陸上自衛隊の独立高射大隊等一覧

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陸上自衛隊の独立高射大隊等一覧(りくじょうじえいたいのどくりつこうしゃだいたいとういちらん)では、陸上自衛隊においてこれまでに編成された師団旅団に属さない、独立高射大隊(百の位が1で始まる高射特科部隊)、高射特科隊、独立高射中隊(百の位が3で始まる高射特科部隊)及び無人標的機隊等について記述する。

高射火器等を装備した独立特科大隊については「陸上自衛隊の独立特科大隊等一覧」を参照。

高射大隊

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高射大隊(こうしゃだいたい)は、陸上自衛隊の高射特科部隊。第101から第103高射大隊の3個大隊が編成された。第101高射大隊は、地対空誘導弾ナイキシステムを装備する部隊として1963年(昭和38年)1月に習志野駐屯地で新編されたが編制後1年ほどで長射程の対空誘導弾の運用は航空自衛隊が行うことになり装備、人員は航空自衛隊に移管された。射程も比較的短く野戦運用に適した地対空誘導弾ホークは陸上自衛隊で運用することになり1965年(昭和40年)1月には最初の装備部隊である第102高射大隊が東千歳駐屯地で編成され、1967年(昭和42年)3月には2番目の部隊として第103高射大隊が朝霞駐屯地で新編された。1971年(昭和46年)3月には、廃止され第1高射特科群第2高射特科群隷下の射撃中隊へと改編されている。

高射大隊の一覧

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  • 第101高射大隊(習志野駐屯地):地対空誘導弾ナイキシステム装備。1964年(昭和39年)3月31日廃止後に航空自衛隊第1高射群に改編。
  • 第102高射大隊(東千歳駐屯地):地対空誘導弾ホーク装備。1971年(昭和46年)3月24日廃止後に第301~第304射撃中隊を新編。
  • 第103高射大隊(松戸駐屯地):地対空誘導弾ホーク装備。1971年(昭和46年)3月24日廃止後に第305~第308射撃中隊を新編。

高射大隊等の沿革

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  • 1963年(昭和38年)
    • 1月17日:第101高射大隊習志野駐屯地で編成完結。
    • 5月:第101高射大隊第2中隊が習志野駐屯地から武山駐屯地へ移駐。
  • 1964年(昭和39年)
    • 3月31日:第101高射大隊が廃止。
    • 4月1日:ナイキシステムを陸上自衛隊から航空自衛隊に移管し、第101高射大隊が第1高射群に改編。本部は入間基地に移転、第1高射隊を新編。
  • 1965年(昭和40年)1月20日:第102高射大隊が東千歳駐屯地で新編。
  • 1966年(昭和41年)8月3日:第102高射直接支援隊が第102高射大隊の隷下に入る。
  • 1967年(昭和42年)
    • 3月20日:第103高射大隊が朝霞駐屯地で新編。
    • 8月10日:第103高射大隊本部及び本部管理中隊、第3中隊が松戸駐屯地に移駐。
  • 1971年(昭和46年)
    • 3月24日:第102高射大隊(東千歳駐屯地)、第103高射大隊(松戸駐屯地)を廃止。
    • 3月25日:
      1. 第301~第304射撃中隊を東千歳駐屯地で新編。改編された第1高射特科群に編合。
      2. 第305~第308射撃中隊を松戸駐屯地で新編。改編された第2高射特科群に編合。

高射大隊の詳細

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第101高射大隊(だいいちまるいちこうしゃだいたい)は、1964年(昭和39年)3月に廃止された、習志野駐屯地に駐屯していた東部方面隊隷下の高射特科部隊である。

1963年(昭和38年)1月に地対空誘導弾ナイキシステムを運用する部隊として習志野駐屯地で新編された。射程の長い地対空誘導弾は航空自衛隊が所管することとなり1964年(昭和39年)3月に廃止され、ナイキシステムは航空自衛隊へ移管され第1高射群に改編された。

  • 創設  :1963年(昭和38年)1月17日
  • 編成地 :習志野駐屯地
  • 上級部隊:
  • 廃止  :1964年(昭和39年)3月31日
  • 廃止地 :習志野駐屯地
  • 後継部隊:航空自衛隊第1高射群
  • 備考  :ナイキシステムの空自移管(長距離防空移管)に伴い、解隊。

第102高射大隊(だいいちまるにこうしゃだいたい)は、1971年(昭和46年)3月に廃止された、東千歳駐屯地に駐屯していた第1高射特科群隷下の高射特科部隊である。

1965年(昭和40年)1月に地対空誘導弾ホークを運用する部隊として東千歳駐屯地で新編された。1971年(昭和46年)3月に廃止され隷下の各中隊は、第1高射特科群を構成する第301から第304射撃中隊となった。

  • 創設(地):1965年(昭和40年)1月20日
  • 編成地 :東千歳駐屯地
  • 上級部隊:第1高射特科群
  • 廃止  :1971年(昭和46年)3月24日
  • 廃止地 :東千歳駐屯地
  • 後継部隊:第301~第304射撃中隊→第301~第304高射中隊
  • 主要装備:地対空誘導弾ホーク
  • 編成
    • 第102高射大隊本部
    • 本部管理中隊
    • 第1中隊
    • 第2中隊
    • 第3中隊
    • 第4中隊

第103高射大隊(だいいちまるさんこうしゃだいたい)は、1971年(昭和46年)3月に廃止された、松戸駐屯地に駐屯していた第2高射特科群隷下の高射特科部隊である。

1967年(昭和42年)3月に地対空誘導弾ホークを運用する部隊として朝霞駐屯地で新編された。1967年(昭和42年)8月に第103高射大隊主力が松戸駐屯地に移駐。1971年(昭和46年)3月に廃止され隷下の各中隊は、第2高射特科群を構成する第305から第308射撃中隊となった。

  • 創設(地):1967年(昭和42年)3月20日
  • 編成地 :朝霞駐屯地
  • 駐屯地 :
  1. 朝霞駐屯地:1967年(昭和42年)3月20日~1967年(昭和42年)8月9日
  2. 松戸駐屯地:1967年(昭和42年)8月10日~1971年(昭和46年)3月25日
  • 上級部隊:第2高射特科群1967年(昭和42年)3月20日~1971年(昭和46年)3月25日)
  • 廃止  :1971年(昭和46年)3月25日
  • 廃止地 :松戸駐屯地
  • 後継部隊:第305~第308射撃中隊→第305~第308高射中隊
  • 主要装備:地対空誘導弾ホーク
  • 編成
    • 第103高射大隊本部
    • 本部管理中隊
    • 第1中隊
    • 第2中隊
    • 第3中隊
    • 第4中隊

高射特科隊

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高射特科隊(こうしゃとっかたい)は、陸上自衛隊の100番台の地対空誘導弾を装備する大隊規模の独立高射特科部隊である。高射特科隊長は、2等陸佐。

2018年(平成30年)3月に第5高射特科群を廃止して新編された第101高射特科隊と2022年(令和4年)3月に第7高射特科群第327高射中隊を改編して新編した第102高射特科隊までの2個隊が編成され、2024年(令和6年)3月21日現在、第102高射特科隊のみが編成されている。

高射特科隊の一覧

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※太字は、廃止部隊。

  • 第101高射特科隊(八戸駐屯地)東北方面隊:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型装備。
  • 第102高射特科隊(竹松駐屯地)第2高射特科団:03式中距離地対空誘導弾装備。

高射特科隊の配置

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  •  西部方面隊
    • 第2高射特科団(飯塚駐屯地
      • 第102高射特科隊(竹松駐屯地)

高射特科隊の沿革

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  • 2018年(平成30年)3月27日:第5高射特科群(八戸駐屯地)を廃止し、第101高射特科隊に八戸駐屯地で改編し、東北方面隊に編合され直轄部隊となる。
  • 2022年(令和 4年)3月17日:第7高射特科群第327高射中隊(竹松駐屯地)が廃止され、第102高射特科隊に竹松駐屯地で改編し、第2高射特科団に編合され直轄部隊となる。隊長が竹松駐屯地司令職に任命。
  • 2024年(令和 6年)3月21日:
  1. 第101高射特科隊を廃止し第5高射特科群に改編[1]
  2. 第102高射特科隊長が竹松駐屯地司令職を第3水陸機動連隊長に移譲。

高射特科隊の詳細

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第101高射特科隊(だいいちまるいちこうしゃとっかたい)は、青森県八戸市八戸駐屯地に駐屯していた東北方面隊直轄の高射特科部隊である。

2018年(平成30年)3月27日に第5高射特科群を廃止し、第101高射特科隊に改編された。改良ホーク改善Ⅲ型を装備運用していた大隊規模の部隊で部隊長は2等陸佐が補職され、東北方面後方支援隊第301高射直接支援隊が整備等を支援していた。

2024年(令和6年)3月20日に廃止され、第5高射特科群が再編された。

  • 改編部隊:第5高射特科群
  • 創設  :2018年(平成30年)3月27日
  • 編成地 :八戸駐屯地
  • 車両表示:101高
  • 編成  :隊本部・本部付隊・射撃隊・第303無線誘導機隊[2]
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 支援部隊:第301高射直接支援隊(2018年(平成30年)~2024年(令和6年)3月20日)
  • 上級部隊:東北方面隊直轄(2018年(平成30年)3月27日~2024年(令和6年)3月20日)
  • 廃止  :2024年(令和6年)3月20日
  • 廃止地 :八戸駐屯地
  • 後続部隊:第5高射特科群(再編成)[3]
  • 備考  :

第102高射特科隊(だいいちまるにこうしゃとっかたい)は、長崎県大村市竹松駐屯地に駐屯する第2高射特科団隷下の高射特科部隊である。

2022年(令和4年)3月17日に第7高射特科群第327高射中隊を母体に、第102高射特科隊に改編され、第2高射特科団隷下直轄となる。03式中距離地対空誘導弾を装備運用する大隊規模の部隊で部隊長は、2等陸佐が補職される。

  • 改編部隊:第7高射特科群第327高射中隊
  • 創設  :2022年(令和4年)3月17日
  • 編成地 :竹松駐屯地
  • 車両表示:102高
  • 編成  :隊本部・本部付隊・射撃隊[4]
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾、対空レーダ装置、 対空戦闘指揮装置[5]
  • 整備支援部隊:西部方面後方支援隊第102高射直接支援大隊直接支援隊(2022年(令和4年)3月17日から)
  • 上級部隊:第2高射特科団
  • 備考  :
官職名 階級 氏名 補職発令日 前職 後職
第102高射特科隊長

兼 竹松駐屯地司令

2等陸佐 藤川貴章 2022年3月17日 - 2024年3月20日 第327高射中隊長

兼 竹松駐屯地司令[6]

不明

独立高射中隊

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独立高射中隊(どくりつこうしゃちゅうたい)は、地対空誘導弾を主な装備とする高射特科群等に編合される300番台の陸上自衛隊の高射特科部隊である。

地対空誘導弾ホークを運用する部隊として第301高射中隊から第333高射中隊が逐次編成されている。第334高射中隊が2007年(平成19年)3月に03式中距離地対空誘導弾への装備の更新にともない改編により新編され、以降東部方面隊、中部方面隊、西部方面隊(高射特科連隊、高射特科隊への改編に伴い廃止・改編を含む)の順に改編が進んでおり第350高射中隊までの50個中隊が編成され、各方面隊の高射特科群等に2~4個中隊ずつ計23個中隊が配備されている。第310高射中隊(下志津駐屯地)は高射教導隊に編合されて教育支援を任務としている[7]

独立高射中隊の一覧

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地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型装備中隊:11個中隊

03式中距離地対空誘導弾装備中隊:14個中隊

独立高射中隊の配置

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  •  北部方面隊
    • 第1高射特科団(東千歳駐屯地
      • 第1高射特科群(東千歳駐屯地
        • 第301高射中隊(東千歳駐屯地):地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
        • 第302高射中隊(東千歳駐屯地):地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
        • 第303高射中隊(島松駐屯地):地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
        • 第304高射中隊(島松駐屯地):地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
      • 第4高射特科群(名寄駐屯地
        • 第315高射中隊(名寄駐屯地):地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
        • 第316高射中隊(名寄駐屯地):地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
        • 第317高射中隊(名寄駐屯地):地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
        • 第318高射中隊(名寄駐屯地):地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  •  東北方面隊
    • 第5高射特科群八戸駐屯地
      • 第319高射中隊(八戸駐屯地):地対空誘導弾改良ホーク改善III型
      • 第320高射中隊(八戸駐屯地):地対空誘導弾改良ホーク改善III型
  •  東部方面隊
  •  中部方面隊
    • 第8高射特科群青野原駐屯地
      • 第338高射中隊(青野原駐屯地):03式中距離地対空誘導弾
      • 第339高射中隊(青野原駐屯地):03式中距離地対空誘導弾
      • 第340高射中隊(青野原駐屯地):03式中距離地対空誘導弾
      • 第343高射中隊(青野原駐屯地):03式中距離地対空誘導弾
  •  西部方面隊
    • 第2高射特科団(飯塚駐屯地
      • 第3高射特科群飯塚駐屯地
        • 第344高射中隊(奄美駐屯地):03式中距離地対空誘導弾
        • 第345高射中隊(飯塚駐屯地):03式中距離地対空誘導弾
        • 第349高射中隊(飯塚駐屯地):03式中距離地対空誘導弾
        • 第350高射中隊(飯塚駐屯地):03式中距離地対空誘導弾
      • 第7高射特科群(宮古島駐屯地
  •  防衛大臣直轄部隊:高射学校(下志津駐屯地)隷属
    • 高射教導隊(下志津駐屯地)
      • 第310高射中隊(下志津駐屯地):地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型

廃止された独立高射中隊の一覧

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  • 第305高射中隊(朝霞駐屯地 )第2高射特科群:2009年 (平成21年)3月26日03式中距離地対空誘導弾 導入に伴い、第337高射中隊に改編。
  • 第306高射中隊(朝霞駐屯地 )第2高射特科群:2007年 (平成19年)9月03式中距離地対空誘導弾 導入に伴い、第335高射中隊に改編。
  • 第307高射中隊(松戸駐屯地 )第2高射特科群:2008年 (平成20年)3月26日03式中距離地対空誘導弾 導入に伴い、第336高射中隊に改編。
  • 第308高射中隊(下志津駐屯地 )第2高射特科群:2007年 (平成19年)3月28日03式中距離地対空誘導弾 導入に伴い、第334高射中隊に改編。
  • 第309高射中隊(青野原駐屯地)第8高射特科群:2012年(平成24年)3月26日廃止。
  • 第311高射中隊(飯塚駐屯地)第3高射特科群:2016年(平成28年)3月27日03式中距離地対空誘導弾導入に伴い、第344高射中隊に改編。
  • 第312高射中隊(飯塚駐屯地)第3高射特科群:2017年(平成29年)3月27日03式中距離地対空誘導弾導入に伴い、第345高射中隊に改編。
  • 第313高射中隊(飯塚駐屯地)第3高射特科群:2023年(令和 5年)3月16日03式中距離地対空誘導弾導入に伴い、第349高射中隊に改編。
  • 第314高射中隊(飯塚駐屯地)第3高射特科群:2024年(令和 6年)3月21日03式中距離地対空誘導弾導入に伴い、第350高射中隊に改編。
  • 第319高射中隊(初代)(八戸駐屯地)第5高射特科群:2018年(平成30年)3月27日第5高射特科群を廃止し、第101高射特科隊を新編。
  • 第320高射中隊(初代)(八戸駐屯地)第5高射特科群:2018年(平成30年)3月27日第5高射特科群を廃止し、第101高射特科隊を新編。
  • 第321高射中隊(八戸駐屯地)第5高射特科群:2018年(平成30年)3月27日第5高射特科群を廃止し、第101高射特科隊を新編。
  • 第322高射中隊(八戸駐屯地)第5高射特科群:2018年(平成30年)3月27日第5高射特科群を廃止し、第101高射特科隊を新編。
  • 第323高射中隊(白川分屯地)第6高射特科群:2014年(平成26年)3月26日第15高射特科連隊第3高射中隊に改編(03式中距離地対空誘導弾装備)。
  • 第324高射中隊(勝連分屯地)第6高射特科群:2013年(平成25年)3月26日03式中距離地対空誘導弾導入に伴い、第342高射中隊に改編。
  • 第325高射中隊(知念分屯地)第6高射特科群:2012年(平成24年)3月26日03式中距離地対空誘導弾導入に伴い、第341高射中隊に改編。
  • 第326高射中隊(南与座分屯地)第6高射特科群:2014年(平成26年)3月26日第15高射特科連隊第4高射中隊に改編(11式短距離地対空誘導弾装備)。
  • 第327高射中隊(竹松駐屯地)第7高射特科群:2022年(令和 4年)3月17日廃止し、第102高射特科隊に改編。
  • 第328高射中隊(竹松駐屯地)第7高射特科群:2021年(令和 3年)3月18日03式中距離地対空誘導弾導入に伴い、第347高射中隊に改編。
  • 第329高射中隊(竹松駐屯地)第7高射特科群:2018年(平成30年)3月27日03式中距離地対空誘導弾導入に伴い、第346高射中隊に改編。
  • 第330高射中隊(竹松駐屯地)第7高射特科群:2018年(平成30年)3月27日03式中距離地対空誘導弾導入に伴い、第346高射中隊に改編。
  • 第333高射中隊(青野原駐屯地)第8高射特科群:2012年(平成24年)3月26日03式中距離地対空誘導弾導入に伴い、第340高射中隊に改編。
  • 第331高射中隊(青野原駐屯地)第8高射特科群:2010年(平成22年)3月26日03式中距離地対空誘導弾導入に伴い、第338高射中隊に改編。
  • 第332高射中隊(青野原駐屯地)第8高射特科群:2011年(平成23年)4月22日03式中距離地対空誘導弾導入に伴い、第339高射中隊に改編。
  • 第341高射中隊(知念分屯地)第6高射特科群:2014年(平成26年)3月26日第15高射特科連隊第1高射中隊に改編(03式中距離地対空誘導弾装備)。
  • 第342高射中隊(勝連分屯地)第6高射特科群:2014年(平成26年)3月26日第15高射特科連隊第2高射中隊に改編(03式中距離地対空誘導弾装備)。
  • 第347高射中隊(竹松駐屯地)第7高射特科群:2022年(令和4年)3月17日、第348高射中隊に改称(03式中距離地対空誘導弾装備)。

高射特科群・独立高射中隊の沿革

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※各高射特科群等の沿革の集約(高射中隊の編成時期に前後あり)

  • 1954年(昭和29年)
    • 9月25日:
    1. 第1高射特科群第1特科団隷下に北千歳駐屯地で新編。第1高射特科群本部、本部中隊及び第301高射運用隊北千歳駐屯地において編成完結し、第1高射特科群に編合。
    2. 第106特科大隊40mm高射機関砲函館駐屯地)を第1高射特科群に編合。
    3. 第116特科大隊M2 90mm高射砲)が浜松駐屯地で編成され、第1高射特科群に編合。
      • ※編成(第1高射特科群本部、本部中隊、第301高射運用隊、第106特科大隊、第116特科大隊)
    • 10月18日:第1高射特科群本部及び本部中隊、第301高射運用隊が北千歳駐屯地から東千歳駐屯地へ移駐。
    • 10月20日:第116特科大隊が浜松駐屯地から東千歳駐屯地へ移駐。
    • 12月15日:第106特科大隊が函館駐屯地から東千歳駐屯地へ移駐。
  • 1956年(昭和31年)1月25日:
  1. 第116特科大隊(東千歳駐屯地)を母体に第118特科大隊(東千歳駐屯地:M1 90mm高射砲)が編成完結。第1高射特科群に編合。
    • ※編成(第1高射特科群本部、本部中隊、第301高射運用隊、第106特科大隊(真駒内駐屯地)、第116特科大隊、第118特科大隊)
  2. 第2高射特科群陸上自衛隊高射学校の隷下部隊として下志津駐屯地において編成完結。
  • 1959年(昭和34年)
    • 3月11日:第106特科大隊(真駒内駐屯地)を廃止。
    • 3月12日:第121特科大隊第122特科大隊(いずれもM51 75mm高射砲(Skysweeper)装備)が真駒内駐屯地において新編。第1高射特科群に隷属。
    • 3月21日:第115特科大隊(下志津駐屯地)を改編し、第123特科大隊第124特科大隊(いずれもM51 75mm高射砲 (Skysweeper)装備)が下志津駐屯地で新編。 
    • 3月30日:第122特科大隊が真駒内駐屯地から八戸駐屯地へ移駐し、第9混成団隷下に編合。  
    • 8月20日:第121特科大隊が真駒内駐屯地から東千歳駐屯地へ移駐。
      • ※編成(第1高射特科群本部、本部中隊、第301高射運用隊、第116特科大隊、第118特科大隊、第121特科大隊)
  • 1960年(昭和35年)11月10日:第124特科大隊が東部方面隊隷下に編成替えとなり、下志津駐屯地から朝霞駐屯地に移駐。
  • 1965年 (昭和40年)1月20日:
  1. 第121特科大隊(東千歳駐屯地)を廃止。
  2. 地対空誘導弾ホークを運用する第102高射大隊及び第302高射搬送通信隊が東千歳駐屯地で、第102高射直接支援隊が島松駐屯地で編成完結。
    • ※編成(第1高射特科群本部、本部中隊、第301高射運用隊、第116特科大隊、第118特科大隊、第102高射大隊、第302高射搬送通信隊)
  • 1966年(昭和41年)8月3日:
  1. 第102高射直接支援隊(島松駐屯地)が第102高射大隊に隷属。
  2. 第2高射特科群が東部方面隊隷下に編入され、群本部及び本部中隊、第302高射運用隊が下志津駐屯地から朝霞駐屯地に移駐。
  3. 第119特科大隊(下志津駐屯地)、第123特科大隊(下志津駐屯地)が陸上自衛隊高射学校隷下に編成替え。
    • ※編成(第2高射特科群本部、本部中隊、第123特科大隊、第302高射運用隊)
  • 1967年(昭和42年)
    • 3月20日:第2高射特科群が地対空誘導弾ホーク を運用する部隊として朝霞駐屯地で編成完結(改編)。
      • ※編成(第2高射特科群本部、本部中隊、第103高射大隊第103高射直接支援隊、第124特科大隊、第302高射運用隊)
    • 8月10日:第2高射特科群本部及び本部中隊、第103高射大隊本部及び本部管理中隊、第3中隊、第303高射搬送通信隊本部、第302高射運用隊が朝霞駐屯地から松戸駐屯地 に移駐。
  • 1969年 (昭和44年)3月1日:高射教導隊が廃止した第119特科大隊(下志津駐屯地)及び第123特科大隊(下志津駐屯地)の一部を改編して下志津駐屯地で新編(2個大隊基幹)。
    ※新編時の編成
  • 1970年 (昭和45年)8月5日:
  1. 第116特科大隊が東千歳駐屯地から飯塚駐屯地へ移駐。
  2. 高射学校隷下の第123特科大隊(下志津駐屯地)を廃止し、地対空誘導弾ホーク装備部隊として第309高射中隊第310高射中隊を高射教導隊第2大隊隷下に下志津駐屯地で新編。
  • 1971年 (昭和46年)3月25日:
    • 第1高射特科群の改編。
      1. 第102高射大隊(東千歳駐屯地)を廃止し、第301~第304射撃中隊を東千歳駐屯地で新編。
      2. 第301高射運用隊(東千歳駐屯地)を廃止。
      3. 第302高射搬送通信隊(東千歳駐屯地)を第301高射搬送通信中隊に改称。
      4. 第118特科大隊(東千歳駐屯地)及び無線誘導標的機隊(静内分屯地 )が第1特科団直轄となる。
        • ※編成(第1高射特科群本部、本部中隊、第301~第304射撃中隊、第301高射搬送通信中隊、第102高射直接支援隊)
    • 第2高射特科群の改編。
      1. 第103高射大隊(松戸駐屯地)を廃止し、第305~第308射撃中隊を松戸駐屯地で新編。
      2. 第302高射運用隊(松戸駐屯地)を廃止。
      3. 第124特科大隊(朝霞駐屯地)が東部方面隊隷下に異動。
        • ※編成(第2高射特科群本部、本部中隊、第305~第308射撃中隊、第303高射搬送通信隊、第103高射直接支援隊)
    • 第3高射特科群第116特科大隊(飯塚駐屯地)を廃止改編し飯塚駐屯地で新編。
      1. 第311~314射撃中隊を飯塚駐屯地で新編。
      2. 第303高射搬送通信中隊を飯塚駐屯地で新編。
      3. 第104高射直接支援隊を飯塚駐屯地で新編。
        • ※ 編成(第3高射特科群本部、本部管理中隊、第311~314射撃中隊、第303高射搬送通信中隊、第104高射直接支援隊)
  • 1972年(昭和47年)
    • 3月24日:
      1. 第4高射特科群第1特科団第118特科大隊M1 90mm高射砲を装備)を改編して名寄駐屯地で新編。第315高射中隊~第318高射中隊を名寄駐屯地で新編。
        • ※ 編成(第4高射特科群本部、本部管理中隊、第315~318射撃中隊、第304高射搬送通信中隊第105高射直接支援隊
      2. 新編された第1高射団隷下に第1特科群及び第4特科群が編合。
    • 5月15日:第1高射特科群の第301~第304射撃中隊が第301~第304高射中隊に称号変更。
    • 8月1日:第6高射特科群第124特科大隊を母体として朝霞駐屯地で新編。東部方面隊に隷属。
      • ※編成(第6高射特科群本部、本部管理中隊、第323~第326高射中隊第306高射搬送通信中隊第107高射直接支援隊
    • 10月:
      1. 第2高射特科群の第305~第308射撃中隊が第305~第308高射中隊に改称。
      2. 第303高射搬送通信隊が第302高射搬送通信中隊に改称。
  • 1973年(昭和48年)
    • 1月30日:第6高射特科群が那覇駐屯地に移駐開始。
    • 2月23日:第6高射特科群が西部方面隊隷下に直轄部隊として編入。
    • 3月25日:第6高射特科群が那覇駐屯地に移駐完了。
    • 3月27日:第5高射特科群を第122特科大隊を廃止改編し、八戸駐屯地で新編。第319~第322高射中隊を八戸駐屯地で新編。
      • ※ 編成(第5高射特科群本部、本部管理中隊、第319~第322高射中隊第305高射搬送通信中隊第106高射直接支援隊
    • 4月13日:
    1. 与座分屯地開設に伴い、第6高射特科群本部、本部管理中隊、第306高射搬送通信中隊、第107高射直接支援隊が駐屯開始。
    2. 知念分屯地開設に伴い、第325高射中隊が駐屯開始。
    • 4月16日:南与座分屯地開設に伴い、第326高射中隊が駐屯開始。
    • 5月1日:
    1. 白川分屯地開設に伴い、第323高射中隊が駐屯開始。
    2. 勝連分屯地開設に伴い、第324高射中隊が駐屯開始。
    • 7月1日:第6高射特科群が防空任務の実働開始。
    • 8月1日:第3高射特科群が第2高射団に編合。
    • 10月16日:第6高射特科群が第1混成団に隷属。
  • 1974年(昭和49年)
    1. 第3高射特科群隷下の第327高射中隊、第328高射中隊を隷下に編合。
    2. 第329高射中隊第330高射中隊竹松駐屯地で新編。
    3. 第307高射搬送通信中隊竹松駐屯地で新編。
    4. 第108高射直接支援隊竹松駐屯地で新編。
      • ※ 編成(第7高射特科群本部、本部管理中隊、第327~第330高射中隊、第307高射搬送通信中隊、第108高射直接支援隊)
  • 1976年(昭和51年)8月20日:
    1. 第1高射団が第1高射特科団に称号変更。
    2. 第2高射団が第2高射特科団に称号変更。
    3. 第8高射特科群が青野原駐屯地で新編。
      1. 高射教導隊隷下の第309高射中隊が下志津駐屯地から青野原駐屯地に移駐し第8高射特科群隷下に編合。
      2. 第331~第333高射中隊が青野原駐屯地で新編。
      3. 第308高射搬送通信中隊が青野原駐屯地で新編。
      4. 第109高射直接支援隊が青野原駐屯地で新編。
        • ※ 編成(第8高射特科群本部、本部管理中隊、第309高射中隊、第331~第333高射中隊、第308高射搬送通信中隊、第109高射直接支援隊)
  • 1982年(昭和57年)3月25日:第4高射特科群隷下の第315、第316、第317、第318高射中隊及び第105高射直接支援隊が改良ホークへの換装により改編。
  • 1987年(昭和62年)3月26日:第3高射特科群が地対空ミサイルホークが基本型から改良型に換装。
  • 1996年(平成 8年)3月31日:第4高射特科群が改良ホーク改善Ⅲ型への換装を完了。
  • 2000年(平成12年)3月28日:第1高射特科団の改編。
  1. 第1高射特科群の第102高射直接支援隊を廃止し、整備部門を北部方面後方支援隊第101高射直接支援大隊第1直接支援中隊へ移管。
  2. 第4高射特科群の第105高射直接支援隊を廃止し、整備部門を北部方面後方支援隊第101高射直接支援大隊第2直接支援中隊へ移管。
  • 2002年(平成14年)3月27日:第2高射特科群の第103高射直接支援隊を廃止し、整備部門を東部方面後方支援隊第301高射直接支援中隊へ移管。
  • 2003年(平成15年)3月27日:第2高射特科団の改編。
  1. 第3高射特科群の第104高射直接支援隊を廃止し、整備部門を西部方面後方支援隊第102高射直接支援大隊第1直接支援中隊へ移管。
  2. 第7高射特科群の第108高射直接支援隊を廃止し、整備部門を西部方面後方支援隊第102高射直接支援大隊第2直接支援中隊へ移管。
  • 2015年(平成27年)3月26日:
  1. 第343高射中隊03式中距離地対空誘導弾 装備)を青野原駐屯地で新編。
  2. 第311高射中隊(飯塚駐屯地)に03式中距離地対空誘導弾の配備を開始。
  1. 第327高射中隊(竹松駐屯地)を第102高射特科隊に改編し、第2高射特科団直轄となる。
  2. 第347高射中隊(竹松駐屯地)を第348高射中隊に改称。
  • 2023年(令和 5年)3月16日:
  1. 第348高射中隊が竹松駐屯地から石垣駐屯地へ移駐。
  2. 第313高射中隊(飯塚駐屯地)を廃止し、第349高射中隊03式中距離地対空誘導弾装備)に改編。

独立高射中隊の詳細

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第301~第333高射中隊(地対空誘導弾改良ホークを装備した部隊)

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第301高射中隊

  • 改編部隊:第301射撃中隊
  • 創設  :1972年(昭和47年)5月15日
  • 編成地 :東千歳駐屯地
  • 車両表示:301高
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 上級部隊:第1高射特科群
  • 備  考:

第302高射中隊

  • 改編部隊:第302射撃中隊
  • 創設  :1972年(昭和47年)5月15日
  • 編成地 :東千歳駐屯地
  • 車両表示:302高
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 駐屯地 :
    1. 北千歳駐屯地:不明から2024年(令和6年)3月20日の間。
    2. 東千歳駐屯地:2024年(令和6年)3月21日から
  • 上級部隊:第1高射特科群
  • 備  考:

第303~第304高射中隊

  • 改編部隊:第303~第304射撃中隊
  • 創設  :1972年(昭和47年)5月15日
  • 編成地 :島松駐屯地
  • 車両表示:303高
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 上級部隊:第1高射特科群
  • 備  考:

第305高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第305射撃中隊
  • 創設  :1972年(昭和47年)10月
  • 編成地 :松戸駐屯地
  • 車両表示:305高
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク
  • 上級部隊:第2高射特科群
  • 廃止  :2009年 (平成21年)3月26日
  • 廃止地 :松戸駐屯地
  • 後継部隊:第337高射中隊
  • 備  考::03式中距離地対空誘導弾導入に伴い改編。

第306高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第306射撃中隊
  • 創設  :1972年(昭和47年)10月
  • 編成地 :松戸駐屯地
  • 車両表示:306高
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク
  • 上級部隊:第2高射特科群
  • 廃止  :2007年 (平成19年)9月
  • 廃止地 :松戸駐屯地
  • 後継部隊:第335高射中隊
  • 備  考:03式中距離地対空誘導弾導入に伴い改編。

第307高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第307射撃中隊
  • 創設  :1972年(昭和47年)10月
  • 編成地 :松戸駐屯地
  • 車両表示:307高
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク
  • 上級部隊:第2高射特科群
  • 廃止  :2008年 (平成20年)3月26日
  • 廃止地 :松戸駐屯地
  • 後継部隊:第336高射中隊
  • 備  考:03式中距離地対空誘導弾導入に伴い改編。

第308高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第308射撃中隊
  • 創設  :1972年(昭和47年)10月
  • 編成地 :松戸駐屯地
  • 車両表示:308高
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク
  • 上級部隊:第2高射特科群
  • 廃止  :2007年 (平成19年)3月28日
  • 廃止地 :松戸駐屯地
  • 後継部隊:第334高射中隊
  • 備  考:03式中距離地対空誘導弾導入に伴い改編。

第309高射中隊(廃止)

  • 上級部隊:
  1. 高射教導隊第2大隊:1970年(昭和45年)8月5日~1976年(昭和51年)8月19日
  2. 第8高射特科群:1976年(昭和51年)8月20日~2012年 (平成24年)3月26日
  • 駐屯地 :
  1. 下志津駐屯地:1970年(昭和45年)8月5日~1976年(昭和51年)8月19日
  2. 青野原駐屯地:1976年(昭和51年)8月20日~2012年 (平成24年)3月26日
  • 廃止  :2012年 (平成24年)3月26日
  • 廃止地 :青野原駐屯地
  • 後継部隊:なし
  • 備  考:

第310高射中隊

  • 改編部隊:第123特科大隊の一部
  • 創設  :1970年 (昭和45年)8月5日
  • 編成地 :下志津駐屯地
  • 車両表示:310高
  • 上級部隊:
    1. 高射教導隊第2大隊:1970年(昭和45年)8月5日~
    2. 高射教導隊直轄:時期不明
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 備  考:一般部隊以外に編合された高射中隊。

第311高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第311射撃中隊
  • 創設  :1971年(昭和46年)3月25日
  • 編成地 :飯塚駐屯地
  • 車両表示:311高
  • 上級部隊:第3高射特科群1971年(昭和46年)3月25日~2016年 (平成28年)3月26日)
  • 廃止  :2016年 (平成28年)3月26日
  • 廃止地 :飯塚駐屯地
  • 後継部隊:第344高射中隊
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅱ型
  • 備  考:2015年(平成27年)3月26日に03式中距離地対空誘導弾の配備を開始し、完了により改編。

第312高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第312射撃中隊
  • 創設  :1971年(昭和46年)3月25日
  • 編成地 :飯塚駐屯地
  • 車両表示:312高
  • 上級部隊:第3高射特科群(1971年(昭和46年)3月25日~2017年 (平成29年)3月26日)
  • 廃止  :2017年 (平成29年)3月26日
  • 廃止地 :飯塚駐屯地
  • 後継部隊:第345高射中隊
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅱ型
  • 備  考:03式中距離地対空誘導弾装備に伴う改編。

第313高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第313射撃中隊
  • 創設  :1971年(昭和46年)3月25日
  • 編成地 :飯塚駐屯地
  • 車両表示:313高
  • 上級部隊:第3高射特科群1971年(昭和46年)3月25日~2023年(令和 5年)3月15日)
  • 廃止  :2023年(令和 5年)3月15日
  • 廃止地 :飯塚駐屯地
  • 後継部隊:第349高射中隊
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 備  考:03式中距離地対空誘導弾装備に伴う改編。

第314高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第314射撃中隊
  • 創設  :1971年(昭和46年)3月25日
  • 編成地 :飯塚駐屯地
  • 車両表示:314高
  • 上級部隊:第3高射特科群1971年(昭和46年)3月25日~)
  • 廃止  :2024年(令和 6年)3月21日
  • 廃止地 :飯塚駐屯地
  • 後継部隊:第350高射中隊
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 備  考:03式中距離地対空誘導弾装備に伴う改編。

第315~第318高射中隊

  • 創設  :1972年(昭和47年)3月24日
  • 編成地 :名寄駐屯地
  • 車両表示:315高~318高
  • 上級部隊:第4高射特科群1972年(昭和47年)3月24日~)
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 備  考:

第319~第320高射中隊

  • 改編部隊:第122特科大隊
  • 創設  :1973年(昭和48年)3月27日
  • 編成地 :八戸駐屯地
  • 車両表示:319高~320高
  • 上級部隊:第5高射特科群
  • 廃止  :2018年(平成30年)3月26日
  • 廃止地 :八戸駐屯地
  • 後継部隊:第101高射特科隊
  • 再編成 :2024年(令和6年)3月21日
  • 再編成地:八戸駐屯地
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 備  考:第5高射特科群再編に伴い、2024年に再編成。

第321~第322高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第122特科大隊
  • 創設  :1973年(昭和48年)3月27日
  • 編成地 :八戸駐屯地
  • 車両表示:321高~322高
  • 上級部隊:第5高射特科群
  • 廃止  :2018年(平成30年)3月26日
  • 廃止地 :八戸駐屯地
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 後継部隊:第101高射特科隊
  • 備  考:第5高射特科群を廃止し、第101高射特科隊を新編。

第323高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第124特科大隊第1中隊
  • 創設  :1972年(昭和47年)8月1日
  • 編成地 :朝霞駐屯地
  • 車両表示:323高
  • 駐屯地 :
    1. 朝霞駐屯地1972年(昭和47年)8月1日~1973年(昭和48年)3月25日
    2. 白川分屯地1973年(昭和48年)5月1日~2014年(平成26年)3月25日
  • 上級部隊:第6高射特科群
  • 廃止  :2014年(平成26年)3月25日:
  • 廃止地 :白川分屯地
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク
  • 後継部隊:第15高射特科連隊第3高射中隊
  • 備  考:第15高射特科連隊への改編、03式中距離地対空誘導弾装備にともなう改編。

第324高射高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第124特科大隊第2中隊
  • 創設  :1972年(昭和47年)8月1日
  • 編成地 :朝霞駐屯地
  • 車両表示:324高
  • 駐屯地 :
  1. 朝霞駐屯地1972年(昭和47年)8月1日~1973年(昭和48年)3月25日
  2. 勝連分屯地1973年(昭和48年)5月1日~2013年(平成25年)3月25日
  • 上級部隊:第6高射特科群
  • 廃止  :2013年(平成25年)3月25日
  • 廃止地 :勝連分屯地
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク
  • 後継部隊:第342高射中隊
  • 備  考:03式中距離地対空誘導弾装備にともなう改編。

第325高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第124特科大隊第3中隊
  • 創設  :1972年(昭和47年)8月1日
  • 編成地 :朝霞駐屯地
  • 車両表示:325高
  • 駐屯地 :
    1. 朝霞駐屯地1972年(昭和47年)8月1日~1973年(昭和48年)3月25日
    2. 知念分屯地1973年(昭和48年)4月13日~2013年(平成25年)3月25日
  • 上級部隊:第6高射特科群
  • 廃止  :2012年(平成24年)3月25日
  • 廃止地 :知念分屯地
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク
  • 後継部隊:第341高射中隊
  • 備  考:03式中距離地対空誘導弾装備にともなう改編。

第326高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第124特科大隊第4中隊
  • 創設  :1972年(昭和47年)8月1日
  • 編成地 :朝霞駐屯地
  • 車両表示:326高
  • 駐屯地 :
  1. 朝霞駐屯地1972年(昭和47年)8月1日~1973年(昭和48年)3月25日
  2. 南与座分屯地:1973年(昭和48年)4月16日~2014年(平成26年)3月25日
  • 上級部隊:第6高射特科群
  • 廃止  :2014年(平成26年)3月25日
  • 廃止地 :南与座分屯地
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク
  • 後継部隊:第15高射特科連隊第4高射中隊
  • 備  考:第15高射特科連隊への改編、11式短距離地対空誘導弾装備にともなう改編。

第327高射中隊(廃止)

第327高射中隊(だいさんにななこうしゃちゅうたい)は、竹松駐屯地に駐屯していた第7高射特科群隷下の高射特科部隊であった。2022年(令和 4年)3月に第2高射特科団直轄の第102高射特科隊(03式中距離地対空誘導弾装備)に改編された。

  • 創設  :1974年(昭和49年)3月26日
  • 編成地 :
  • 車両表示:327高
  • 上級部隊:
  1. 第3高射特科群:1974年(昭和49年)3月26日~1974年(昭和49年)7月31日
  2. 第7高射特科群:1974年(昭和49年)8月1日~2022年(令和4年)3月16日
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 廃止  :2022年(令和 4年)3月16日
  • 廃止地 :竹松駐屯地
  • 後継部隊:第102高射特科隊
  • 備  考:2020年(令和2年)3月26日に駐屯地司令職を第7高射特科群長から移管され、2022年(令和4年)3月16日まで中隊長が竹松駐屯地司令であった。

第328高射中隊(廃止)

  • 創設  :1974年(昭和49年)3月26日
  • 編成地 :
  • 車両表示:328高
  • 上級部隊:
  1. 第3高射特科群:1974年(昭和49年)3月26日~1974年(昭和49年)7月31日
  2. 第7高射特科群:1974年(昭和49年)8月1日~2021年(令和3年)3月18日
  • 廃止  :2021年(令和3年)3月18日
  • 廃止地 :竹松駐屯地
  • 後継部隊:第347高射中隊
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 備  考:03式中距離地対空誘導弾装備に伴う改編。

第329高射中隊、第330高射中隊(廃止)

  • 創設  :1974年(昭和49年)8月1日
  • 編成地 :竹松駐屯地
  • 車両表示:329高~330高
  • 上級部隊:第7高射特科群(1974年(昭和49年)8月1日~2018年(平成30年)3月26日)
  • 廃止  :2018年(平成30年)3月26日
  • 廃止地 :竹松駐屯地
  • 後継部隊:第346高射中隊
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 備  考:03式中距離地対空誘導弾装備に伴う改編。

第331高射中隊(廃止)

  • 創設  :1976年(昭和51年)8月20日
  • 編成地 :青野原駐屯地
  • 車両表示:331高
  • 上級部隊:第8高射特科群1976年(昭和51年)8月20日~2010年(平成22年)3月25日)
  • 廃止  :2010年(平成22年)3月25日
  • 廃止地 :青野原駐屯地
  • 後継部隊:第338高射中隊
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 備  考:03式中距離地対空誘導弾装備に伴う改編。

第332高射中隊(廃止)

  • 創設  :1976年(昭和51年)8月20日
  • 編成地 :青野原駐屯地
  • 車両表示:332高
  • 上級部隊:第8高射特科群(1976年(昭和51年)8月20日~2011年(平成23年)4月21日)
  • 廃止  :2011年(平成23年)4月21日
  • 廃止地 :青野原駐屯地
  • 後継部隊:第339高射中隊
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 備  考:03式中距離地対空誘導弾装備に伴う改編。

第333高射中隊

  • 創設  :1976年(昭和51年)8月20日
  • 編成地 :青野原駐屯地
  • 車両表示:333高
  • 上級部隊:第8高射特科群(1976年(昭和51年)8月20日~2012年(平成24年)3月25日)
  • 廃止  :2012年(平成24年)3月25日
  • 廃止地 :青野原駐屯地
  • 後継部隊:第340高射中隊
  • 主要装備:地対空誘導弾改良ホーク改善Ⅲ型
  • 備  考:03式中距離地対空誘導弾装備に伴う改編。

第334~第350高射中隊(03式中距離地対空誘導弾を装備した部隊)

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第334高射中隊

  • 改編部隊:第308高射中隊(松戸駐屯地)
  • 創設  :2007年(平成19年)3月28日
  • 編成地 :松戸駐屯地
  • 車両表示:334高
  • 上級部隊:第2高射特科群(2007年(平成19年)3月28日~)
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾

第335高射中隊

  • 改編部隊:第306高射中隊(松戸駐屯地)
  • 創設  :2007年(平成19年)9月
  • 編成地 :松戸駐屯地
  • 車両表示:335高
  • 上級部隊:第2高射特科群(2007年(平成19年)9月~)
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾

第336高射中隊

  • 改編部隊:第307高射中隊(松戸駐屯地)
  • 創設  :2008年(平成20年)3月26日
  • 編成地 :松戸駐屯地
  • 車両表示:336高
  • 上級部隊:第2高射特科群(2008年(平成20年)3月26日~)
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾

第337高射中隊

  • 改編部隊:第305高射中隊(松戸駐屯地)
  • 創設  :2009年(平成21年)3月26日
  • 編成地 :松戸駐屯地
  • 車両表示:337高
  • 駐屯地 :
    1. 松戸駐屯地:2009年(平成21年)3月26日~2009年(平成21年)3月29日
    2. 古河駐屯地:2009年(平成21年)3月30日~
  • 上級部隊:第2高射特科群2009年(平成21年)3月26日~)
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾

第338高射中隊

  • 改編部隊:第331高射中隊(青野原駐屯地)
  • 創設  :2010年(平成22年)3月26日
  • 編成地 :青野原駐屯地
  • 車両表示:338高
  • 上級部隊:第8高射特科群(2010年(平成22年)3月26日~)
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾

第339高射中隊

  • 改編部隊:第332高射中隊(青野原駐屯地)
  • 創設  :2011年(平成23年)4月22日
  • 編成地 :青野原駐屯地
  • 車両表示:339高
  • 上級部隊:第8高射特科群(2011年(平成23年)4月22日~)
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾

第340高射中隊

  • 改編部隊:第333高射中隊(青野原駐屯地)
  • 創設  :2012年(平成24年)3月26日
  • 編成地 :青野原駐屯地
  • 車両表示:340高
  • 上級部隊:第8高射特科群(2012年(平成24年)3月26日~)
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾

第341高射中隊

  • 改編部隊:第325高射中隊(知念分屯地)
  • 創設  :2012年(平成24年)3月26日
  • 編成地 :知念分屯地
  • 車両表示:341高
  • 上級部隊:第6高射特科群(2012年(平成24年)3月26日~2014年(平成26年)3月25日)
  • 廃止  :2014年(平成26年)3月25日
  • 廃止地 :知念分屯地
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾
  • 後継部隊:第15高射特科連隊第1高射中隊

第342高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第324高射中隊(勝連分屯地 )
  • 創設  :2013年(平成25年)3月26日
  • 編成地 :勝連分屯地
  • 車両表示:342高
  • 上級部隊:第6高射特科群(2013年(平成25年)3月26日~2014年(平成26年)3月25日)
  • 廃止  :2014年(平成26年)3月25日
  • 廃止地 :勝連分屯地
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾
  • 後継部隊:第15高射特科連隊第2高射中隊

第343高射中隊

  • 創設  :2015年(平成27年)3月26日
  • 編成地 :青野原駐屯地
  • 車両表示:343高
  • 上級部隊:第8高射特科群(2015年(平成27年)3月26日~)
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾

第344高射中隊

  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾

第345高射中隊

  • 改編部隊:第312高射中隊(飯塚駐屯地
  • 創設  :2017年(平成29年)3月27日
  • 編成地 :飯塚駐屯地
  • 車両表示:345高
  • 駐屯地 :
    1. 飯塚駐屯地:2017年(平成29年)3月27日~2019年(平成31年)3月25日
    2. 奄美駐屯地:2019年(平成31年)3月26日~
  • 上級部隊:第3高射特科群(2017年(平成29年)3月27日~)
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾

第346高射中隊

  • 改編部隊:第329高射中隊、第330高射中隊(竹松駐屯地)
  • 創設  :2018年(平成30年)3月27日
  • 編成地 :竹松駐屯地
  • 車両表示:346高
  • 駐屯地 :
    1. 竹松駐屯地2018年(平成30年)3月27日~2020年(令和 2年)3月25日
    2. 宮古島駐屯地2020年(令和 2年)3月26日~)
  • 上級部隊:第7高射特科群(2018年(平成30年)3月27日~)
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾
  • 整備支援:西部方面後方支援隊第102高射直接支援大隊第2直接支援中隊第1直接支援小隊
  • 備考  :2個射撃中隊を合わせて編成。03式中距離地対空誘導弾を初装備。

第347高射中隊(廃止)

  • 改編部隊:第328高射中隊(竹松駐屯地)
  • 創設  :2021年(令和 3年)3月18日
  • 編成地 :竹松駐屯地
  • 車両表示:347高
  • 駐屯地 :竹松駐屯地:2018年(平成30年)3月27日~2022年(令和4年)3月16日)
  • 上級部隊:第7高射特科群(2018年(平成30年)3月27日~2022年(令和4年)3月16日)
  • 廃止  :2022年(令和 4年)3月16日
  • 廃止地 :竹松駐屯地
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾
  • 整備支援:西部方面後方支援隊第102高射直接支援大隊第2直接支援中隊第2直接支援小隊
  • 後継部隊:第348高射中隊(竹松駐屯地)
  • 備考  :03式中距離地対空誘導弾装備に伴う改編。群本部の駐屯する宮古島駐屯地から離れて駐屯していた。

第348高射中隊

  • 改編部隊:第347高射中隊(竹松駐屯地)
  • 創設  :2022年(令和 4年)3月17日
  • 編成地 :竹松駐屯地
  • 車両表示:348高
  • 駐屯地 :
    1. 竹松駐屯地:2022年(令和 4年)3月17日~2023年(令和 5年)3月15日)
    2. 石垣駐屯地2023年(令和 5年)3月16日~
  • 上級部隊:第7高射特科群(2022年(令和 4年)3月17日~)
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾
  • 整備支援:西部方面後方支援隊第102高射直接支援大隊第2直接支援中隊第2直接支援小隊
  • 備考  :1個中隊のみの分駐に対応する改編。群本部の駐屯する宮古島駐屯地から離れて駐屯している。2023年(令和5年)3月に石垣駐屯地に移駐した。

第349高射中隊

  • 改編部隊:第313高射中隊(飯塚駐屯地
  • 創設  :2023年(令和 5年)3月16日
  • 編成地 :飯塚駐屯地
  • 車両表示:349高
  • 上級部隊:第3高射特科群(2023年(令和 5年)3月16日~)
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾
  • 整備支援:西部方面後方支援隊第102高射直接支援大隊第1直接支援中隊第3直接支援小隊
  • 備考  :03式中距離地対空誘導弾装備に伴う改編。

第350高射中隊

  • 改編部隊:第314高射中隊(飯塚駐屯地
  • 創設  :2024年(令和 6年)3月21日
  • 編成地 :飯塚駐屯地
  • 車両表示:350高
  • 上級部隊:第3高射特科群(2024年(令和 6年)3月21日~)
  • 主要装備:03式中距離地対空誘導弾
  • 整備支援:西部方面後方支援隊第102高射直接支援大隊第1直接支援中隊第4直接支援小隊
  • 備考  :03式中距離地対空誘導弾装備に伴う改編。

無人標的機隊等

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無人標的機隊(むじんひょうてききたい)は、主に小型標的機をもって、重機関銃による対空実施訓練の支援を行う部隊である。大隊規模編成の第101無人標的機隊と中隊規模編成の第303、第304無線誘導機隊が編成されている。静内・六ヶ所・佐多の各射撃場に展開する都合上、高射特科団・第5高射特科群のみの編成となっている。

無人標的機隊等の一覧

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  • 第303無線誘導機隊「303無機」(八戸駐屯地)第5高射特科群:1972年(昭和47年)7月1日新編。
  • 第304無線誘導機隊「304無機」(飯塚駐屯地)第2高射特科団:1973年(昭和48年)8月1日新編。
  • 第101無人標的機隊「101無標」(静内駐屯地)第1高射特科団:2019年(平成31年)3月26日新編。

無人標的機隊等の配置

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 北部方面隊

  • 第1高射特科団
    • 第101無人標的機隊「101無標」(静内駐屯地):静内対空射場

 東北方面隊

  • 第5高射特科群
    • 第303無線誘導機隊「303無機」(八戸駐屯地):六ヶ所対空射撃場

 西部方面隊

  • 第2高射特科団
    • 第304無線誘導機隊「304無機」(飯塚駐屯地):佐多射撃場

廃止された無人標的機隊等の一覧

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  • 無線誘導標的機隊(静内分屯地)第1高射団:1972年(昭和47年)6月30日廃止。第302無線誘導機隊に改編。
  • 第301無線誘導機隊「301無機」(静内分屯地)第1高射特科団:1968年(昭和43年)8月1日新編~1989年(平成元年)3月23日廃止。第101無人偵察機隊に改編。
  • 第302無線誘導機隊「302無機」(静内分屯地)第1高射特科団:1972年(昭和47年)7月1日新編~1985年(昭和60年)7月14日廃止。第301無線誘導機隊と統合。
  • 第101無人偵察機隊「101無偵」(静内駐屯地)第1高射特科団:1989年(平成元年)3月24日新編~2019年(平成31年)3月25日廃止。第101無人標的機隊に改編。

無人標的機隊等の沿革

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  • 1961年(昭和36年)8月17日:無線誘導標的機隊が東千歳駐屯地で新編。
  • 1964年(昭和39年)3月24日:無線誘導標的機隊が東千歳駐屯地から静内分屯地へ移駐。
  • 1968年(昭和43年)8月1日:第301無線誘導機隊下志津駐屯地で新編。
  • 1972年(昭和47年)
    • 3月24日:第1高射団(東千歳駐屯地)に無線誘導標的機隊を編合。
    • 7月1日:
      1. 無線誘導標的機隊(静内分屯地)を第302無線誘導機隊に称号変更。
      2. 第303無線誘導機隊を八戸駐屯地で新編。
  • 1973年(昭和48年)
    • 3月27日:第5高射特科群が八戸駐屯地で新編。
    • 8月1日:第304無線誘導機隊北熊本駐屯地で新編。
    • 9月10日:第304無線誘導機隊(北熊本駐屯地)を第2高射団に編合。
  • 1976年(昭和51年)8月20日:第1高射団が第1高射特科団に称号変更。第2高射団が第2高射特科団に称号変更。
  • 1978年(昭和53年)11月8日:第304無線誘導機隊が北熊本駐屯地から飯塚駐屯地に移駐。
  • 1985年(昭和60年)
    • 7月1日:第301無線誘導機隊が下志津駐屯地から静内分屯地に移駐。
    • 7月15日:第301無線誘導機隊と第302無線誘導機隊を統合し、新たに第301無線誘導機隊を編成。第302無線誘導機隊を廃止。
  • 1989年(平成元年)3月24日:第301無線誘導機隊を廃止。第101無人偵察機隊が静内駐屯地で編成完結。
  • 2000年(平成12年)3月28日:後方支援体制変換に伴い、整備部門を北部方面後方支援隊第101高射直接支援大隊へ移管。
  • 2018年(平成30年)3月27日:第5高射特科群を廃止し第101高射特科隊に改編。第303無線誘導機隊を編合[9]
  • 2019年(平成31年)
    • 3月25日:第101無人偵察機隊(静内駐屯地)を廃止。
    • 3月26日:第101無人標的機隊を静内駐屯地で新編。
  • 2024年(令和6年)3月21日:第101高射特科隊を廃止し第5高射特科群を再編成。第303無線誘導機隊を編合[8]

無人標的機隊等の詳細

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第301無線誘導機隊(廃止)

  • 創設  :1968年(昭和43年)8月1日
  • 編成地 :下志津駐屯地
  • 駐屯地 :
  1. 下志津駐屯地:1968年(昭和43年)8月1日から1985年(昭和60年)6月30日の間。
  2. 静内分屯地:1985年(昭和60年)7月1日から1985年(昭和60年)7月14日の間。
  3. 静内駐屯地1985年(昭和60年)7月15日から1989年(平成元年)3月23日(廃止)の間。
  • 上級部隊:
  1. 不明:1968年(昭和43年)8月1日から
  2. 第1高射特科団:1985年(昭和60年)7月1日から
  • 主要装備:無線誘導式小型消耗航空標的機
  • 後継部隊:第101無人偵察機隊
  • 備考  :1985年(昭和60年)7月15日に第301無線誘導機隊と第302無線誘導機隊を統合し、新たに第301無線誘導機隊を編成。

第302無線誘導機隊(廃止)

  • 改編部隊:無線誘導標的機隊
  • 創設  :1972年(昭和47年)7月1日
  • 編成地 :静内分屯地
  • 駐屯地 :静内分屯地
  • 上級部隊:
  1. 第1高射団:1972年(昭和47年)7月1日(新編)から
  2. 第1高射特科団:1976年(昭和51年)8月20日から
  • 廃止  :1985年(昭和60年)7月14日
  • 廃止地 :静内分屯地
  • 主要装備:無線誘導式小型消耗航空標的機
  • 後継部隊:第301無線誘導機隊
  • 備考  :

第303無線誘導機隊

  • 創設  :1972年(昭和47年)7月1日
  • 編成地 :八戸駐屯地
  • 駐屯地 :八戸駐屯地 1972年(昭和47年)7月1日(新編)から
  • 上級部隊:
  1. 不明:1972年(昭和47年)7月1日から
  2. 第5高射特科群:1973年(昭和48年)3月27日から
  3. 第101高射特科隊:2018年(平成30年)3月26日から
  4. 第5高射特科群:2024年(令和6年)3月21日から
  • 主要装備:無線誘導式小型消耗航空標的機(RCAT等)
  • 備考  :

第304無線誘導機隊

  • 駐屯地 :
  1. 北熊本駐屯地 1973年(昭和48年)8月1日(新編)から
  2. 飯塚駐屯地:1978年(昭和53年)11月8日から
  • 上級部隊:
  1. 第2高射団:1973年(昭和48年)9月10日から
  2. 第2高射特科団1976年(昭和51年)8月20日から
  • 主要装備:無線誘導式小型消耗航空標的機(RCAT等)
  • 備考  :

第101無人偵察機隊(廃止)

  • 創設  :1989年(平成元年)3月24日
  • 編成地 :静内駐屯地
  • 駐屯地 :静内駐屯地
  • 上級部隊:第1高射特科団
  • 廃止  :2019年(平成31年)3月25日
  • 廃止地 :静内駐屯地
  • 主要装備:チャカR[10]、チャカ3、無線誘導式小型消耗航空標的機(RCAT等)
  • 後継部隊:第101無人標的機隊
  • 備考  :

第101無人標的機隊

第101無人標的機隊(だいいちまるいちむじんひょうてききたい)は、静内駐屯地に駐屯する第1高射特科団隷下の高射特科部隊で静内駐屯地に隣接する静内対空射場において陸上自衛隊唯一の高速標的機を飛行させ、全国師・旅団等の射特科部隊の対空実射訓練を支援する。

  • 創設  :2019年(平成31年)3月26日
  • 編成地 :静内駐屯
  • 上級部隊:第1高射特科団:2019年(平成31年)3月26日(新編)から
  • 主要装備:
    • 新高速標的機(FB型)[11]:短SAM等ミサイル射撃時の標的機として使用。
    • 高速標的機(チャカⅢ):短SAM等ミサイル射撃時の標的機として使用。
    • 新低速標的機(UAV型):高射機関砲等の射撃時に標的機として使用。
    • 低速標的機RCAT:高射機関砲等の射撃時に標的機として使用。
    • 低速標的機RCMAT:12.7mm重機関銃の射撃時に標的機として使用。
  • 備考  :

高射運用隊

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高射運用隊(こうしゃうんようたい)は、対空戦闘指揮統制システム(ADCCS)を運用して高射特科群が担任する方面隊の対空作戦調整および対空戦闘指揮・統制にかかわる業務を主たる任務とする高射特科群隷下の高射特科部隊。

1954年(昭和29年)9月に第1高射特科群隷下に北千歳駐屯地において編成された第301高射運用隊、1956年(昭和31年)1月に第2高射特科群隷下に下志津駐屯地において編成された第302高射運用隊以来の編成となる。

高射運用隊の一覧

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  • 第301高射運用隊(松戸駐屯地)第2高射特科群
  • 第302高射運用隊(青野原駐屯地)第8高射特科群

高射運用隊の沿革

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高射運用隊の詳細

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第301高射運用隊(だいさんまるいちこうしゃうんようたい)は、松戸駐屯地に駐屯する第2高射特科群隷下の高射特科部隊。対空戦闘指揮統制システム(ADCCS)を運用して高射特科群が担任する方面隊の対空作戦調整および対空戦闘指揮・統制にかかわる業務を主たる任務とする。

  • 創設  :2023年(令和5年)3月16日[12]
  • 編成地 :松戸駐屯地
  • 駐屯地 :松戸駐屯地 2023年(令和5年)3月16日(新編)から
  • 上級部隊:第2高射特科群 2023年(令和5年)3月16日(新編)から
  • 主要装備:対空戦闘指揮統制システム(ADCCS)
  • 備考  :新編時の所属人員は31名。

第302高射運用隊(だいさんまるいちこうしゃうんようたい)は、青野原駐屯地に駐屯する第8高射特科群隷下の高射特科部隊。対空戦闘指揮統制システム(ADCCS)を運用して高射特科群が担任する方面隊の対空作戦調整および対空戦闘指揮・統制にかかわる業務を主たる任務とする。

  • 創設  :2024年(令和6年)3月21日
  • 編成地 :青野原駐屯地
  • 駐屯地 :青野原駐屯地 2024年(令和6年)3月21日(新編)から
  • 上級部隊:第8高射特科群 2024年(令和6年)3月21日(新編)から
  • 主要装備:対空戦闘指揮統制システム(ADCCS)
  • 備考  :

高射特科団本部付隊

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高射特科団本部付隊(こうしゃとっかだんほんぶづきたい)は、対空戦闘指揮統制システム(ADCCS)及び対空レーダ装置を装備し、対空戦闘指揮所の開設・運営や広範囲にわたる迅速かつ組織的な対空情報活動等を行う高射特科団隷下の高射特科部隊。

高射特科団本部付隊の一覧

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高射特科団本部付隊の沿革

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  • 1976年(昭和51年)8月20日:第1高射団本部付隊(東千歳駐屯地)が第1高射特科団本部付隊に、第2高射団本部付隊(飯塚駐屯地)が第2高射特科団本部付隊に称号変更。
  • 2013年(平成25年)3月21日:第2高射特科団本部付隊に全国に先駆け対空戦闘指揮統制装置(ADCCS)を導入[13]
  • 2018年(平成30年)3月:第2高射特科団本部付隊レーダ班に対空レーダ装置 JTPS-P25を導入。

高射特科団本部付隊の詳細

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第1高射特科団本部付隊

  • 上級部隊:
  1. 第1高射団:1972年(昭和47年)3月24日(新編)から
  2. 第1高射特科団:1976年(昭和51年)8月20日(称号変更)から

第2高射特科団本部付隊

  • 創設  :1973年(昭和48年)8月1日
  • 編成地 :飯塚駐屯地
  • 駐屯地 :飯塚駐屯地 1973年(昭和48年)8月1日(新編)から
  • 上級部隊:
  1. 第2高射団:1973年(昭和48年)8月1日(新編)から
  2. 第2高射特科団:1976年(昭和51年)8月20日(称号変更)から

脚注

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出典

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  1. ^ “陸自八戸180人増員 来年度防空能力強化へ部隊改編”. デーリー東北: p. 1. (2022年9月1日). https://www.daily-tohoku.news/archives/125740 2022年9月2日閲覧。 
  2. ^ 陸上自衛隊八戸駐屯地【公式】 [@hachinohe_camp] (2022年4月6日). "#第101高射特科隊 は令和4年3月17日、編成完結式を行いました。". X(旧Twitter)より2022年5月10日閲覧
  3. ^ “陸自八戸180人増員 来年度防空能力強化へ部隊改編”. デーリー東北: p. 1. (2022年9月1日). https://www.daily-tohoku.news/archives/125740 2022年9月2日閲覧。 
  4. ^ 第102高射特科隊編成完結行事記念紙”. 陸上自衛隊竹松駐屯地 (2022年3月18日). 2022年4月11日閲覧。
  5. ^ 第102高射特科隊編成完結行事記念紙”. 陸上自衛隊竹松駐屯地 (2022年3月18日). 2022年4月11日閲覧。
  6. ^ 2021年8月6日から2022年3月16日まで
  7. ^ 与那国駐屯地への地対空誘導弾部隊の配備に関する説明会”. p. 12. 2023年9月4日閲覧。
  8. ^ a b c 第5高射特科群 - 陸上自衛隊八戸駐屯地(2024年4月11日閲覧)
  9. ^ 陸上自衛隊八戸駐屯地【公式】ツイッター”. Twitter. 2022年2月13日閲覧。
  10. ^ 次期戦闘機・無人機(1)”. 軍事あれこれとかのblog. 2023年1月24日閲覧。
  11. ^ 第1高射特科団”. www.mod.go.jp. 2023年1月27日閲覧。
  12. ^ 第301高射運用隊が新編”. 陸上自衛隊東部方面隊広報紙「あづま」. p. 6 (2023年6月25日). 2023年7月17日閲覧。
  13. ^ 飯塚駐屯地歴史
  14. ^ 第1高射特科団”. www.mod.go.jp. 2023年1月27日閲覧。