鈴木亜弥子
鈴木 亜弥子(すずき あやこ、女性、1987年3月14日 - )は日本のパラバドミントン選手。クラスはSU5(上肢機能障がい)[1]。
個人情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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国籍 | 日本 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生誕 | 1987年3月14日(37歳) 埼玉県越谷市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スポーツ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国 | 日本 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
競技 | パラバドミントン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | シングルス SU5 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
チーム | 七十七銀行 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
成績・タイトル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最高世界ランク | 1位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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来歴
編集埼玉県出身。先天的に右腕が肩より上がらない障がいをもって誕生した[1]。両親や姉がバドミントンをプレーするバドミントン一家に生まれ、亜弥子も小学3年次にバドミントンを始めた[2]。
健常者に混じり中学在学中には、関東中学生バドミントン大会で優勝[3]、埼玉県立越谷南高等学校[4]在学中にはインターハイ団体戦16位、全日本ジュニアバドミントン選手権大会ダブルス準優勝[5]など輝かしい成績を残した。東京経済大学に入学すると[6]成績が低迷し、実父の勧めでパラバドミントンに転向した[2]。2009年9月にソウル特別市で開催されたパラバドミントン世界選手権では優勝を果した[7]。翌年のアジアパラ競技大会でも優勝を飾り[8]、いったん現役を引退する[9]。
2014年10月、東京パラリンピックでパラバドミントンが正式種目として採用されることが決定すると[10]、両親の勧めもあり現役復帰を決める[9]。2016年10月現在、バドミントン日本リーグ2部の七十七銀行バドミントン部に所属し[9]、ブランクで衰えた基礎体力の向上を図り[11]東京パラリンピック出場と金メダル獲得を目指している[12]。
2021年5月25日、世界バドミントン連盟(BWF)より、「Race to Tokyo 2020 Rankings」ランキング発表及び資格割り当て通知があり、Women's Doubles Standing Lower 3 - Standing Upper 5(WD SL3 - SU5)およびWomen's Singles Standing Upper 5(WS SU5)の2種目において、東京2020パラリンピック競技大会推薦内定選手として、日本パラリンピック委員会に推薦したことが一般社団法日本障がい者バドミントン連盟より報告[13]された。
2020東京パラリンピックでは、女子シングルスSU5で銀メダル、女子ダブルスSL/SUで銅メダル(パートナーは伊藤則子)を獲得した。
戦績
編集- 2009年 - パラバドミントン世界選手権 優勝[7]
- 2010年 - アジアパラ競技大会 優勝[8]
- 2019年 - 世界選手権 準優勝
- 2021年 - 2020東京パラリンピック女子シングルスSU5銀メダル
- 2021年 - 2020東京パラリンピック女子ダブルスSL/SU銅メダル
脚注
編集- ^ a b challengers.tv. “二宮清純の視点 - 第1回 パラバドミントンのルールとクラス分け”. 2016年10月28日閲覧。
- ^ a b challengers.tv. “二宮清純の視点 - 第2回 パラバドミントンとの出合い”. 2016年10月28日閲覧。
- ^ ジュニアスポーツネット. “平成13年度関東中学校体育大会 第32回関東中学生バドミントン大会”. 2016年10月28日閲覧。
- ^ 東京大会、開幕まで3年 日本「金」22個目標 産経新聞2017年8月25日閲覧
- ^ 日本バドミントン協会. “第23回全日本ジュニアバドミントン選手権大会”. 2016年10月28日閲覧。
- ^ 全日本学生バドミントン連盟. “第51回東日本学生バドミントン選手権大会”. 2016年10月28日閲覧。
- ^ a b tournament software. “IBAD World Badminton Championships 2009 - Ayako Suzuki”. 2016年10月28日閲覧。
- ^ a b MA SPORTS. “広州2010アジアパラ競技大会、閉幕〜日本は103個のメダルを獲得”. 2016年10月28日閲覧。
- ^ a b c challengers.tv. “二宮清純の視点 - 第3回 パラリンピック競技採用で運命が激変”. 2016年10月28日閲覧。
- ^ 国際パラリンピック委員会. ““Para-badminton is its own best advertisement,” says BWF President Poul-Erik Høyer”. 2016年10月28日閲覧。
- ^ 二宮清純の視点 - 第4回 ブランクとの闘い. “二宮清純の視点 - 第1回”. 2016年10月28日閲覧。
- ^ “二宮清純の視点 - 第5回 4年後への期待”. 2016年10月28日閲覧。
- ^ “東京2020パラリンピック競技大会日本障がい者バドミントン連盟推薦内定選手について”. 2021年7月23日閲覧。