銃撃戦
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銃撃戦(じゅうげきせん、shootout、firefight、gunfight)とは、銃火器を使って武装した戦闘員同士が撃ち合う(銃撃)ことである。
解説
編集この用語は、そのような戦闘を表現する際に使われるが、一般的には軍隊が関与しないか、銃器のみが関与する戦闘を表すのに使われている(したがって、重火器、戦闘車両、武装航空機、爆発物による戦闘は除外される)。
銃撃戦は法執行機関と犯罪者の間で行われることが多いが、敵対するギャング同士や民兵、個人間など法執行機関以外の集団が関与することもある。一方で、軍事的な戦闘状況が「銃撃戦」と呼ばれることはほとんどなく、ほとんどの場合、戦闘、交戦、小競り合いとみなされる。
米国および準州における著名な銃撃戦・銃乱射事件
編集ブランチ・ダビディアン事件
編集1993年2月28日 - 4月19日:テキサス州ウェーコ近郊に、ブランチ・ダビディアンの重武装したメンバーが、拠点となる屋敷に立て籠もり、FBIによる51日間の包囲が開始される中、ATFの連邦捜査官との間で激しい銃撃戦が繰り広げられた。
死者数 - ブランチ・ダビディアン:6名(4月19日には76名); BATF:4名
ワシントンD.C.首都警察本部襲撃事件
編集1994年11月22日:半自動拳銃のCobray MAC-11で武装した、元囚人のベニー・リー・ローソンがワシントンD.C.首都警察本部のコールド・ケース班の部屋に侵入した。そして、MAC-11を発砲し、FBI特別捜査官のマーサ・ディクソン・マルティネスとマイケル・ミラー、DC首都警察のヘンリー・デイリー巡査部長を殺害すると(その際、FBI特別捜査官のジョン・クチタが負傷し重体となった)[2]、 その後、自殺した。
死者数 - 警察:1名; FBI:2名; 容疑者:1名
ノースハリウッド銃乱射事件
編集1997年2月28日:カリフォルニア州ロサンゼルスノースハリウッドで銀行強盗に失敗した、ラリー・フィリップス・ジュニアとエミール・マタサレヌの2人が数丁のアサルトライフルで武装して、駆けつけたロサンゼルス市警察の警官隊に発砲した。この銃撃戦は44分間続き、双方から合わせて2000発以上の弾丸が発射された。
死者数 - 容疑者:2名(負傷者数 - 警察官:12名; 民間人:8名)
関連項目
編集- 索敵、警戒&捜索
- カーチェイス、人質事件、たてこもり
- 応急処置(銃創)
- 跳弾、流れ弾 (弾丸)
- 警察による職務上の殺人、法執行機関による殺人事件の一覧、警察不祥事
- 『ヒート (1995年の映画)』 - 強盗団と警察の銃撃シーンのキャスト全員が訓練を受けており、兵士の訓練や実際の事件犯人側の参考資料となっている。
脚注
編集- ^ Samson, Karl (2010). “Frommer's Arizona and the Grand Canyon 2011”. Frommer's Color Complete (Wiley) 824: 43. ISBN 978-0470607503.
- ^ “[https://www.fbi.gov/news/stories/honoring-the-fallen-on-20-year-anniversary Honoring the Fallen 20 Years Since Shooting Killed Two Agents, Police Sergeant]”. FBI. 2023年1月18日閲覧。