野田大燈
野田 大燈(のだ だいとう、1946年3月21日 - )は、日本の曹洞宗の僧侶、教育者。喝破道場塾長、報四恩精舎住職。元總持寺後堂。
サッカーワールドカップ日本代表元監督の岡田武史の心の師として知られる。
略歴
編集1946年3月21日、香川県高松市に生まれる。1973年、働きながら香川県立高松南高等学校定時制を卒業。指圧鍼灸専門学校に通い、健康器具販売会社を設立。1974年4月8日、駒澤大学理事長の栗田大俊に師事して出家得度。瑞応寺専門僧堂にて修行。1975年、遺産の土地に醤油樽、後にバスを改造した「報四恩精舎」を建てる。不登校や非行の青少年を受け入れ、1984年に財団法人喝破道場を設立。1993年、四恩の里設立、1994年、若竹学園を設立。2001年、板橋興宗に呼ばれ、総持寺後堂を務め、カウンセリングを僧堂に導入する。2006年、青少年の受け入れ事業「若者自立塾」が、厚生労働省の正式な委託事業となる。
受賞歴
編集著書
編集- 『カッパ独語』(美巧社、1984年)
- 『カッパ問答』(喝破道場、1992年)
- 『みどりの中の禅道場-シンプル&ナチュラル-』(EH春潮社、2004年)
- 『いちばん大切なこと-禅的発想のススメ-』(ビジネス社、2005年)
- 『ほっとする般若心経』(高木大宇書画、二玄社、2008年)
- 『子どもを変える禅道場-ニート・不登校児のために-』(大法輪閣、2008年)
監修
編集- 『ほっとする禅語70 続』(杉谷みどり文・石飛博光書、二玄社、2004年)
- 『平常心是道-W4545杯16強に導いた岡田前監督を支えた言葉-』(毎日コミュニケーションズ、2010年)
論文
編集出演
編集TV
編集- こころの時代 - 2015年11月29日
ラジオ
編集参考文献
編集- 『子どもを変える禅道場-ニート・不登校児のために-』(大法輪閣、2008年)
外部リンク
編集- 社会福祉法人四恩の里/喝破道場
- カッパの若者自立塾blog
- 野田大燈 (@Kappa_Daito) - X(旧Twitter)