遼東守備軍(りょうとうしゅびぐん)は、大日本帝国陸軍の一つ。

遼東守備軍
創設 1904年(明治37年)8月14日
廃止 1905年(明治38年)4月27日
所属政体 大日本帝国
所属組織 大日本帝国陸軍
部隊編制単位
所在地 満州
最終上級単位 満州軍
戦歴 日露戦争
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沿革

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日露戦争に伴う占領地の守備、兵站確保、軍政実施のため、1904年(明治37年)8月に編成され、満州軍に編入、遼東半島に配備された。旅順大連金州に軍政署を設置。1905年(明治38年)4月に廃止された。

軍概要

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司令部構成

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遼東兵站監部

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最終時隷下部隊

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  • 臨時電信隊
  • 兵站司令部(11個)
  • 後備歩兵第33連隊:河村光治 中佐
  • 後備歩兵第48連隊
  • 後備歩兵第15旅団:松居吉統 大佐
    • 後備歩兵第54連隊:松原瞹三郎 中佐
    • 後備歩兵第57連隊:森祇敬 中佐
    • 後備歩兵第49連隊:菊野景衛 中佐
  • 後備歩兵第4旅団

関連項目

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参考文献

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  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。