遠藤正敬

日本の政治学者

遠藤 正敬(えんどう まさたか、1972年 - )は、日本の政治学者

略歴

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千葉県野田市生まれ。2009年早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了、「近代日本の植民地統治における国籍と戸籍 「日本人」の画定における政治性」で博士(政治学)。2014年より早稲田大学台湾研究所非常勤次席研究員。2017年『戸籍と無戸籍』でサントリー学芸賞受賞[1]。専門は政治と戸籍および国籍

著書

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  • 『近代日本の植民地統治における国籍と戸籍 満洲・朝鮮・台湾』明石書店 2010
  • 『戸籍と国籍の近現代史 民族・血統・日本人』明石書店 2013
  • The State Construction of 'Japaneseness': The Koseki Registration System in Japan. Melbourne: Trans Pacific Press.
  • 『戸籍と無戸籍 「日本人」の輪郭』人文書院 2017
  • 『天皇と戸籍 ─「日本」を映す鏡』筑摩書房 2019
  • 『犬神家の戸籍 -「血」と「家」の近代日本-』青土社 2021

論文

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関連項目

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脚注

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  1. ^ サントリー学芸賞(2018年2月閲覧)