金原亭馬の助 (初代)
初代 金原亭 馬の助(きんげんてい うまのすけ、1928年4月9日 - 1976年2月6日)は、東京府(現:東京都)四谷区(現:新宿区)四谷出身の落語家。本名∶伊藤 武。出囃子∶『どうぞ叶えて』。芸人仲間の愛称は「
初代 Kingentei Umanosuke the 1st | |
本名 | 伊藤 武 |
---|---|
生年月日 | 1928年4月9日 |
没年月日 | 1976年2月6日(47歳没) |
出身地 | 日本・東京府東京市四谷区四谷 |
死没地 | 日本・東京都文京区 |
師匠 | 五代目古今亭志ん生 八代目桂文楽 |
弟子 | 金原亭馬太呂 金原亭駒三郎 |
名跡 | 1. 古今亭志ん駒 (1944年 - 1948年) 2. むかし家今松 (1948年 - 1955年) 3. 初代金原亭馬の助 (1955年 - 1976年) |
出囃子 | どうぞ叶えて |
活動期間 | 1944年 - 1976年 |
所属 | 落語協会 |
経歴
編集1944年11月に五代目古今亭志ん生に入門。志ん駒を名乗るが志ん生が満州に慰問に出た為臨時で八代目桂文楽門下に移籍。
1975年12月、山田五十鈴の『たぬき』の再演中に文京区の日本医科大学付属病院へ入院。胃がんのため1976年2月6日10:04に死去。47歳没[1]。
芸歴
編集人物
編集フジテレビ『お笑いタッグマッチ』の回答者役として出演していた時期もある。
鳴り物の名手でもあった。
姓は一時期小沼。最初の結婚で改姓し、夫人の病死後に伊藤に戻している。
得意演目
編集志ん生譲りの『六尺棒』『干物箱』『権助芝居』『徳ちゃん』『宮戸川』などのほか、一方で『六段目』『七段目』などの芝居噺も得意とした。
弟子
編集師匠馬の助の死後は十代目金原亭馬生門下に移籍
アマチュア弟子
編集脚注
編集注釈
編集参考文献
編集- 諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社、ISBN 458212612X