長尾景徳
日本の裁判官
経歴
編集山形県米沢市出身[1]。1903年(明治36年)、京都帝国大学法科大学独法科を卒業[2]。司法官試補を経て、1905年(明治38年)より台湾総督府法院の判官となった[3]。高等法院勤務を経て、1918年(大正7年)に台湾総督府法務部長に就任した[1]。1921年(大正10年)に退官した後は弁護士を開業[3]。台北弁護士会会長や台湾瓦斯株式会社監査役を務めた[1]。
著書
編集- 『改正衆議院議員選挙法正解』(1902年、講法会出版) 宮内季子・佐藤丑次郎と共著
脚注
編集- ^ a b c d 台湾人士鑑 1943, p. 303.
- ^ 帝国大学出身録 1922, p. 1129.
- ^ a b 台湾紳士名鑑 1937, p. 153.
参考文献
編集- 唐澤信夫『台湾紳士名鑑』新高新報社、1937年。
- 原田登編『帝国大学出身録』帝国大学出身録編輯所、1922年。
- 呂霊石編『台湾人士鑑』興南新聞社、1943年。