関根 久雄(せきね ひさお、1962年[2]-)は、日本文化人類学者。専門は、文化人類学開発人類学オセアニア島嶼地域研究・「人類学と開発援助」研究。学位は、博士(文学)筑波大学人文社会系教授。筑波大学学長補佐、同大学国際総合学類長、同大学社会・国際学群長、同大学人文社会系長(大学執行役員)を歴任[3][4]東京都世田谷区生まれ[5]

関根 久雄
(せきね ひさお)
生誕 (1962-07-27) 1962年7月27日(62歳)
東京都世田谷区
国籍 日本の旗 日本
研究分野 開発の文化人類学的研究、ソロモン諸島をはじめとする太平洋島嶼社会研究
研究機関 筑波大学人文社会系教授
出身校 総合研究大学院大学文化科学研究科(国立民族学博物館)博士後期課程 博士(文学)
主な受賞歴 国際開発学会賞奨励賞(2002年)[1]
プロジェクト:人物伝
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経歴

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著書

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  • 『開発と向き合う人びと - ソロモン諸島における「開発」概念と政治的リーダーシップ』(東洋出版) 2001
  • 『地域的近代を生きるソロモン諸島 - 紛争・開発・「自律的依存」』(筑波大学出版会) 2015

共著

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  • 『文化人類学20の理論』(綾部恒雄編、弘文堂) 2006
  • 『オセアニア学』(吉岡政德監修、京都大学学術出版会) 2009
  • 『朝倉世界地理講座15 オセアニア』(片山一道, 熊谷圭知編、朝倉書店) 2009
  • 『開発援助と人類学 - 冷戦・蜜月・パートナーシップ』(佐藤寛, 藤掛洋子編、明石書店) 2011
  • グローカリゼーションとオセアニアの人類学』(須藤健一編、風響社) 2012
  • 『オセアニアと公共圏 - フィールドワークからみた重層性』(柄木田康之, 須藤健一編、昭和堂) 2012
  • 『共在の論理と倫理 - 家族・民・まなざしの人類学』(風間計博, 中野麻衣子, 山口裕子, 吉田匡興編、はる書房) 2012
  • 『グローバル支援の人類学 - 変貌するNGO・市民活動の現場から』(信田敏宏, 白川千尋, 宇田川妙子編、昭和堂) 2017
  • 『はじめて学ぶ文化人類学』(岸上伸啓編、ミネルヴァ書房) 2018
  • 『詳論文化人類学』(桑山敬巳, 綾部真雄編、ミネルヴァ書房) 2018
  • 青年海外協力隊は何をもたらしたか - 開発協力とグローバル人材育成50年の成果』(岡部恭宜編、ミネルヴァ書房) 2018
  • 『グローバル化する<正義>の人類学 - 国際社会における法形成とローカリティ』(細谷広美, 佐藤義明編、昭和堂) 2019
  • 『コンビニからアジアを覗く』(佐藤寛, アジアコンビニ研究会編、日本評論社) 2021
  • 『コロナ禍を生きる大学生 - 留学中のパンデミック経験を語り合う』(北野真帆, 内藤直樹編、昭和堂) 2022

ほか

編著

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  • 『ソロモン諸島の生活誌:文化・歴史・社会』(秋道智彌, 田井竜一共編、明石書店) 1996
  • 『グローバル・コミュニケーション論 - 対立から対話へ』(津田幸男共編、ナカニシヤ出版) 2002
  • 『実践と感情 - 開発人類学の新展開』(編、春風社) 2015
  • 『持続可能な開発における<文化>の居場所 - 「誰一人取り残さない」開発への応答』(編、春風社) 2021[6]

翻訳

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  • 『開発人類学 - 基本と実践』(共訳、古今書院) 2007
  • 『豚泥棒から国会議員へ』(中山書店) 1996

脚注

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  1. ^ 国際開発学会”. 2022年5月24日閲覧。
  2. ^ 関根久雄研究室のページ・プロフィールと研究テーマ”. 2021年6月9日閲覧。
  3. ^ researchmap”. 2021年6月9日閲覧。
  4. ^ 筑波大学研究者総覧”. 2022年5月24日閲覧。
  5. ^ 関根久雄研究室のページ・プロフィールと研究テーマ”. 2022年5月24日閲覧。
  6. ^ 有限会社春風社ウェブページ”. 2021年6月9日閲覧。

外部リンク

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