遠藤新一

大日本帝国陸軍軍人

遠藤 新一(えんどう しんいち、1893年明治26年)11月3日[1] - 1956年昭和31年)7月[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。功三級[2]

遠藤 新一
生誕 1893年11月3日
日本の旗 日本 福島県
死没 1956年7月??
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1916年 - 1945年
最終階級 陸軍少将
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経歴

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1893年(明治26年)に福島県で生まれた[1]陸軍士官学校第28期、陸軍大学校第40期卒業[3]1939年(昭和14年)3月9日陸軍歩兵大佐進級と同時に第3師団参謀長(第11軍)に就任し[2]日中戦争に出動[1][3]。同年11月21日に陸軍士官学校教官に転じ[2]1941年(昭和16年)7月に近衛歩兵第5連隊補充隊長を経て[2]1942年(昭和17年)5月に歩兵第3連隊長(関東軍第1方面軍第28師団)に着任[2][3]

1943年(昭和18年)3月1日に陸軍少将に進級し[2]、第33歩兵団長に就任[2]3月13日西部軍司令部附となり[1]8月2日に第47歩兵団長(北方軍第47師団)に就任[1][3]1944年(昭和19年)1月10日東部軍司令部附となり[4]6月15日に編制された独立混成第57旅団(南方軍第2軍[5]の旅団長に6月21日に着任[1]セレベス島に出征し[3]、同地の守備に任じて終戦を迎えた[3]

1948年(昭和23年)1月31日、公職追放仮指定を受けた[6]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 福川 2001, 136頁.
  2. ^ a b c d e f g 外山 1981, 396頁.
  3. ^ a b c d e f 福川 2001, 137頁.
  4. ^ 第5号 昭和19年1月11日 陸軍異動通報」 アジア歴史資料センター Ref.C12120900200 
  5. ^ 藤井 2020, 170頁.
  6. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十三年一月三十一日 仮指定者」211頁。

参考文献

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  • 藤井非三四 著『知られざる兵団 帝国陸軍独立混成旅団史』国書刊行会、2020年。ISBN 4336065977 
  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026