青〜chong〜
『青〜chong〜』(あお〜チョン〜)は、2001年(平成13年)4月21日公開の日本映画。ぴあ制作・配給。在日朝鮮人学校に通う高校生の、青春の葛藤を描いた作品である。
青〜chong〜 | |
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監督 | 李相日 |
脚本 | 李相日 |
製作 | 千葉茂樹 |
出演者 |
眞島秀和 山本隆司 竹本志帆 |
音楽 | 坂本健 |
撮影 | 早坂伸 |
編集 | 滝口千恵子 |
配給 | ぴあ |
公開 | 2001年4月21日 |
上映時間 | 54分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
次作 | BORDER LINE |
専門学校「日本映画学校」の卒業制作として制作され、『ぴあフィルムフェスティバル(PFF)アワード2000』でグランプリを含めた4賞を受賞した[1]。
後に映画『フラガール』で文化庁芸術選奨新人賞を受賞することになる映画監督の李相日のデビュー作であり、撮影監督の早坂伸のデビュー作でもある。
キャスト
編集スタッフ
編集- 監督:李相日
- 製作:千葉茂樹
- プロデューサー:伊藤史秀
- 脚本:李相日
- 撮影:早坂伸
- 美術:松浦本
- 照明:飯村浩史
- 音楽:坂本健
- 録音:五十嵐圭、生繁崇
- 編集:滝口千恵子、菊井貴繁
- 衣装(デザイン):巫紹棋
- 助監督:水野貴之、鈴木秀樹
- 記録:大橋将人
- 協力:小菅順子、五十嵐満、杉山美枝、芦沢浩明、千葉茂樹、松本隆司、丸池嘉人、金澤裕、立岡竜哉、井上治
- 配給:ぴあ
エピソード
編集- タイトルは、日本語で若さを示す“青”と、朝鮮語で青の読みである“chong(チョン)”を並べたもの。「チョン」は、一部の人間の間で“日本における朝鮮人に対する蔑称”とされていることから名付けられており、シンプルかつ多層的な意味をもつタイトルである。
受賞記録
編集- 第22回ぴあフィルムフェスティバル(2000年)
- 第29回ロッテルダム国際映画祭正式招待作品
- 第4回釜山国際映画祭正式招待作品
- 第5回しんゆり映画祭正式招待作品
- 第10回にいがた映画祭正式招待作品
- 第15回高崎映画祭正式招待作品