釉木淑乃
釉木 淑乃(ゆうき よしの、1955年10月3日[1] - 2008年4月14日[2])は、日本の小説家。露文タイピスト。本名、長倉淑乃。埼玉県志木市生まれ[3]。
釉木 淑乃 (ゆうき よしの) | |
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誕生 |
1955年10月3日 埼玉県志木市 |
死没 |
2008年4月14日(52歳没) 埼玉県朝霞市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
ジャンル | 小説 |
主な受賞歴 | すばる文学賞(1991年) |
デビュー作 | 「予感」 |
親族 | 兄:永倉万治 |
ウィキポータル 文学 |
経歴
編集青山学院中等部・高等部卒業[4]。ミール・ロシア語研究所でロシア語を学ぶ[4]。科学技術翻訳会社で露文タイピストとして働く傍ら、ツアーの添乗にも従事する[3]。1991年、「予感」で第15回すばる文学賞を受賞し、小説家デビューを果たす[5]。兄は、小説家の永倉万治[2]。2008年4月14日、膵臓癌のため急逝する[2]。
作品リスト
編集小説
編集- 『予感』(1992年1月 集英社)
- 『カーニバル』(1992年10月 集英社)
- 『リフレイン』(1994年2月 講談社)
- 『ケンタウロス座』(1995年6月 集英社)
- 『帰ってきた黄金バット』(2006年9月 集英社)
脚注
編集出典
編集- ^ 万治くらぶ 第49号
- ^ a b c 永倉万治 年譜 60
- ^ a b 万治くらぶ 第270号
- ^ a b 『予感』、集英社、143頁。
- ^ すばる文学賞 | 集英社