ^ “セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン|クウェート大使館寄付”. savechildren.or.jp. セーブ・ザ・チルドレン (2006年6月28日). 2013年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月19日閲覧。
- ^ 在日クウェート大使館丹下都市建築設計
関連項目
編集外部リンク
編集- 駐日クウェート国大使館
- 駐日クウェート大使館 (@kuw_emb_japan) - X(旧Twitter)
- 丹下健三公式HP