道垣内弘人
日本の法学者
道垣内 弘人(どうがうち ひろと、1959年6月14日 - )は、日本の法学者。専門は民法。東京大学教授を経て、専修大学教授。元司法試験2次試験考査委員(民法)。岡山県岡山市出身。米倉明門下。
人物
編集担保物権や信託法を主に研究する。法律要件充足性の実質的考察から入門著書においても法的効果の観点から立法論を展開している。同じく法学者の道垣内正人(東京大学教授、早稲田大学大学院法務研究科教授)は実兄。
略歴
編集著書
編集- 『信託法理と私法体系』(有斐閣、1996年8月)
- 『買主の倒産における倒産における動産売主の保護』(有斐閣、1997年8月)
- 『民法学説百年史 - 日本民法施行100年記念』共著(三省堂、1999年12月)
- 『民法研究ハンドブック』共著(有斐閣、2000年5月)
- 『金融取引と民法法理』(有斐閣、2000年9月)
- 『刑法と民法の対話』共著(有斐閣、2001年5月)
- 『信託取引と民法法理』大村敦志・滝沢昌彦共著(有斐閣、2003年12月)
- 『新しい担保・執行制度 補訂版』共著(有斐閣、2004年6月)
- 『ゼミナール 民法入門 4版』(日本経済新聞社、2008年4月)
- 『担保物権法 4版』(有斐閣、2017年6月)
- 『信託法入門』(日本経済新聞出版社、2007年5月)
- 『民法判例百選 I・II 6版』編者(有斐閣、2009年4・5月)
- 『プレップ 法学を学ぶ前に』(弘文堂、2010年4月)
- 『民法判例百選 I 9版』編者(有斐閣、2023年2月)
脚注
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外部リンク
編集- 東京大学法学部LPnewsletter [リンク切れ]- 自己紹介