青森県道9号夏泊公園線
青森県の道路
青森県道9号夏泊公園線(あおもりけんどう9ごう なつどまりこうえんせん)は、青森県東津軽郡平内町の夏泊半島を一周している県道(主要地方道)である。通称夏泊ほたてライン。
主要地方道 | |
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青森県道9号 夏泊公園線 主要地方道 夏泊公園線 | |
夏泊ほたてライン | |
路線延長 | 30.887 km |
制定年 | 1961年(昭和36年) |
起点 | 東津軽郡平内町大字沼館(北緯40度55分42.6秒 東経140度58分46.3秒) |
終点 | 東津軽郡平内町大字中野(北緯40度54分34.5秒 東経140度52分8.5秒) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道4号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
編集野辺地湾および青森湾を臨みながら夏泊半島の沿岸部を周遊する道路である。起点および終点で半島の内陸を短絡する国道4号と接続する。
路線データ
編集青森県告示[1]による起終点および経過地は次のとおり
歴史
編集路線状況
編集道路改良
編集- 平内町小湊 - 東滝
- 雷電橋南詰附近(平内町大字小湊字前萢53の2)から安井埼灯台附近(平内町大字東滝字鷲ノ沢1の2)にかけては、雷電トンネルなどで小湊港周辺を迂回するバイパス道路が1991年(平成3年)10月18日に開通した[4]。
- 浦田〜茂浦バイパス
- 浦田〜茂浦バイパス(うらた〜もうらバイパス)は、平内町大字茂浦字倉越沢3の2から同町大字茂浦字鳥沢14の1に至る延長2.6 kmのバイパス道路である。青森県が夏泊半島北部への交通利便性の向上を目的として2004年(平成16年)度に着手し、2012年(平成24年)11月15日に[5][6]。旧道は小さな峠を通過するもので、附近には陸奥湾展望所バス停が設置されている[7][8]。周囲は急カーブや急勾配が連続した幅員狭小道路であったため、大型車通行の難所となっていた。そこで、峠の直下を延長753 mの夏泊ほたて海道トンネルで貫き、所要時間を約10分短縮した[6]。バイパス開通後は生活道路として地域住民の生活利便性向上のほか、観光振興や水産物輸送力強化などが期待されている[9]。
地理
編集通過する自治体
編集交差する道路
編集道路と交差点名称。()は交差点名なし、または信号なし。
- 青森県東津軽郡平内町
- 国道4号:(大字平館)
- 国道4号:夏泊入口
沿線
編集- 夏泊崎
- 夏泊半島の先端部にある岬。
脚注
編集出典
編集- ^ a b 県道の路線の認定(昭和36年青森県告示第118号):1961年2月10日
- ^ “道路情報”. 青森県東青地域県民局地域整備部道路施設課. 2012年11月16日閲覧。
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
- ^ 道路の供用の開始(平成3年青森県告示第709号):1991年10月14日
- ^ 道路の供用の開始(平成24年青森県告示第805号)『青森県報』第3617号 (PDF) (2012年9月14日).
- ^ a b “バイパス開通、夏泊の往来便利に”. 東奥日報. 2012年11月16日閲覧。
- ^ “Mapion”. Mapion. 2012年11月16日閲覧。
- ^ “平内町民バス運行路線図” (PDF). 下北交通. 平内町 (2007年4月1日). 2012年11月16日閲覧。
- ^ “浦田−茂浦バイパス来月15日開通”. 東奥日報. Press Net Japan (2012年10月17日). 2012年11月16日閲覧。
- ^ “小湊港”. 国土交通省東北地方整備局. 2012年11月16日閲覧。
- ^ “小湊支所の紹介”. 平内町漁業協同組合. 2012年11月16日閲覧。
- ^ “ツバキ自生北限地帯”. あおもりの文化財. 青森県文化財保護課. 2012年11月16日閲覧。
- ^ “ツバキ自生北限地帯”. 文化遺産オンライン. 国立情報学研究所. 2012年11月16日閲覧。
- ^ “浅所海岸”. 平内町. 2012年11月16日閲覧。
- ^ “小湊のハクチョウおよびその渡来地”. 文化遺産オンライン. 国立情報学研究所. 2012年11月16日閲覧。