青木健 (宗教学者)
日本の宗教学者
青木 健(あおき たけし、1972年[1] - )は、日本の宗教学者。専門はゾロアスター教[1]、イラン・イスラーム思想[1][2]。
静岡文化芸術大学教授(2017年4月着任)。東京大学文学部卒業[1]、同大学大学院人文社会系研究科博士課程修了[1][2]。2003年「中世インドのイスラーム的ゾロアスター教 アーザル・カイヴァーン学派の思想とサーサーン王朝時代ゾロアスター教からの連続性」で博士(文学)[3]。慶應義塾大学言語文化研究所兼任所員[2]。
著書
編集- 『ゾロアスター教の興亡 サーサーン朝ペルシアからムガル帝国へ』刀水書房, 2007
- 『ゾロアスター教』講談社選書メチエ, 2008
- 『ゾロアスター教史 古代アーリア・中世ペルシア・現代インド』刀水書房・刀水歴史全書, 2008
- 『新ゾロアスター教史』同, 2019。全面改稿版
- 『アーリア人』講談社選書メチエ, 2009
- 『マニ教』講談社選書メチエ, 2010
- 『古代オリエントの宗教』講談社現代新書, 2012
- 『ゾロアスター教ズルヴァーン主義文献研究 イラン・インドのペルシア語写本蒐集と校訂』刀水書房, 2012
- 『ペルシア帝国』講談社現代新書, 2020
翻訳
編集- ニコラス・J・ベーカー=ブライアン『マーニー教 再発見された古代の信仰』青土社, 2014
- ジェラード・ラッセル『失われた宗教を生きる人々』共訳 亜紀書房, 2016
脚注
編集参考
編集- マニ教 - 紀伊国屋書店BookWeb