阿波中島駅

徳島県阿南市那賀川町赤池にある四国旅客鉄道の駅

阿波中島駅(あわなかしまえき)は、徳島県阿南市那賀川町赤池にある、四国旅客鉄道(JR四国)牟岐線。駅番号はM11

阿波中島駅
駅舎(2021年10月)
あわなかしま
Awa-Nakashima
M10 西原 (2.0 km)
(2.7 km) 阿南 M12
地図
所在地 徳島県阿南市那賀川町赤池169
北緯33度56分27.57秒 東経134度39分54.34秒 / 北緯33.9409917度 東経134.6650944度 / 33.9409917; 134.6650944座標: 北緯33度56分27.57秒 東経134度39分54.34秒 / 北緯33.9409917度 東経134.6650944度 / 33.9409917; 134.6650944
駅番号 M11
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 牟岐線
キロ程 21.8 km(徳島起点)
電報略号 ナカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
306[1]人/日
-2021年-
開業年月日 1936年昭和11年)3月27日[2]
備考 無人駅[3]
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歴史

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旧駅舎(2008年12月)

駅構造

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構内(2015年9月)

単式1面1線のホームを持つ無人駅。かつては旅客用島式1面2線、貨物用(材木搬出用)単式1面1線の時代もあった。

駅舎は地上駅舎で、1992年からJR四国の契約社員による直営駅であった[4]が、2010年9月1日をもって無人化された。駅舎は2021年8月頃に解体され、簡易的な待合室のみの駅舎に建て替えられている。かつては駅長官舎も併設されていた。

自動券売機が1台設置されていたが、2021年8月頃から撤去されている。

駅舎前に郵便ポストがある。改札内のトイレ、駅舎内のごみ箱、駅舎前の公衆電話は、2021年(令和3年)の初代駅舎取り壊し時に撤去された。

わたしの旅スタンプがあった。無人駅化後、当駅の記念スタンプは阿南駅に移設された。

利用状況

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1日平均乗車人員は下記の通り。

駅周辺

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バス路線

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付近にバス停が2ヵ所あるため、まとめて解説する。

一般路線バス

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「阿波中島駅前」停留所
※徳島県道278号線沿い。「西回り」と「東回り」を運行。

高速バス

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「阿南那賀川」停留所(当駅より約1.8km)
国道55号阿南道路沿い。
昼行高速バス
夜行高速バス

※特定日のみ運行[6]

その他

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山田隆二翁碑
  • 駅の誘致に尽力した「山田隆二」の石碑が駅前に設置されている。
  • 牟岐線羽ノ浦駅から古庄駅経由で富岡方面に抜ける予定だった。羽ノ浦駅から古庄駅前商店街に続く安全道路がその名残である。
  • アゴヒゲアザラシナカちゃんが出没した中州に近く、2005年11月18日に近くの保育園児が制作した紙製の人形が駅に置かれた[7]。2006年に那賀川町が阿南市に編入されたことから、6月14日に市代表駅の阿南駅に引っ越した[8]

隣の駅

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四国旅客鉄道(JR四国)
牟岐線
普通
西原駅 (M10) - 阿波中島駅 (M11) - 阿南駅 (M12)

脚注

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  1. ^ 国土数値情報 駅別乗降客データ”. 国土交通省. 2024年3月14日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、660頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b 「JR四国 29駅を無人化 経費削減、県内は造田など6駅=香川」『読売新聞読売新聞大阪本社、2010年6月22日、朝刊、33面。
  4. ^ a b “4駅で係員を準社員化”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 4. (1992年7月7日) 
  5. ^ JR四国 駅業務体制の見直しについて”. 四国旅客鉄道 (2010年6月21日). 2010年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年6月22日閲覧。
  6. ^ JRバス各社、徳島・高知発着のドリーム号で系統整理 徳島バス新規参入も”. TRAICY(トライシー) (2019年11月15日). 2019年11月28日閲覧。
  7. ^ “JR阿波中島駅にナカちゃん人形 紙など使い園児が製作”. 読売新聞徳島版: p. 27. (2005年11月19日) 
  8. ^ “ナカちゃん人形も“衣替え”、阿南駅へ引っ越し 園児が白毛に塗り直し”. 徳島新聞: p. 22. (2006年6月15日) 

関連項目

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外部リンク

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