青木みか

日本の栄養学者、名古屋女子大学名誉教授、平和運動家

青木 みか(あおき みか、1923年 - )は、日本の栄養学者名古屋女子大学名誉教授

略歴

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三重県一志郡美杉村に生まれる[1]。旧姓・森田[1]津高等女学校卒業ののち、19歳で結婚するが、夫はその半年後に朝鮮半島沖で戦死[1]。1953年(昭和28年)三重大学農学部農芸化学科卒業、1955年(昭和30年)九州大学大学院修士課程修了[1]名古屋女学院短期大学講師、1956年名古屋女子大学に勤務、1967年三重県立大学医学博士。名古屋女子大学教授、1989年定年退職[1]、名誉教授。

著書

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  • 『寝たきり老人の周辺 福祉・家族・食事-高齢家族における在宅ケア』あけび書房 1993
  • 『老いが老いを看とるとき 在宅介護七年のくふう』ミネルヴァ書房 1996 OP叢書
  • 『危ない!戦争がつくられる 一庶民の反省と不安』風媒社 2006
  • がんを抱いて「9条の会」』風媒社 2009

共編著

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  • 『短大卒のキャリアたち』編 私家版、1998
  • 『主婦からプロへ 夢を実現した女性たちの記録』高橋ますみ共編 風媒社 2001
  • 『どうして戦争をはじめたの? 「ノー」と言えなかった狂乱の時代』編 風媒社 2002
  • 『幸齢な生きかた老いかた 向老学実践編』高橋ますみ共編 風媒社 2010
  • 平和をつむぐ 平和憲法を守る9人の手記』森英樹共編 風媒社 2011

脚注

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  1. ^ a b c d e 森扶佐子 2015, p. 2.

参考文献

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  • 森扶佐子 著「青木みか」、愛知女性史研究会 編『愛知近現代女性史人名事典』愛知女性史研究会、2015年5月3日、2頁。ISBN 978-4-903036-23-6 

参考

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