金英一
金 英一(キム・ヨンイル、 1955年9月30日 -2000年5月10日)は、朝鮮民主主義人民共和国の人物。金日成と金聖愛の息子で、金正日の異母弟、金平一は同母兄、金慶真は同母姉。
キム・ヨンイル 金 英一 김영일 | |
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生誕 |
1955年9月30日 平壌 |
死没 |
2000年5月10日(44歳没) ドイツ、ベルリン |
出身校 | ドレスデン工科大学 産業工学科 |
政党 | 朝鮮労働党 |
金英一 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 김영일 |
漢字: | 金英一/金英日 |
発音: | キム・ヨンイル |
日本語読み: | きん・えいいつ |
英語表記: | Kim Yong-il |
経歴
編集かつて金日成は『党は金正日に、軍は金平一に、政治は金英一に任せる』と言ったほどの人物とされる[1]。また当時の軍の最高実力者、呉振宇の次男と仲がよく、呉は金平一についても彼から詳細に聞かされていたために、平一の支持に回ったと言われている。その後、金正日が後継者になる過程で、英一も北朝鮮の在外公館に勤務(事実上の国外追放)。1984年から1990年まで東ドイツに駐在していたが、2000年5月頃、ドイツの北朝鮮大使館在職中に肝硬変で没したという。
脚注
編集注釈
編集出典
編集参考文献
編集- 李相哲『金正日と金正恩の正体』文藝春秋〈文春新書〉、2011年2月。ISBN 978-4-16-660797-6。