釣島灯台

愛媛県松山市の釣島にある灯台

釣島灯台(つるしまとうだい)は愛媛県松山市瀬戸内海安芸灘伊予灘間を通じる重要航路釣島水道中にある釣島に立つ石造の灯台1873年、「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計により、倉橋島産などの御影石を用いて築造された。国の重要文化財に指定されている[1][2]

釣島灯台
釣島灯台の位置(愛媛県内)
釣島灯台
航路標識番号
[国際標識番号]
4901 [M5436]
位置 北緯33度53分34.82秒 東経132度38分19.48秒 / 北緯33.8930056度 東経132.6387444度 / 33.8930056; 132.6387444座標: 北緯33度53分34.82秒 東経132度38分19.48秒 / 北緯33.8930056度 東経132.6387444度 / 33.8930056; 132.6387444
所在地 愛媛県松山市泊町1433番地
釣島
塗色・構造 白色 塔形 石造
レンズ LB 40cm灯器
灯質 不動白赤互光
白8秒赤8秒[AlFlWR16s]
実効光度 白光310,000 cd
赤光120,000 cd
光達距離 白光20.5海里(約38km)
明弧 7度から250度まで
塔高 10.3 m (地上 - 塔頂)
灯火標高 58.2 m (平均海面 - 灯火)
初点灯 1873年明治6年)6月15日
管轄 海上保安庁
第六管区海上保安本部
松山海上保安部
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この灯台は、歴史的文化財的価値が高いAランクの保存灯台である。周辺は瀬戸内海国立公園に指定され、灯台からは瀬戸内海を航行する多数の船を望むことができる。2009年に経済産業省の「近代化産業遺産」に認定された。吏員退息所及び倉庫は1995年に松山市指定有形文化財に指定されている[3]

歴史

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収録海図

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海図番号 図名 縮尺 図積
W141 安芸灘及付近 60,000
W164 松山港至長浜港 40,000
W1102 伊予灘及付近 125,000
W1131 クダコ水道付近 30,000

関連項目

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脚注

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  1. ^ 文化審議会の答申(重要文化財(建造物)の指定)(文化庁報道発表、2023年11月24日)。
  2. ^ 令和6年1月19日文部科学省告示第2号。
  3. ^ 松山市ホームページ(釣島灯台旧官舎)
  4. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、98-99頁。ISBN 9784816922749 
  5. ^ 恋する灯台プロジェクト

外部リンク

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