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雑敷町(ざつしきちょう)は、愛知県豊田市町名

雑敷町
雑敷町の位置
雑敷町の位置
雑敷町の位置(愛知県内)
雑敷町
雑敷町
雑敷町の位置
北緯35度15分46.5秒 東経137度17分50.6秒 / 北緯35.262917度 東経137.297389度 / 35.262917; 137.297389
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
市町村 豊田市
地区 小原地区
町名制定 2005年平成17年)4月1日
面積
 • 合計 0.33 km2
人口
2019年(令和元年)7月1日現在)[1]
 • 合計 16人
 • 密度 48人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
470-0504[2]
市外局番 0565(豊田MA[3]
ナンバープレート 豊田

地理

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豊田市の北部に位置し、小原地区(旧西加茂郡小原村の村域にほぼ相当する)に属する。北で大ケ蔵連町、東で柏ケ洞町、南東で川見町、南西で上仁木町、西で前洞町と接する。 町域のほぼ中央部を矢作川支流である田代川が縦貫し、国道419号が沿う。河岸段丘上に田畑があり、民家は山裾に点在している。 兼業農家が多数を占める[4]

歴史

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沿革

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  • 江戸期- 寛永期の『三河国村々高附』においては「加茂郡さつしき村」、天保期の郷帳においては「加茂郡雑鋪村」という表記が見受けられる[5]
  • 1635年(寛永12年)当時- 岡崎藩領であった[6]
  • 1762年宝暦12年)- 幕府領となる[7]
  • 1763年(宝暦13年)- 大多喜藩領となる[7]
  • 1871年明治4年)- 大区小区制施行により、第4大区第3小区に所属する[5]
  • 1878年(明治11年)- 郡区町村編制法施行により、加茂郡が西加茂郡と東加茂郡に分割される。これに伴い、雑敷村の所属が加茂郡から西加茂郡に変更される[7]
  • 1884年(明治17年)7月- 戸長役場設置に伴い、雑敷村、大ケ蔵連村(おおがぞれむら)、柏ケ洞村(かしがほらむら)、上仁木村(かみにぎむら)、北村(きたむら)、小村(こむれ)、川見村(せんみむら)、田代村(たしろむら)、東市野々村(ひがしいちののむら)、前洞村(まえぼらむら)の10村が同組に組み込まれる[8]
  • 1889年(明治22年)10月1日- 市制・町村制施行に伴い、雑敷村、大ケ蔵連村、柏ケ洞村、上仁木村、北村、小村、川見村、田代村、東市野々村、前洞村の10村が合併して東加茂郡福原村が誕生し[9]、雑敷村は福原村大字雑敷に継承される[7]
  • 1906年(明治39年)7月1日- 福原村、清原村、豊原村、本城村が合併して小原村が誕生し[10]、福原村大字雑敷は小原村大字雑敷に継承される[7]
  • 2005年平成17年)4月1日- 小原村の豊田市への編入に伴い、住所表示が豊田市雑敷町に変更される。

人口

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2019年(令和元年)7月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 人口
雑敷町 16人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移

2005年(平成17年) 19人 [11]
2010年(平成22年) 17人 [12]
2015年(平成27年) 11人 [13]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[14]

番・番地等 小学校 中学校
全域 豊田市立小原中部小学校 豊田市立小原中学校

寺社

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  • 神明神社
1574年天正21年)、豪族加藤六郎右衛門の勧進とされる。
  • 八柱神社
別名「旭の宮」と呼ばれ、雑敷、大ケ蔵連、柏ケ洞、前洞の4村を鎮守。1617年元和3年)の勧進と伝えられるが、1594年文禄3年)の棟札も残されているため、創建年代はもっと古いものと考えられる[7]
  • 阿弥陀堂

文化財

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散布地

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  • 才光院・行新遺跡[15]
古墳時代から、中世、近世に至る遺跡とされる。

施設

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  • 小原北部生活改善センター

その他

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日本郵便

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脚注

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出典
  1. ^ a b c 豊田市の人口 2019年7月1日現在人口 詳細データ - 町別面積・人口・世帯数”. 豊田市 (2019年7月11日). 2019年7月15日閲覧。
  2. ^ a b 雑敷町の郵便番号”. 日本郵便. 2019年7月15日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  4. ^ 『角川日本地名大辞典 23 愛知県』:1961ページ
  5. ^ a b 『日本歴史地名体系』23:1166ページ
  6. ^ 『日本歴史地名体系』23:851ページ
  7. ^ a b c d e f 『角川日本地名大辞典 23 愛知県』:612ページ
  8. ^ 『豊田加茂の地名』:8ページ
  9. ^ 『角川日本地名大辞典 23 愛知県』:1165ページ
  10. ^ 『豊田加茂7市町村の合併の記録』:20ページ
  11. ^ 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年3月23日閲覧。
  12. ^ 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年3月23日閲覧。
  13. ^ 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年3月23日閲覧。
  14. ^ 2019年度豊田市立小中学校区一覧表” (PDF). 豊田市 (2019年6月26日). 2019年7月15日閲覧。
  15. ^ 埋蔵文化財一覧(豊田市ウェブサイト、2012年1月21日閲覧)
  16. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5 
  • 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9 
  • 『豊田加茂7市町村の合併の記録』、豊田市、2005年。
  • 深津重貞 「豊田加茂の地名」、1991年。