辻 節三(つじ せつぞう、1913年10月31日[1] - 2001年3月25日)は、日本の工学者。専門は制御工学

経歴

編集

福岡県に生まれる。1931年福岡県中学修猷館[2]1933年旧制福岡高等学校理科甲類[3]を経て、1936年3月、九州帝国大学工学部を卒業[4]

卒業後、官立明治専門学校(現・九州工業大学)の講師となり、電気機械を講義、1938年教授に進む。1943年九州帝国大学の助教授となり、1950年教授に進み[4]1974年4月から1976年3月にかけて同工学部長を務める。九州大学を退職後、福岡大学工学部教授に就任。

1986年、勲二等旭日重光章を受章。2001年3月25日、心不全のため死去[1]

脚注

編集
  1. ^ a b 『現代物故者事典2000~2002』(日外アソシエーツ、2003年)p.399
  2. ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』(修猷館同窓会、2020年)同窓会員25頁
  3. ^ 『福岡高等学校一覧 第19年度(自昭和15年4月至昭和16年3月)』(福岡高等学校編、1941年)180頁
  4. ^ a b 『ふるさと人物記』(夕刊フクニチ新聞社、1956年)91-92頁

参考文献

編集