長野中央警察署
長野県長野市にある警察署
長野中央警察署(ながのちゅうおうけいさつしょ)は、長野県警察が管轄する警察署の一つである。
長野県長野中央警察署 | |
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都道府県警察 | 長野県警察 |
管轄区域 |
長野市の北部 上水内郡信濃町 上水内郡飯綱町 上水内郡小川村 |
課数 | 14 |
交番数 | 16 |
駐在所数 | 7 |
所在地 |
〒380-0803 長野県長野市三輪一丁目6番15号 |
位置 | 北緯36度39分22.8秒 東経138度12分26.2秒 / 北緯36.656333度 東経138.207278度座標: 北緯36度39分22.8秒 東経138度12分26.2秒 / 北緯36.656333度 東経138.207278度 |
外部リンク | 長野中央警察署 |
県内筆頭の大規模警察署であり、署長の階級は警視正。
所在地
編集管轄区域
編集沿革
編集- 1875年(明治8年)8月20日 - 長野県第三号長野警察出張所が上水内郡長野町大門町に設置される。1876年(明治9年)9月、大本願境内(元善町)に移転
- 1877年(明治10年)2月 - 長野警察署に改称
- 1901年(明治34年)9月1日 - 長野市若松町に移転[1](旧長野市役所庁舎隣接地、初めて自前の木造庁舎を持つ)
- 1935年(昭和10年)5月16日 - 西鶴賀町に移転(庁舎はコンクリート製で旧警視庁庁舎に似ていた)
- 1948年(昭和23年)3月7日 - 自治体警察の長野市警察署となる
- 1954年(昭和29年)7月1日 - 新警察法施行に伴い、長野県警察が発足。長野県長野警察署となる。
- 1972年(昭和47年)4月1日 - 長野南警察署の設置に伴い、長野県長野中央警察署に改称
- 1975年(昭和50年)2月7日 - 三輪一丁目の現在地に移転
組織
編集- 総務課
- 会計課
- 留置管理課
- 生活安全第一課
- 生活安全第二課
- 地域第一課
- 地域第二課
- 刑事第一課
- 刑事第二課
- 交通第一課
- 交通第二課
- 警備第一課
- 警備第二課
※かつては刑事第三課まで存在したが、平成31年3月の組織改編に伴い廃止された。[2]
交番
編集警察官駐在所
編集警備派出所
編集- 善光寺警備派出所(長野市大字長野)
イメージキャラクター
編集- 「中央署のおにいさん」穂苅士朗(26)
- 「中央署のおじさん」手塚衛(42)
長野県出身の女性漫画家・からけみ(唐花見コウ)によるイメージキャラクターで、2013年(平成25年)12月1日に発表された。長野県警察にはすでに「ライポくん」というマスコットがいるため、いわゆる「ゆるキャラ」ではなく人間である[3]。長野中央警察署からの依頼は、「可愛い女性警察官のイメージキャラクターを」ということだったが、からけみが「どうしても、おにいさんとおじさんを描きたい」と申し出たため、男キャラ2人組に変更されることになった。[4]モデルはいないが、結果的に手塚衛は『相棒』の杉下右京に似た雰囲気となったとからけみは語っている[3]。
長野中央警察署のサイト内で4コマ漫画が掲載されている[5]ほか、ポスター・横断幕等の広報活動に使用されている[6]。
また本キャラクターを用いた漫画が、「けいさつのおにーさん」のタイトルでまんがタイムジャンボ(芳文社)2014年10月号より連載が開始され、途中でまんがホームに掲載誌を変更して2019年5月号まで連載された。原稿は長野中央警察署の担当にも目を通してもらい、セリフや説明書きをチェックしてもらっているとのこと。また、同年8月には長野県警の「G7・交通大臣会合(9月に軽井沢町にて開催)」の警備協力要請のポスターの図案にも採用されている。
これらが縁となり、2018年12月7日、JR長野駅前で開催された交通安全啓発運動イベントに、からけみ本人が一日警察署長を務めた[7]。
脚注
編集出典
編集- ^ 『官報』第5454号、明治34年9月5日。
- ^ “長野県警察の組織に関する規則の一部を改正する規則(長野県公安委員会規則第1号)平成31年(2019年)2月28日付長野県報第3054号登載 ”. 2020年1月12日閲覧。
- ^ a b ネット騒然、長野中央署イメージキャラクター「おにいさん」「おじさん」これは一体…… - エキサイトレビュー
- ^ からけみ『けいさつのおに-さん』 芳文社〈まんがタイムコミックス〉1巻 作者あとがきページ
- ^ ふたりのお仕事ぶり - 長野中央警察署「長野中央警察署イメージキャラクター」
- ^ お知らせ - 長野中央警察署「長野中央警察署イメージキャラクター」
- ^ “一日警察署長に!”. 2018年12月7日 本人のツイートより。閲覧。