郭錠煥
郭 錠煥(カク・ジョンファン、곽정환、1936年1月22日 - )は韓国人の宗教家。「世界基督教統一神霊協会」(統一教会)の古参幹部。「世界平和教授アカデミー」設立会長(1973年)、韓国鮮文大学および米国ブリッジポート大学理事長、韓国日刊紙『世界日報(セゲイルボ)』発行人、「国際救援友好財団」(IRFF、1975年より)主宰などを歴任[1]。現在、「UPI通信」会長、米紙『ワシントン・タイムズ』会長、世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)世界会長、「世界平和統一家庭連合」世界会長、「世界平和統一家庭党」総裁[2]、「城南一和天馬」のオーナー、財団法人「鮮文平和サッカー財団」理事長、「ピースカップ」組織委員長、「韓国プロサッカー連盟」(Kリーグを運営)会長を務める。
概要
編集本貫は玄風郭氏[3]。統一教会の古参幹部であり、統一教会におけるナンバー2と見られている[4]。娘はかつて統一教会教祖の後継者と見られていた文鮮明の3男、文顕進に嫁いでいる。
略歴
編集- 5月15日 ソウル市の統一教会の旧本部教会で33組合同結婚式に参加。
- 「世界平和教授アカデミー」の設立会長に就任。
- 1975年
- 「国際救援友好財団」(IRFF)を主宰。
- 3月 娘、郭全淑(カク・チョンスク)が文鮮明の三男、文顕進と結婚。
- 1984年1月2日に自動車事故で17歳で亡くなった文鮮明の次男、文興進(ムン・フンジン、문흥진)がアフリカのジンバブエの男性の信者に憑依したとの噂を現地に調査に行き、本物だと報告([5]、p192)。
- 2月14日- 「世界文化体育大典2002」(韓国)の大会組織委員長を務める。
- 9月26日 「UPI通信」新社長に任命される。
- 3月10日 政党「天宙平和統一家庭堂」(略称、「家庭堂」)の結党大会において党総裁として選出される。
- 「世界文化体育大典(WCSF)2003」の大会組織委員長を務める[4]。
- 8月11日~15日、韓国ソウルのヒルトンホテルで開催された「世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)が主催する「世界指導者サミット」で基調講演を行う(12日)。
- 7月23日 「世界文化体育大典2004」(韓国・天安市の柳寛順体育館)の大会組織委員長を務める[6]。
参考文献
編集- 田井友季子 『神の代辯者』(世界日報社 1995年2月5日) ISBN 4882010550:第2章「文鮮明師と予言」、第3章「新しい教え」で著者の田井友季子と対談している。
脚注
編集- ^ 座談会 「北東アジアの平和と『在日』の役割」(世界日報 2004年9月30日)
- ^ 〈速報〉統一教会、全選挙区で立候補へ(有田芳生の酔醒漫録)
- ^ “(59)현풍 곽씨(玄風郭氏.포산)-140,283명” (朝鮮語). 서울이코노미뉴스 (2014年9月11日). 2022年8月16日閲覧。
- ^ a b c 株式会社エスパルへの抗議書(霊感商法の実態)
- ^ 洪蘭淑(著) 林四郎(訳) 『わが父 文鮮明の正体』(文藝春秋 1998年11月25日)ISBN 978-4163546100
- ^ 世界文化体育大典が開幕(世界基督教統一神霊協会公式ウェブサイト)
- ^ WCSF(世界文化体育大典)2005開催(世界基督教統一神霊協会公式ウェブサイト)
- ^ 家庭党候補者の資産公開(有田芳生の酔醒漫録)
- ^ 〈速報〉統一教会候補全員落選(有田芳生の酔醒漫録)
関連項目
編集- 文顕進(義理の息子)