辛格庄累層
辛格庄累層(辛格庄層、Xingezhuang Formation)は、中国の白亜紀後期カンパニアンの地層。山東省の諸城市の近くにある[1]。
動物相
編集ケラトプス類
編集属 | 種 | 場所 | 層序 | 標本 | メモ | 画像 |
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S. zhuchengensis |
N/A |
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部分的な頭骨 |
セントロサウルス亜科 パキリノサウルス族に属する恐竜。全長6m以上、体重2t以上に成長したと考えられる。アジアのケラトプス科で最初に発見されたものである。短く湾曲した角を鼻の上に備え、上眼窩角はなく、前方に湾曲した奇妙なトゲの装飾が縁に並ぶフリルを有する。頭の長さは180cmでセントロサウルス亜科最大である。 |
その他
編集属 | 種 | 場所 | 層序 | 標本 | メモ | 画像 |
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H. aigahtens |
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頭骨つきの全身骨格 |
サウロロフス亜科のハドロサウルス類。全身18.7m、全高11.3mと推定される。既知の中で最大の鳥盤類。恐らくシャントゥンゴサウルスのシノニム。 |
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S. giganteus |
N/A |
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全身骨格 |
エドモントサウルスに近縁なサウロロフス亜科のハドロサウルス類。全身14.7~16.6m。 | ||
Z. magnus |
山東省 |
王氏層群 |
断片的な頭骨 |
ティラノサウルス類。全身10~12m、体重6t以上と推定される。同じくアジアのティラノサウルス類であるタルボサウルスとは上顎骨や後頭部の構造が異なる。 |
出典
編集- ^ Zhao Xijin, Wang Kebai, & Li Dunjing. (2011). "Huaxiaosaurus aigahtens." Geological Bulletin of China 30 (11):1671-1688
- ^ Mortimer, M.. “Tyrannosauridae”. Theropod Database. September 29, 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。12 May 2015閲覧。