鉄道博物館駅

埼玉県さいたま市大宮区大成町にある埼玉新都市交通の駅

鉄道博物館駅(てつどうはくぶつかんえき)は、埼玉県さいたま市大宮区大成町三丁目にある埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)のである。駅番号NS02

鉄道博物館駅*
駅舎外観(2021年5月)
てつどうはくぶつかん
The Railway Museum[1][注釈 1]
(大成)
NS01 大宮 (1.5 km)
(1.7 km) 加茂宮 NS03
地図
所在地 さいたま市大宮区大成町三丁目
北緯35度55分13.1秒 東経139度37分3.4秒 / 北緯35.920306度 東経139.617611度 / 35.920306; 139.617611座標: 北緯35度55分13.1秒 東経139度37分3.4秒 / 北緯35.920306度 東経139.617611度 / 35.920306; 139.617611
駅番号 NS02
所属事業者 埼玉新都市交通
所属路線 伊奈線(ニューシャトル)
キロ程 1.5 km(大宮起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
[市統計 1]4,635人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1983年昭和58年)12月22日[2]
備考 * 2007年平成19年)10月14日に「大成駅」から改称[2]
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開業時の駅名は大成駅(おおなりえき)で、改称後も副称として括弧併記されている。(歴史を参照)

歴史

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なお、1906年明治39年)から1941年(昭和16年)まで(旧)西武鉄道(開業当時は川越電気鉄道)が西武大宮線の駅として(旧)大成駅を設置していた。これは、現在の大宮駅の西側約500 m、現在のさいたま市大宮区桜木町四丁目にあたり、当駅からは1 km以上離れている。

鉄道博物館開業に伴う駅名変更・施設改良について

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東日本旅客鉄道(JR東日本)と東日本鉄道文化財団は、2007年10月14日に鉄道博物館を当駅の東側の隣接地に開館した。

同館の開業に併せ、JR東日本は出資している埼玉新都市交通に対し、当駅の名称を「鉄道博物館駅」など利用者に分かりやすく変更するように打診した。これに対して、地元自治会からは駅名存続の要望が出されていたが、2006年12月末に埼玉新都市交通は「鉄道博物館駅」に改称し、「大成」は副駅名称として括弧表記にて残すことを決定した。さらに、さいたま市では同年度に13億円の予算を組み、2年をかけてバリアフリー対応や駅前整備事業を実施し、駅コンコースから博物館エントランスまでが一体的に整備された。

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する高架駅東北上越新幹線高架軌道を挟んで位置する。改札口内宿駅側にある。エレベーターエスカレーターおよびトイレは改札内にある。ステーションカラーは桃色。

2007年3月18日の「Suica」供用開始にあわせて、ニューシャトルの中間駅では初めて自動改札機(3通路)が設置されたほか、液晶型の発車標も設置された。

駅の前後は上下線とも勾配になっており、新幹線高架よりも数メートル(路盤面基準)低くなっている。

鉄道博物館のエントランスと一体化した構造のコンコースは広々としており、改札内には自動販売機を備えた休憩室やコインロッカーがある。余裕のある空間を活かしてニューシャトルに関連した展示がなされている。

のりば

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番線 路線 行先[3]
1   伊奈線(ニューシャトル) 内宿方面
2 大宮方面

利用状況

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2022年度の1日平均乗車人員4,635人である[市統計 1]。ニューシャトルの駅では大宮駅に次ぐ第2位で、単独駅では乗降人員が最も多い。

近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。

年度別1日平均乗車人員[4][5][6]
年度 1日平均
乗車人員
1987年(昭和62年) 1,562
1988年(昭和63年) 1,728
1989年(平成元年) 1,934
1990年(平成02年) 2,090
1991年(平成03年) 2,427
1992年(平成04年) 2,697
1993年(平成05年) 2,738
1994年(平成06年) 2,677
1995年(平成07年) 2,700
1996年(平成08年) 2,726
1997年(平成09年) 2,640
1998年(平成10年) 2,725
1999年(平成11年) 2,665
2000年(平成12年) 2,622
2001年(平成13年) 2,583
2002年(平成14年) 2,429
2003年(平成15年) 2,451
2004年(平成16年) 2,450
2005年(平成17年) 2,469
2006年(平成18年) 2,568
[注釈 2]2007年(平成19年) 4,223
2008年(平成20年) 4,544
2009年(平成21年) 3,823
2010年(平成22年) 3,779
2011年(平成23年) 3,788
2012年(平成24年) 3,974
2013年(平成25年) 4,125
2014年(平成26年) 4,180
2015年(平成27年) 4,454
2016年(平成28年) [市統計 2]4,568
2017年(平成29年) [市統計 3]4,785
2018年(平成30年) [市統計 4]5,285
2019年(令和元年) [市統計 5]5,150
2020年(令和02年) [市統計 6]3,707
2021年(令和03年) [市統計 7]4,166
2022年(令和04年) [市統計 1]4,635

駅周辺

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西側

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鉄道関連施設
公共施設・研究機関等
文教施設
郵便局・金融機関
主な小売業など

東側(JR線反対側)

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路線バス

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乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
鉄道博物館南 さいたま市北区コミュニティバス 北区役所・土呂駅西口・東宮原駅 宮原駅東口 東武バスウエスト 平日運行
さいたま市北区コミュニティバス 日進駅 宮原駅西口 東武バスウエスト 平日運行
鉄道博物館前 大宮駅西口循環
(大成先回り)
自衛隊入口・西上小町 大宮駅西口
(アルシェ横)
けんちゃんバス

かつての大66系統(大宮駅西口 - 櫛引 - 土呂駅西口)のバス停留所を再利用したもので、「大成駅前」を改称して再設置した。

ICカード乗車券について

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ニューシャトルで使用可能なICカード乗車券(Suica・PASMOほか交通系ICカード全国相互利用サービスに対応するカード)の履歴表示・印字は、当駅を「鉄道博物」と表記する(Suica・PASMOが利用できるエリア〈詳細はそれぞれの記事を参照〉で行う場合に限る)。

隣の駅

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埼玉新都市交通
  伊奈線(ニューシャトル)
大宮駅 (NS01) - 鉄道博物館駅 (NS02) - 加茂宮駅 (NS03)

脚注

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注釈

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  1. ^ 一部の案内ではTheを抜いた「Railway Museum」や、ローマ字綴りの「Tetsudō-Hakubutsukan」などと表記される例もある。
  2. ^ 10月14日、鉄道博物館が開業。大成駅から鉄道博物館駅に改称。

出典

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  1. ^ 鉄道博物館(駅情報) 埼玉新都市交通、2019年4月14日閲覧。
  2. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、22頁。 
  3. ^ 鉄道博物館駅 構内案内図”. 埼玉新都市交通. 2023年6月6日閲覧。
  4. ^ 埼玉県統計年鑑 - 埼玉県
  5. ^ さいたま市統計書 - さいたま市
  6. ^ 旧大宮市統計書 - さいたま市
さいたま市統計書
  1. ^ a b c 第23回さいたま市統計書(令和5年版)” (pdf). さいたま市. p. 143 (2024年3月). 2024年6月11日閲覧。
  2. ^ 第17回さいたま市統計書(平成29年版)13 運輸及び通信” (xlsx). さいたま市. 2024年6月11日閲覧。
  3. ^ 第18回さいたま市統計書(平成30年版)13 運輸及び通信” (xlsx). さいたま市. 2024年6月11日閲覧。
  4. ^ 第19回さいたま市統計書(令和元年版)13 運輸及び通信” (xlsx). さいたま市. 2024年6月11日閲覧。
  5. ^ 第20回さいたま市統計書(令和2年版)” (pdf). さいたま市. p. 196 (2021年3月). 2024年6月11日閲覧。
  6. ^ 第21回さいたま市統計書(令和3年版)” (pdf). さいたま市. p. 196 (2022年3月). 2024年6月11日閲覧。
  7. ^ 第22回さいたま市統計書(令和4年版)” (pdf). さいたま市. p. 144 (2023年3月). 2024年6月11日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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