鎌田純一
鎌田 純一（かまた じゅんいち、1923年7月17日[1] - 2014年7月15日[2]）は、日本の神道学者・歴史学者。宮内庁侍従職御用掛。皇學館大学名誉教授。
| 人物情報 | |
|---|---|
| 生誕 |
1923年7月17日 日本・大阪府大阪市 |
| 死没 |
2014年7月15日（90歳没） 日本・東京都新宿区 肺癌 |
| 国籍 |
日本 |
| 出身校 | 國學院大學 |
| 両親 | 父：鎌田春雄 |
| 学問 | |
| 時代 | 昭和・平成 |
| 研究分野 | 神道学 |
| 研究機関 |
皇學館大学 東北大学 岩手大学 |
| 主な業績 | 『先代旧事本紀』の研究 |
| 主要な作品 | #著書 |
| 学会 | 神道史学会 |
略歴
編集1923年、大阪府大阪市に生まれる。父春雄が神宮皇學館教授として赴任したため、伊勢で幼少期を過ごす。
宇治山田中学校（現在の三重県立宇治山田高等学校）を経て、國學院大學予科、1946年同大学文学部史学科卒業。在学中に学徒出陣し、海軍中尉に至る。学部を卒業のあと、同大学院に進学、1955年より國學院大學日本文化研究所専任所員、また同大学講師として教壇に立つ。
1962年に再興された皇學館大學助教授として赴任、1965年には教授。1989年まで在職した（同名誉教授となる）。この間、東北大学および岩手大学の非常勤講師もつとめる。
1988年より宮内庁掌典職掌典として奉仕、1989年に祭事課長に任じられ平成の即位礼・大嘗祭に奉仕した。1994年に退任後は宮内庁侍従職御用掛。
業績
編集専門は日本中世史、神道史。中世神道史研究の碩学として宮中祭祀についても、深い造詣を持つ。神社本庁中央研修所講師として神職養成にもあたる。
著書
編集単著
編集- 『先代舊事本紀の研究 校本の部』 吉川弘文館、1960年
- 『先代舊事本紀の研究 研究の部』 吉川弘文館、1962年
- 『神道文献』 神社新報社、1993年、改訂版2012年
- 『中世伊勢神道の研究』 続群書類従完成会、1998年
- 『平成大禮要話 即位礼 大嘗祭』 錦正社、2003年
- 『神宮史概説』 神社本庁、2003年
- 『皇室の祭祀』 神社本庁研修所、2006年
- 『神道概説』 学生社、2007年
- 『神道史概説』 神社新報社、2010年
- 『慎みて怠ることなかれ 鎌田純一論集』 神社新報社〈神社新報ブックス〉、2015年
編著
編集- 『史料纂集 舜旧記』全8冊、続群書類従完成会、1970年-1999年
- 『神道大系 古典編 先代旧事本紀』 神道大系編纂会、1980年
- 『神道大系 論説編・復古神道4 平田篤胤』 神道大系編纂会、1980年
- 『甲斐国一之宮浅間神社誌』 浅間神社、改訂版2005年
共著
編集脚注
編集- ^ 『現代物故者事典2012～2014』（日外アソシエーツ、2015年）p.169
- ^ 鎌田純一氏死去（宮内庁侍従職御用掛、皇学館大名誉教授） 時事通信 2014年7月15日閲覧
外部リンク
編集 | この項目は、学者に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ:人物伝/P:教育）。 |