郷原駅
群馬県吾妻郡東吾妻町にある東日本旅客鉄道の駅
郷原駅(ごうばらえき)は、群馬県吾妻郡東吾妻町大字郷原にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)吾妻線の駅である。
郷原駅 | |
---|---|
駅舎(2021年7月) | |
ごうばら Gōbara | |
◄群馬原町 (4.4 km) (1.7 km) 矢倉► | |
所在地 | 群馬県吾妻郡東吾妻町大字郷原607 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■吾妻線 |
キロ程 | 26.3 km(渋川起点) |
電報略号 | コハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
86人/日(降車客含まず) -2011年- |
開業年月日 | 1946年(昭和21年)4月20日[1][2] |
備考 | 無人駅[1](乗車駅証明書発行機 有) |
歴史
編集- 1946年(昭和21年)4月20日:運輸省の駅として開設[1][2]。建設に伴い行われた発掘調査で、国指定重要文化財のハート形土偶が発見された。
- 1960年(昭和35年)1月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1962年(昭和37年)2月1日:業務委託駅化(吾妻運輸受託)[3]。
- 1971年(昭和46年)2月1日:荷物扱い廃止[4]、無人駅化[5]。
- 1985年(昭和60年)2月:当時の高崎鉄道管理局の余剰人員対策で行われていた貨車解体の一環として、余剰貨車を改装した待合室を設置[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2]。
- 2014年(平成26年)10月1日:東京近郊区間に編入される[7]。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。両ホームは構内踏切で連絡している。
のりば
編集ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | ■吾妻線 | 下り | 長野原草津口方面 |
反対側 | 上り | 高崎方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
※案内上の番線案内は設定されていない。
-
ホーム(2021年7月)
-
構内踏切(2021年7月)
利用状況
編集群馬県統計年鑑によると、1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2002年 | 115 |
2003年 | 110 |
2004年 | 120 |
2005年 | 120 |
2006年 | 121 |
2007年 | 121 |
2008年 | 114 |
2009年 | 88 |
2010年 | 84 |
2011年 | 86 |
駅周辺
編集バス路線
編集「郷原駅」停留所から、関越交通が運行する路線バスが発着する。
- 原町駅(左回り / 右回り)
- 大柏木 ※平日夕運転
- 日赤病院 ※平日朝運転
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 12号 大宮駅・野辺山駅・川原湯温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月28日、24頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、456頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「三駅を民間に委託 赤字の国鉄長野原線」『毎日新聞』毎日新聞社、1962年1月25日、夕刊、7面。
- ^ “日本国有鉄道公示第19号”. 官報. (1971年1月29日)
- ^ 「通報 ●長野原線市城駅ほか2駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年1月29日、4面。
- ^ 高橋, 守「お座敷客車と周辺余録」『車両と電気』第36巻第9号、車両電気協会、36-38頁、doi:10.11501/2323021。
- ^ 『吾妻線にSuicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2014年5月26日。オリジナルの2019年6月29日時点におけるアーカイブ 。2020年5月24日閲覧。
- ^ 郷原城と潜竜院岩櫃城興亡史
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(郷原駅):JR東日本
- 郷原駅 真田ファン待つ無人駅 - 上毛新聞ニュース動画