青木新
日本の外交官、駐メキシコ公使、駐スペイン公使
青木 新(あおき あらた、1881年(明治14年)2月11日[1] - 1970年(昭和45年)1月10日[2])は、日本の外交官。駐メキシコ公使、駐スペイン公使。
経歴
編集熊本県、現在の熊本市[2]で、小学校教員・青木健次郎の長男として生まれる[1]。1907年(明治40年)、東京帝国大学法科大学政治科を卒業し、外交官及領事官試験合格した[3]。シカゴ領事官補、副領事、領事、大使館三等書記官、同二等書記官、外務書記官、外務大臣秘書官、大使館一等書記官、同参事官、ホノルル総領事を歴任し、その間、中国、ロシア、アメリカ合衆国、ブラジルに赴任した[3]。
1926年(大正15年)駐メキシコ公使に就任し、1930年(昭和5年)4月から同年8月までは駐キューバ公使も兼ねた[4]。1932年(昭和7年)、駐スペイン公使に転じた[4]。
脚注
編集- ^ a b 『日本近現代人物履歴事典』3頁。
- ^ a b 『新版 日本外交史辞典』3頁。
- ^ a b 人事興信録 第8版 1928.
- ^ a b 日本官界名鑑 1937.
参考文献
編集- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 日本官界情報社編『日本官界名鑑 昭和十二年版』日本官界情報社、1937年。
- 外務省外交史料館日本外交史辞典編纂委員会『新版 日本外交史辞典』山川出版社、1992年。
- 秦郁彦編『日本近現代人物履歴事典』東京大学出版会、2002年。