韓牛
韓国原産の牛
韓牛(ハヌ、ハンギュウ、韓: 한우、英: Hanwoo)は、韓国原産の牛の品種。
韓牛 | |
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韓牛 | |
各種表記 | |
ハングル: | 한우 |
漢字: | 韓牛 |
発音: | ハヌ |
日本語読み: | かんぎゅう |
RR式: | Hanu |
MR式: | Hanu |
英語表記: | Hanwoo |
従来、欧州系(Bos primigenius)とインド系肩峰牛(Bos indicus)の混合種が朝鮮半島に定着、純血繁殖されたものと考えられてきたが、2005年に大韓民国農村振興庁が行った調査によって、欧州やインドの種から分かれたものではなく、モンゴル、中央アジアなどで家畜化されていた牛が源流との説が提起された[1]。
種類
編集色によって次の三種類に分けることができる。
- 黄牛
- 褐牛 ― 褐色地色に黒い縞模様がある。童謡「染み子牛」の題材。黄牛や黒牛に比べて数が少ない。
- 黒牛
日本統治時代の朝鮮では、赤毛の朝鮮牛が多く[2][3]、黒毛および簾毛は比較的少なかったとされ[2]、「赤褐土壌なるこの国に生息している為に、自然淘汰の理法上、保護色として地方土色になった」という説が存在した[3]。
脚注
編集- ^ 한우, 뿌리부터 외산 소와 다르다,《인터넷 농업경제신문(農業経済新聞)》, 2005.10.14.
- ^ a b 満蒙牛日本輸出に関する調査 P.280 野中時雄 1930年
- ^ a b 満鮮趣味の旅 P.17 遅塚麗水 1930年
- ^ 石田明夫「平穏な1年 赤べこに願う◇震災復興・病魔払いの伝承、会津を研究半世紀」『日本経済新聞』朝刊2021年1月1日(文化面)2021年1月5日閲覧
関連項目
編集外部リンク
編集- 松丸志摩三、1949、『朝鮮牛の話』、岩永書店〈新畜産叢書〈11 新日本畜産協会編〉〉 ASIN B000JBNEIK:朝鮮牛の話 - Google ブックス