パピレス
(電子書店パピレスから転送)
株式会社パピレスは、電子書籍レンタルサイト『Renta!』などを運営する会社。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町ビル |
設立 | 1995年3月31日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 7013301014017 |
事業内容 |
電子書籍販売 電子書籍レンタル販売 電子書籍取次販売 |
代表者 | 松井康子(代表取締役社長) |
資本金 | 4億1,446万円 |
売上高 |
連結:186億26百万円(2023年3月期) 単独:181億71百万円(2023年3月期)[1] |
営業利益 |
連結:4億25百万円(2023年3月期) 単独:6億70百万円(2023年3月期) |
経常利益 |
連結:5億37百万円(2023年3月期) 単独:7億78百万円(2023年3月期) |
純利益 |
連結:6億57百万円(2023年3月期) 単独:7億94百万円(2023年3月期) |
純資産 |
連結:94億31百万円(2023年3月期) 単独:95億10百万円(2023年3月期) |
総資産 |
連結:133億95百万円(2023年3月期) 単独:132億19百万円(2023年3月期) |
従業員数 | 連結:138名(2023年3月期) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
天谷幹夫 33.47% インフォコム 10.41% セガサミーホールディングス 8.79% 日本出版販売 5.27% (2023年5月15日現在[2]) |
主要子会社 |
巴比樂視網路科技股份有限公司 株式会社ネオアルド PAPYLESS GLOBAL,INC. PAPYLESS HONG KONG CO.,LTD. アルド・エージェンシー・グローバル株式会社 JadeComiX株式会社 |
関係する人物 | 天谷幹夫(創業者) |
外部リンク | https://papy.co.jp/corp_site/ |
1995年3月、富士通社員だった天谷幹夫が社内起業制度を利用し、フジオンラインシステムとして設立。2000年に現社名に商号を変更した。
沿革
編集- 1995年(平成7年)3月31日 - 創業者である天谷幹夫が、富士通株式会社の社外ベンチャー制度(社員の起業支援制度)を利用して、通信ネットワークによる電子書籍販売を事業とする株式会社フジオンラインシステムを設立
- 1995年11月 - パソコン通信上で「電子書店パピレス」開始
- 1996年(平成8年)12月 - インターネットサイト「電子書店パピレス」開始
- 2000年(平成12年)
- 5月 - 韓国の電子書店barobookと業務提携。
- 10月 - 株式会社パピレスに商号変更。
- 12月 - トクパピ会員制導入。
- 2002年(平成16年)1月 - シャープ株式会社が運営するインターネットのWEBサイト上で電子書籍販売を開始。
- 2003年(平成17年)10月 - KDDI株式会社の運営するauで携帯電話公式サイトを開始。
- 2004年(平成16年)
- 1月 - 提携店用電子書籍販売支援システム「eBookBank」の販売、並びにボーダフォン株式会社の運営するVodafone(現SoftBank)で携帯電話専用サイトの運営を開始。
- 10月 - ヤフー株式会社の運営する「Yahoo!コミック」で電子書籍販売を開始。
- 12月 - 紀伊國屋書店へeBookBankを導入。同書店のサイトで電子書籍を販売開始。
- 2005年(平成17年)7月 - 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモが運営するiモードで携帯電話公式サイトを開始。
- 2006年(平成18年)5月 - 携帯電話でオリジナル月額雑誌「ポケットマガジン」を連載開始。
- 2007年(平成19年)4月 - 電子書籍レンタルサイト「電子貸本Renta!」開始。
- 2009年(平成21年)
- 9月30日 - 主要株主であった富士通株式会社が、株式会社オプトにパピレス株式の14.65%を譲渡したことにより、株式会社オプト(現・デジタルホールディングス)が主要株主となる[3]。
- 12月11日 - 株式会社メディアファクトリーと提携し、電子書店パピレスにて電子書籍オリジナルのコミック雑誌「Comic CYUTT(コミックキュット)」の配信を開始[4]
- 2010年(平成22年)6月23日 - 大阪証券取引所(JASDAQ)に上場。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)6月 - 独自開発の電子専用コミック「ReComic」の配信開始[7]
- 2014年(平成26年)
- 1月 - 独自開発の電子専用コミック「ReComic」を、大幅にリニューアルし、コマ送り動画コンテンツ「コミックシアター」として再リリース[8]
- 2月 - スクロール操作のビジュアル電子書籍「絵ノベル」の配信開始[9]。
- 2月 - Yahoo!ブックストアとの相互連携開始[10]。
- 6月 - 「パピレスプラス」(後・犬耳書店)開始
- 9月12日 - 台湾に子会社「巴比樂視網路科技股份有限公司」を設立。
- 10月 - 台湾向けサイト「亂搭租書網」を設立。
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
- 1月4日 - 自社番組「コミックBAR Renta!」放送開始。
- 5月1日 - 英語版「Renta!」を運営する子会社として「PAPYLESS GLOBAL,INC.」を設立。
- 12月22日 - ネオアルドとバンタンの連携プロジェクト「コミックシアター フルボイス版」の共同制作作品が配信開始。
- 2018年(平成30年)
- 2019年(令和元年)
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)
- 9月16日 - オリジナルモーションコミック「アニコミ」のYouTubeチャンネルを開設[22]
- 10月10日 - アニコミ「女体化した僕を騎士様達がねらってます」をTOKYO MX1およびエムキャスにて放送[23]
- 2023年(令和5年)
- 4月22日 - セガサミーホールディングス株式会社との資本業務提携契約の締結[24]
- 5月 - セガサミーホールディングス株式会社と共同で「JadeComiX株式会社」を設立[25]
Renta!
編集パピレスが2007年4月から運営しているコミックを中心としたマルチデバイス対応ストリーミング型電子書籍レンタルサイト[26]。オンラインで電子コミックをレンタルするサービスは日本初。当初は『まもって守護月天!』『魔探偵ロキ』などをそろえた[27]。海外向けに子会社の巴比樂視網路科技股份有限公司が繁体字版「Renta!」の運営を、PAPYLESS GLOBAL,INC.が英語版「Renta!」の運営を行っている。 レンタルプランは48時間レンタルと無期限レンタルがあり、支払いはチケット課金方式。 電子書籍配信システム「MEDUSA(メデューサ)」により、WEBブラウザ上で閲覧可。
オリジナルコンテンツ事業
編集脚注
編集- ^ “株式会社パピレス:有価証券報告書 ‐ 第28期(令和3年4月1日 ‐ 令和4年3月31日)”. EDINET. 金融庁. 2022年12月3日閲覧。
- ^ “株式会社パピレス:四半期報告書 ‐ 第29期 第2四半期(令和4年7月1日 ‐ 令和4年9月30日)”. EDINET. 金融庁. 2022年12月3日閲覧。
- ^ 日経クロステック(xTECH). “ネット広告のオプト、電子書籍のパピレスに出資、コンテンツ配信で協力”. 日経クロステック(xTECH). 2022年12月4日閲覧。
- ^ “パピレス&メディアファクトリーの電子書籍「Comic CYUTT」創刊”. コミックナタリー. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “電子貸本Renta!、海外ユーザー向けに英語版サイトを新設”. ITmedia eBook USER. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “施設利用者向け電子書籍読み放題サービスを開始!” (2012年10月30日). 2017年4月14日閲覧。
- ^ “触ってストーリーを体感する"感じる電子コミック"「ReComic」7作品配信開始”. マイナビニュース (2013年6月28日). 2022年12月4日閲覧。
- ^ “ReComic不評につき大幅リニューアル、お客様の厳しいご意見を基に「コミックシアター」として再リリース!!”. ドリームニュース. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “スマートフォン時代の新しい書籍の形 新感覚のビジュアル電子書籍「絵ノベル」リリース”. ドリームニュース. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “『Yahoo!ブックストア』と『電子貸本Renta!』とが相互提携 「電子貸本Renta!」をYahoo! JAPAN IDで利用可能に”. ドリームニュース. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “パピレスとGYAO、次世代コンテンツ開発・制作の合弁会社を設立”. ITmedia eBook USER. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “電子書籍レンタルサイト「Renta」、スマートフォンで漫画がさくさく読める、タテ読みスクロール機能に対応”. ドリームニュース. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “電子書籍レンタルサイト「Renta!」、スマホ特化のタテ読みフルカラーコミック「タテコミ」をスタート 初年度1,000作品のタテコミ化を計画、デジタルコミック市場の10倍拡大を目指す”. ドリームニュース. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “【Renta!】タテコミ販売開始1周年記念キャンペーン!”. PR TIMES. 2022年12月4日閲覧。
- ^ a b “Rentaオリジナル異世界ファンタジーレーベル『COMIC スピア』誕生!Renta!独占先行で配信開始”. PR TIMES. 2022年12月4日閲覧。
- ^ ““Rentaコミックス”始動!Renta! がオリジナルの電子コミックレーベルをスタート”. PR TIMES. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “パピレスとアムタス、日本の電子コミックを海外市場に展開する共同出資会社「アルド・エージェンシー・グローバル株式会社」の設立で合意 | gamebiz”. gamebiz【ゲームビズ】. 2022年12月3日閲覧。
- ^ “【Renta!】豪華声優出演!マンガが動く、キャラが喋る!スマホで見る縦型マンガアニメーション『アニコミ』リリース!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “運営サイトの「電子書店パピレス」・「犬耳書店」、「Renta!」へのサービス統合のお知らせ”. PR TIMES. 2022年12月3日閲覧。
- ^ “【Renta!】「新作レンタル」「準新作レンタル」の新サービス開始!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年12月4日閲覧。
- ^ a b “【Renta!】デジタル書き下ろしのライトノベルレーベル「Rentaノベルス」スタート! ノベルスとコミカライズ版を同時リリース”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “【Renta!】オリジナルモーションコミック「アニコミ」のYouTubeチャンネル開設!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2022年9月16日). 2023年6月25日閲覧。
- ^ “【新TV番組】『【アニコミ】女体化した僕を騎士様達がねらってます』が10月よりTOKYO MXで放送決定!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2022年8月26日). 2023年6月25日閲覧。
- ^ “パピレスとセガサミーHDが資本業務提携 両社のノウハウを集合して魅力的な電子書籍コンテンツを創出へ セガサミーHDはパピレスの第3位株主に”. gamebiz【ゲームビズ】. 2023年6月25日閲覧。
- ^ “パピレスとセガサミーHD、Webtoonコンテンツとサービスの開発やオリジナルコンテンツの制作を行う合弁会社JadeComiXを5月に設立 | gamebiz”. gamebiz【ゲームビズ】. 2023年6月25日閲覧。
- ^ “ニュース・リリース”. 2017年12月1日閲覧。
- ^ 当初は「魔探偵ロキ」「まもって守護月天!」などをそろえ、全コンテンツで無料の試し読みが可能
- ^ “Renta!オリジナルの少女漫画レーベル『hanamomo』誕生!Renta!独占先行で週刊連載スタート”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年12月4日閲覧。
関連項目
編集- ハーレクイン - パピレスが同レーベルの電子書籍の制作と電子書籍配信に協力。
- ベクター (企業) - Vectorストア内で Renta!とタイアップした『ちょい読み!powered by Renta!』を展開。
- DMM.com - かつてパピレスがDMM.com内のブックコーナーに一般向けの電子書籍の取次を担当
- イーブックイニシアティブジャパン
- デジタルコミック
外部リンク
編集- 株式会社パピレス
- Renta!
- Renta_PR (@Renta_PR) - X(旧Twitter)
- Rentaコミックス公式 (@renta_comics) - X(旧Twitter)
- DeNIMOレーベル公式アカウント (@denimo_pr) - X(旧Twitter)
- 亂搭!租書網
- Renta!(英語版)