阿弥陀ヶ峰
京都市東山区にある山
阿弥陀ヶ峰(あみだがみね)は、京都府京都市東山区の東山(桃山丘陵[1])にある山で、東山三十六峰のひとつに数えられる。
阿弥陀ヶ峰 | |
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豊国廟 | |
標高 | 196 m |
所在地 | 京都府京都市東山区阿弥陀ケ峯町・今熊野阿弥陀ケ峯町 |
位置 | 北緯34度59分16.9秒 東経135度47分7.0秒 / 北緯34.988028度 東経135.785278度座標: 北緯34度59分16.9秒 東経135度47分7.0秒 / 北緯34.988028度 東経135.785278度 |
山系 | 東山 桃山丘陵[1] |
種類 | 円錐状(海成粘土層・砂礫層の積層地質) |
プロジェクト 山 |
山名は、天平年間(729-749)に行基が阿弥陀如来を安置したことに由来する[2]。周辺は、古くより葬送の地として有名であった鳥辺野が広がり、京都の三大墳墓地のひとつでもある。現在も東麓には京都市中央斎場がある。また、山頂からは京都盆地を一望できると共に、洛中と山科を結ぶ渋谷街道が北麓を通過しているため[3]、戦略上の要地でもある。戦国時代には山頂付近に阿弥陀ヶ峰城が築かれていた。山頂には豊臣秀吉を祀る五輪塔が、登山口のある西麓には豊国廟、さらに1kmほど西には豊国神社が築かれている。
阿弥陀ヶ峰の西麓には京都女子大学があり、キャンパス北側を通る通称「女坂」が山頂へ続く登山道となっている。また、阿弥陀ヶ峰周辺の国有林は、森林環境教育の活動フィールドとして活用される「京女 鳥部の森」に指定されている[4]。この「森」がある東麓を京都一周トレイルが通っているが、そちら側より直接山頂に登る山道は設定されていない。