閘北区
中国上海市の市轄区
閘北区(コウホクく、簡体字中国語: 闸北区、拼音: 、英語: Zhabei District)は中華人民共和国上海市にかつて存在した市轄区。日本人には上海語と日本語の入り混じった呼び方で「ザホク」と呼ばれていた[1]。
中華人民共和国 上海直轄市 閘北区 | |
← 1928 - 2015 → | |
上海市中の閘北区の位置 | |
簡体字 | 闸北 |
拼音 | Zháběi |
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カタカナ転記 | ザーベイ |
国家 | 中華人民共和国 |
直轄市 | 上海 |
行政級別 | 市轄区 |
面積 | |
- 総面積 | 29.26 km² |
人口 | |
- 総人口(2003) | 71 万人 |
地理
編集閘北区は上海市中心城区の北部、蘇州河沿岸に位置し、南東は黄浦区、南は静安区、北は宝山区、東は虹口区、西は普陀区に接していた。
歴史
編集1912年(民国元年)に設置された閘北市を前身とする。閘北の地名は南部を流れる呉淞江の2つの閘門に由来する。1928年(民国17年)に閘北区と改称された。2015年、隣接する静安区と合併し新・静安区となり消滅。
行政区画
編集下部に8街道と1鎮を管轄していた。
中国地名の変遷 | |
建置 | 1912年 |
使用状況 | 閘北区 |
中華民国 | 閘北市 閘北区(1928年) |
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現代 | 閘北区 |
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 木之内誠編著『上海歴史ガイドマップ 増補改訂版』大修館書店、2011年12月20日 増補改訂版第1刷、ISBN 978-4-469-23266-0、147頁。