青塚古墳 (観音寺市)
青塚古墳(あおづかこふん)は香川県観音寺市に所在する古墳時代中期の帆立貝形古墳。
青塚古墳 | |
---|---|
所在地 | 香川県観音寺市原町27・28 |
位置 | 北緯34度7分1.2秒 東経133度42分20.8秒 / 北緯34.117000度 東経133.705778度座標: 北緯34度7分1.2秒 東経133度42分20.8秒 / 北緯34.117000度 東経133.705778度 |
形状 | 帆立貝形古墳 |
規模 | 全長60m |
埋葬施設 | 竪穴式石室 |
築造時期 | 5世紀中葉 |
史跡 | 市指定(1970年3月12日) |
概要
編集観音寺市原町27番地および同28番地に所在する。
時期は5世紀中葉と推定され、主軸長およそ60メートルと推定される帆立貝形古墳である。ただし、前方部は消滅しており、現状では径約43メートルの後円部しか残存していない。また、周濠の痕跡を確認している。埋葬施設としては竪穴式石室を有し、刳抜(くりぬき)式の舟形石棺が納められていることが確認されている。棺の石材には阿蘇の溶結凝灰岩が用いられている。
舟形石棺は、市内堂本町に所在する円墳である丸山古墳からも確認されており、やはり石材は阿蘇の凝灰岩である。
市指定史跡
編集1970年(昭和45年)3月12日に旧観音寺市の史跡に指定され、2005年(平成17年)の合併による新観音寺市の成立後も市指定史跡となっている。管理団体は厳島神社であり、現状でも墳丘前に鳥居が立ち、古墳全体が神域となっている。
関連項目
編集外部リンク
編集- 観音寺市の指定文化財一覧表(観音寺市役所)
- 高松市御厨天神社古墳の測量調査(徳島文理大学文学部文化財学科)